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List of Trusted Funds Please make donations via public agencies, large firms and reliable routes. Every single time a large disasters like this happen, there are always scammers out there! AMERICAN RED CROSS These guys can handle disasters sizes that are unmanageable by the Japanese Red Cross. They respond quite quickly every time. Donate Here http //american.redcross.org/site/PageServer?pagename=ntld_main s_src=RSG000000000 s_subsrc=RCO_Donate_OnlineGiving GLOBALGIVING They disburse donations to Earthquake and Tsunami related disasters all around the world. Donate Here http //www.globalgiving.org/projects/japan-earthquake-tsunami-relief/ SAVE THE CHILDREN Immediate mobile humanitarian relief in the form of emergency health care and provides non-food stuff and shelters. Donate here https //secure.savethechildren.org/site/c.8rKLIXMGIpI4E/b.6617251/k.7E71/Donate_to_the_Japan_Earthquake_Tsunami_Children_in_Emergency_Fund/apps/ka/sd/donor.asp?msource=wellpaqkf311 AMERICARES Dispatches to anywhere in the world immediately in case of a major disaster for medical aid and relief. Donate Here INTERNATIONAL MEDICAL CORPS These guys have contacts in Japan, they mobilize to provide medical attention. Donate Here https //www.internationalmedicalcorps.org/SSLPage.aspx?pid=1967 SHELTER BOX They were the first ones to be in Japan for aid. Donate Here http //www.shelterbox.org/donate.php How to help Japan from US by New York Times WARNING There is currently an email circulating asking donations to the Japanese Red Cross. The Red Cross or most humanitarian agencies DOES NOT EVER ask for donations via email, and instead asks for donations on their legitimate website.
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第2幕 (森の奥深く。舞台後方は、洞窟への入口が一面に広がっている。舞台中央に向かって地面は登り坂になり、中央の小高い平らな丘にまでつながっている。その丘を越えると、坂は下りになり、洞窟にまでつながっている。したがって、観客からは、洞窟の上の方しか見ることはできない。左手には、木々の合い間を通して、裂け目だらけの岩壁が見分けられる。暗い闇夜だが、その闇は舞台後方で最も濃いため、最初のうち観客には洞窟の存在すら見分けることができない) 前奏曲と第1場 (アルベリヒ、ファフナー、さすらい人) <アルベリヒ> (岩壁に脇をもたれ、陰鬱に考え事をしている) 夜の森で、俺は、嫉妬の洞窟を見張っている。 耳をそば立てながら、目を皿のようにして見張っている。 不安な一日よ・・・もう始まろうというのか? 早くも闇を追いのけ、明けるというのか? (その時、舞台右手で、つむじ風が巻き上がり、青みがかった輝きがそこから放たれる) なんだ?あのきらきらした光は? 明るい光がどんどん近づいてくる。 輝く馬のように、ごうごうとうなりながら、 森を走り抜けて来る。 さては早くも龍退治する者が来たのか? ファフナーを打ち殺す者が来たのか? (つむじ風は収まり、輝きも消える) 光が消え、 明かりも消えた。 またも夜だ。 (さすらい人が森から出てきて、アルベリヒに向かい合う) 影の中に光るお前は、何者だ? <さすらい人> わしは、夜を突いて、ナイトヘーレに来たのだ。 暗闇の中にいるお前こそ何者だ? (突然、雲が裂けて月光が射し込み、さすらい人の姿が照らし出される) <アルベリヒ> (さすらい人の姿を認めると、驚いて後じさりするが、瞬く間に凄まじい怒りを爆発させる) この場所に、お前自身が姿を見せるとは! 何を始める気だ? 消えちまえ! 失せろ!恥知らずな泥棒め! <さすらい人> (落ち着き払って) 黒いアルベリヒよ。こんな所をうろついていたのか? ファフナーの住みかを見張っていたのか? <アルベリヒ> どうせまた新たな嫉妬に駆られて来たのだろう? こんな所で休まずに、とっとと失せろ! この場所は、もう危険なほど、欺瞞に満ちている。 厚かましいお前だとて、もうこの場所は放っておけ! <さすらい人> わしは見るために来たのであって、 行為するために来たのではない。 誰が、さすらい人の行く手を遮ると言うのだ? <アルベリヒ> (悪意を込めてカラカラと笑う) お前は、あくどい陰謀の親玉じゃないか! もし、間抜けな俺が、あの時みたいにバカで、 お前にあっさりと縛り上げられたなら、 そのほうが、きっと好都合だろう。 それならば、今度もまたあっさりと、 俺の指輪を奪い取れるだろうよ! だがな、気をつけろよ!お前の手口はよく知っている。 それに、お前の弱みだって、 もうこの俺は、お見通しなのだ。 俺の財宝を使って、お前は借金を帳消しにした。 城を建てた巨人達の働きへの報酬として、 俺の指輪を渡したのだから。 あの時、あの強情な巨人族とお前が交わした契約は、 今もなお、ルーネ文字として、 お前の槍の柄に刻まれている。 だからこそ、お前は、かつて対価として支払ったものを、 巨人達から奪い取ることはできないのだ。 そんなことをすれば、お前自らが槍の柄を真っ二つに割り、 手に持っている強力な支配の杖を、 粉々にしてしまうわけだからな! <さすらい人> お前のような邪悪な者を捕らえるためには、 槍に刻まれた契約の信義のルーネ文字を使う必要もない。 お前を従わせるには、槍が本来持つ力を使えば十分だ。 だから、わしは戦いに備えて、槍を大事にしているのだ! <アルベリヒ> いきがって強そうなふりをしているが、 内心は不安でたまらないんだろう! 俺のかけた呪いのせいで、 宝の持ち主は、死の運命を背負ってしまう。 「次に、この宝を受け継ぐのは、誰なんだ? 誰もがうらやむ宝は、 再びニーベルングの手に入るのではないか?」 そんな考えが、お前を永遠の不安に突き落としているのだ! ひとたび宝が俺の手中に戻ったら、 俺は、あのバカな巨人達とは違うやり方で、 指輪の力を使ってやるぞ。 震えあがるがいい!神聖な勇者の守護者よ! ヴァルハラの天上世界を、俺は地獄の軍隊で急襲するぞ。 そうして世界を支配するのだ! <さすらい人> (落ち着き払って) 言いたいことは良く分かったが、 だからと言って、わしが心配するようなことは何もない。 指輪を手に入れる者が、指輪を持てばいいだけのことだ。 <アルベリヒ> お前がそんなに曖昧な返事をする理由を、 俺はよく分かっているぞ! お前は、運命への叛逆心を、勇者たる息子達に預けたのだ。 (嘲るように) お前の血を引く勇者達にな。 お前は、ある若者の面倒を見ているが、 そいつがうまく果実を摘み取れば、 (ますます激しい口調で) お前自身は禁を破らずとも済むわけだものな? <さすらい人> 口論なら、わしとではなく、ミーメとするがいい。 お前の弟ミーメこそ、お前を危険に陥れるぞ。 ミーメが連れてくる若者は、 必ずやファフナーを倒すだろう。 わしのことは何も知らないこの若者を、 あのニーベルングは、自分のために利用しているのだ。 それゆえ、お前には、こう言おう。 お前の好きなようにするのだ! (アルベリヒは、激しい好奇心を示すような仕草を見せる) わしの言うことをよく聞け!注意して聞け! 若者のほうは指輪のことなど知らない・・・ しかし、ミーメが指輪を見つけてしまうぞ。 <アルベリヒ> (激しく) お前は、財宝からは手を引いたのか? <さすらい人> わしの愛する者を、わしは自分のままにしておいてやりたい。 生きようが死のうが、その者が自分で決めるのだ・・・ わしにとって必要なのは、そのような勇者のみなのだ。 <アルベリヒ> 俺は、ミーメとだけ、指輪を争えばいいのか? <さすらい人> お前以外に黄金を欲しがっているのは、あの男だけだ。 <アルベリヒ> だが、もし、俺の手に入らなかったら? <さすらい人> (さすらい人は悠然と近づいてくる) 一人の勇者が、宝を得ようと、近づいてくる。 二人のニーベルング族が、黄金を欲している。 指輪を見張っているファフナーが斃される時、 うまく指輪をかすめ取れば、指輪はその者の手に入るだろう。 他に何か知りたいことがあるか? あそこに龍が寝ているぞ・・・ (さすらい人は洞窟の方へ振り向く) お前が、あの龍に、死について警告すれば、 あるいは、つまらぬ宝など、自発的に手放すかも知れん。 わしが、お前に代わって、あの龍を起こしてやろうか。 (さすらい人は、洞窟の前の小高い丘に陣取って、洞窟の中に向かって呼びかける) ファフナー!ファフナー! 起きるのだ!龍よ! <アルベリヒ> (緊張と驚きの中で、独り言を言う) こいつ、何を始める気だ? 本当に俺に指輪をくれるってのか? (真っ暗な舞台の奥深くから、大きなメガホンを通したファフナーの声が聞こえてくる) <ファフナー> 誰だ?俺の眠りを邪魔するのは? <さすらい人> (洞窟に向かいながら) お前に、危険を知らせに やって来た者がいるぞ。 お前の命を救いに来た者がいるぞ。 命を救いたくはないか? その者に、お前の持つ宝を渡すのと引き換えに。 (さすらい人は、洞窟に向けて耳を澄ます) <ファフナー> その男は、何が欲しいんだ? <アルベリヒ> (さすらい人の傍に進んで来ていたアルベリヒも、洞窟の中に呼びかける) 起きろ、ファフナー!起きろ、龍よ! 強い勇者がやって来て、 お前の大事な体を打ち倒すぞ。 <ファフナーの声> そいつを、すきっ腹に詰め込んでやるよ。 <さすらい人> その若者の力は強く、 剣の切れ味は鋭いぞ。 <アルベリヒ> その若者が欲しいのは、黄金の指輪だけだ。 だから、その指輪を俺にくれれば、 俺がその見返りに、戦いを回避してやろう。 お前はこのまま宝を持ち、 安らかに生き永らえれば良い! <ファフナーの声> 俺は、寝たまま、持ち続ける。 (大あくびをする) 眠らせてくれ! <さすらい人> (さすらい人は大笑いして、アルベリヒのほうに振り返る) ふむ。アルベリヒ。失敗だったな。 だが、わしを嘘つきと罵るのはやめてくれ! お前にもう一つ大事なことを教えてやろう・・・ (親しげにアルベリヒのもとに歩み寄りながら) 全ての物事は、それぞれの性質に従っていて、 その性質は寸分たりとも、お前には変えられないのだ。 この場を、わしはお前に譲ろう・・・しっかり陣取れよ! まず、お前の弟ミーメで、試してみるがいい。 あの男の性質なら、お前のほうが良く予測できるだろう。 (下り坂に向かいながら) 他の事物の性質についても、よく勉強してみることだな! (さすらい人は森の中に消える。つむじ風が巻き起こり、明るい光がぴかっと光るが、どちらもすぐに消えていく) <アルベリヒ> (飛び去って行くさすらい人を見やりながら) あいつ、光る馬に乗って、飛んで行きやがった。 俺を不安と嘲りとに包み込んだまま。 だがな・・・笑っていられるのも今のうちだぞ。 軽薄で、遊び好きの、ならず者の神々め! お前たちが滅びる姿を、この目で見てやるからな! あの黄金が、光を浴びて輝く限り、 知恵ある俺は、見張り続ける。 反逆の意地が、いずれはお前らを出し抜くのさ! (アルベリヒは、するりと岩壁の隙間に入り込む。舞台は空っぽになっている。曙光が広がり始める) 第2場 (ミーメ、ジークフリート、ファフナー、森の小鳥) (曙光が射し込む中、ミーメとジークフリートが登場する。ジークフリートは靭皮で作った剣帯に剣を差しこんでいる。ミーメは、じっくりと辺りを見渡す。ついには探るように舞台後方まで行くが、やがて舞台前景の中央にある小高い丘が陽射しに照らされて明るくなると、ミーメの姿は真っ黒な影に隠れてしまう。やがてミーメはジークフリートに合図する) <ミーメ> 着いたぞ!ここでゆっくりしよう! <ジークフリート> (大きな菩提樹の下に腰掛け、周りを見渡す) こんな所で「恐怖」が学べるのかい? ずいぶん遠くにまで連れてきたなあ。 森の中を一晩中、 二人で歩いてきたのだから。 さあ、ミーメ、もうぼくとは離れてくれ! ぼくがここで、 学ぶべきものを学べなかったら、 ぼくは一人で、先に行くよ。 そしたらやっと、お前とはおさらばだ! <ミーメ> (ミーメはジークフリートに向かい合って座り、その目は相変わらず洞窟へと向けられている) お前や・・・わしの言うことを聞くのじゃ! 今日ここで「恐怖」を学べなかったら、 別の場所、別の時に、 それを学ぶことは難しかろう。 あの真っ暗な洞窟の裂け目を見たかい? あの中には、背筋も凍る凶暴な龍が潜んでいるのだ。 その龍は物凄く怒りっぽく、しかも巨大だ。 恐ろしい口をがばっと開けて、 あの邪悪な龍は、お前を一飲みにして、 髪の毛や皮ごと食べてしまうのだ。 <ジークフリート> (相変わらず菩提樹の下に腰掛けながら) その龍の口をふさいでしまえばいいじゃないか。 そしたら噛まれることもないだろう。 <ミーメ> あの龍は、毒の泡を口から吐くのじゃ。 獲物に唾液の汁をペッと吐きかけると、 たちまち肉も骨も消え失せてしまうのじゃ。 <ジークフリート> よだれの毒に溶かされないように、 ぼくは龍の横腹に回り込む。 <ミーメ> 蛇のように細くて長い尻尾が、巻き上がるぞ。 龍はその尻尾を獲物に巻きつけて、固く締め上げ、 獲物の体をガラスのように粉々にしてしまうのじゃ! <ジークフリート> 尻尾の動きにつかまらないよう、 そいつの動きに注意するさ。 だが、一つ教えてくれ・・・ その龍には、心臓がついているのかい? <ミーメ> 怒りっぽくて硬い心臓がついている! <ジークフリート> やっぱり心臓はあるのか。 その心臓は、人にせよ、獣にせよ、 誰もが持っている所についているのか? <ミーメ> そうとも・・・お前・・・龍も心臓を持っている。 さあ、恐怖を感じてこないかい? <ジークフリート> (これまで体を伸ばして寝そべっていたジークフリートは、急いで体を起こして座る) ノートゥングを、そいつの心臓に突き刺してやるよ! こんなものが「恐怖」だって言うのかい? おい!この老いぼれ! これがお前の知恵で教えられる限界なのか? だったら、もうお前の道を行くがいい。 こんな所で「恐怖」など学べるものか。 <ミーメ> まあ、待て!待て! わしがお前に言うことは、今は空疎に響くじゃろうが、 百聞は一見にしかず・・・まずはやってみなければ。 間もなく、お前の意識はぶっ飛ぶぞ! 目がかすみ、 大地が揺らぎ、 心臓が不安げにバクバクと打ち鳴らす時・・・ (きわめて親しげに) その時お前は、ここまで連れて来たわしに感謝するじゃろう。 ミーメがお前をどんなに愛していたか分かるじゃろう。 <ジークフリート> お前がぼくを愛するはずがあるかい! 前に言わなかったか? 目の届かない所に行けと言うんだ! 一人にしておいてくれ・・・ さもなけりゃ、もうこれ以上耐えられないんだ。 愛なんて言われちゃ余計にな! お前が気色悪く、うなずいたり、目を瞬かせる様子を、 一体いつになれば、ぼくは見なくて済むんだ? こんな阿呆と、いつになれば、おさらばできるんだ? <ミーメ> もう一人にしてやるよ。 わしは泉のほとりで一休みする。 お前はここに残っていろ。 そして太陽が高く昇ったら、 龍の動きに気をつけろ。 きっと龍は洞窟を転がり出て、 この場所の脇を通り過ぎて、 泉の水を飲みに行くじゃろうから。 <ジークフリート> (大笑いして) ミーメ。お前が泉のほとりにいるなら、 ぼくは龍を、お前の所に行かせようか。 ノートゥングを龍の臓器に突き刺すのは、 まずお前が龍に飲み込まれてからにしてやろう。 だから、ぼくの言う通りにしろ。 泉のほとりでなんか休むな。 できるだけ遠くに消え失せて、 もう二度とぼくの所には来ないでくれ! <ミーメ> 戦勝の暁の気晴らしとして、 わしが来るのは拒まんじゃろう? (ジークフリートは、ミーメをしっしと追い払う) わしを呼ぶんじゃよ・・・ 何か助言が欲しくなったらな。 (ジークフリートは、ミーメを追い払う仕草を、物凄い勢いで繰り返す) または、「恐怖」がお気に召した場合もな。 (ジークフリートは立ち上がり、怒りに満ちた身振りでミーメを追い払う) <ミーメ> (退場しながら、独り言で) ファフナーとジークフリート・・・ジークフリートとファフナーか・・・ ああ・・・あいつらが共倒れになってくれりゃいいのになあ! (ミーメは舞台右手に広がる森の中へと姿を消す) <ジークフリート> (ジークフリートは、菩提樹の下で、気持ち良さそうに体を軽く伸ばし、去って行くミーメの姿を見ている) あいつがぼくの父さんでなくて、 ほんとうに良かった! ようやく今、爽やかな森が心地よく思え、 太陽が楽しく微笑みかけてくるようになった! やっと、あのイヤな奴がいなくなり、 もう二度と会わずに済むんだもの! (ジークフリートは黙ったまま物思いに沈む) どんな姿だったんだろう?ぼくの父さんは・・・。 決まってるさ!ぼくにそっくりだったんだ! もしもミーメに息子がいたなら、 そいつはミーメに瓜二つなはずじゃないか? まさにあんな感じの、暗い顔した陰気な奴で、 背は低く、猫背で、こぶだらけで、足を引きずり、 耳はぶらんと垂れ、ただれた目をして・・・ いいや・・・もう小びとの話なんかよそう! あんな奴には、もう二度と会いたくないんだから。 (ジークフリートはさらに深く体をもたせ、木のこずえ越しに空を見上げる。深い静寂) (森のささやき) だけど・・・ぼくの母さんこそ、どんな姿だったんだろう? ぼくには、想像することさえできない! きっと、お母さんの両眼は、 雌鹿のように、明るくきらきらと輝いて・・・ いや、それよりも、もっと美しかったはず! 心に不安を抱えながら、ぼくを産み落とした時、 なぜ、お母さんは死んだのだろう? 人間の母親は、子供を産むと みんな死んでしまうという決まりでもあるんだろうか? だとすれば・・・悲しすぎる!あんまりだよ! ああ・・・一目でいいから、お母さんに会いたい! ぼくの母さん・・・人間の女性! (ジークフリートは静かにため息をつくと、さらに深く体をもたせて伸びをする。大いなる静寂。森の生き物たちが奏でるささやきが、次第に高まっていく。ジークフリートの関心は、しまいには森の小鳥達の歌声に捉えられる。ますます関心を募らせて、ジークフリートは、頭上の枝に止まっている一羽の小鳥の声に耳を澄ます) 可愛い小鳥さん!君の声を初めて聴いたよ。 君はこの森に棲んでいるのかい? 君の甘いさえずりが、どんな意味なのか分かればなあ! もしや、ぼくの愛する母さんのことでも、話しているのかな? あのやかまし屋の小びとが言ってたっけ。 鳥たちの歌う声は、 その気になれば理解ができるんだと。 でも、どうやったらできるんだろう? (ジークフリートは考え込む。その時、菩提樹から遠くない場所に生えている葦の茂みが目に入る) よし!いっちょやってみよう。あの鳥の真似をしてみよう。 葦の笛で、あの歌声を真似してみよう! 言葉が無くても、 節まわしさえ分かれば、 ぼくは鳥の言葉を歌い、 どんな意味なのかも理解できるはずだ。 (ジークフリートは泉に向って行き、一本の葦を剣で切り取り、それを刻んで急いで葦笛に作り直そうとする。そうしながら、ジークフリートはまた耳を澄ます) 向こうも黙りこくって、耳を澄ましているようだ・・・ 今度はぼくがおしゃべりしてやろう! (ジークフリートは葦笛を吹く。一旦中断すると、また刻み直して手を加える。もう一度吹いてみるが、首を振り、また手を加える。そのうちジークフリートは怒りだし、葦を強く握り締めて、再度試してみる。しかし最後は微笑みながら、きっぱりと諦める)いい音にならない・・・ 楽しい曲を吹くためには、 葦では不向きなのかもなあ。 小鳥さん・・・どうやらぼくは相変わらずバカなままだ。 君から何か学ぶのも、一筋縄ではいかないようだ。 (ジークフリートは小鳥の歌をもう一度聞き、小鳥のほうを見上げる) あのいたずらな小鳥に対して、 ぼくは恥ずかしくてしょうがない。 ぼくの姿を見ているだけで、何にも聞かせてやれないなんて。 そうだ!それなら、ぼくの角笛を聞かせてやろう。 (ジークフリートは葦を振ってから、それを遠くに放り投げる) こんなダメな葦笛には、用はない。 ぼくが得意にしている森の調べ・・・ 陽気な森の調べを、ぜひ聞いておくれよ。 ぼくはこの歌で、愉快な仲間を呼び集めたものさ・・・ まあ、せいぜい狼や熊しか来なかったけどね。 さあ、やってみよう・・・ 今度はどんなのが集まるかな? 楽しい仲間がやって来るかな? (ジークフリートが銀色の角笛を取り出して吹き鳴らすと、舞台後方で何かが動く。恐ろしいとかげのような姿をした巨龍ファフナーが、洞窟の中のねぐらから身を起こしたばかりである。ファフナーは、木の茂みをなぎ倒しながら、底のほうから、さらに高い場所にのたくって行き、その上半身はすでに高い場所に届いている。今やファフナーは、あくびをするような野太い息を吐き出す) <ジークフリート> (振り返り、不思議そうにファフナーを見る) ハハハ!ぼくの歌は、 また愉快なのを呼び出してきたもんだ! お前だったら、ぼくのいい仲間になれそうだ! <ファフナー> (ジークフリートの姿を見て、丘の上で動きを止め、そのままそこから動かない) 何だ?いったい? <ジークフリート> おい!お前は獣のくせに、 話はできると言うのだったら、 何かぼくに学ばせてくれるんだろうな? ここにいるのは、恐怖を知らない男。 お前、恐怖ぐらいは教えられるんだろうな? <ファフナー> カラ元気で言っているのか? <ジークフリート> 元気も、カラ元気も、知るものかい! だけど、ぼくはお前の体に斬りかかるぞ。 お前が恐怖を教えてくれないのなら! <ファフナー> (笑い声のような息を吐き出す) 何か飲もうと思っていたところだが、 エサにまでありつけるとはな! (龍は口を開き、歯をむき出しにする) <ジークフリート> 何ともきれいな口の中を見せてくれるもんだ。 いかにも食いしん坊じみた豊かな歯並びだな! だが、もう閉じた方がいいぞ。 あんまり大口を開けすぎたようだからな! <ファフナー> この口は、無駄口を叩くためにあるんじゃない。 お前を飲み込むためにあるんだ。 (ファフナーは尻尾でジークフリートを威嚇する) <ジークフリート> こらこら!残忍で怒りっぽい奴だな! ぼくだって、お前の胃に溶かされては具合が悪い。 やっぱり一番いいのは、 ここですぐにお前を、くたばらせてやることだな。 <ファフナー> (大きな声で吠える) こいつめ!かかって来い!大ぼら吹きの若造めが! <ジークフリート> 気をつけろ!吠える龍め!その大ぼら吹きとやらが相手になってやる! (ジークフリートは剣を抜き、ファフナーに切りかかったが、まるで挑発するようにその場を動かないでいる。ファフナーは、丘に向けて巨体をのた打たせ、鼻の穴からジークフリートに鼻水を振りかける。ジークフリートは鼻水をかわし、ファフナーの近くに駆け寄り、脇腹の近くに陣取る。ファフナーは尻尾でジークフリートを捉えようとするが、もうすぐ捉えようという時、ジークフリートは一飛びでファフナーの体を飛び越え、尻尾に傷をつける。ファフナーは、大声で吠え、尻尾を勢いよく後ろに引っ込めると、上半身を木のように直立させて、ジークフリートを体ごと押し潰そうとする。だが、そのためにファフナーが胸を見せた瞬間、ジークフリートは即座にファフナーの心臓の在りかを見抜き、剣を柄まで突き立てる。ファフナーは苦痛のあまり、ますます高く棒立ちになり、ジークフリートが剣を離して脇に離脱した直後、傷を下にして崩れ落ちる) <ジークフリート> そこに寝転んでいるがいい!欲深い奴め! お前の心臓には、ノートゥングが突き立てられている。 <ファフナー> (次第に弱まっていく声で) 勇敢な少年よ・・・ わしの心臓を貫いたお前は何者だ? 誰がお前をそそのかし、 子供のお前に、殺しの所業などさせたのだ? お前が今やったことが、 お前のような子供の頭に浮かぶはずがない・・・ <ジークフリート> ぼくも、まだ多くのことは知らない。 このぼくは、ぼく自身が何者かさえ分からないんだ。 だが、今ぼくをそそのかし、 お前と命のやり取りをさせたのは、お前自身じゃないか。 <ファフナー> 澄んだ目をした少年よ・・・お前自身のことも分からんのだと。では、せめて、お前が殺した相手が誰か教えてやろう。 巨体を誇る巨人族、 ファゾルトとファフナーの兄弟・・・ その兄弟が・・・今、二人とも斃れたのだ。 神々から与えられた呪いの黄金のために争って、 わしはファゾルトを殺した。 だが、龍となって宝を見張っていた 最後の巨人族ファフナーも、 バラ色の肌をした勇者に斃されたのだ。 目を見開いて、ようく見ろ・・・若さに輝く少年よ・・・ 何も分からないお前に、わしの殺害をそそのかした男は、 今は、若いお前の死を企んでいるぞ!(息も絶え絶えになりながら) 覚えておけ・・・最後はどうなるか!このわしのことを忘れるな! <ジークフリート> ぼくは何者なのかを、教えてくれないか? お前は凶暴だったけど、死ぬ間際に賢くなったようだ・・・ ぼくの名前を伝えれば、分かるかい? ぼくの名前は、ジークフリート。 <ファフナー> ジークフリート・・・だと! (ファフナーはため息を吐き、やや体をもたげると、死んでしまう) <ジークフリート> 死んだら、もう何も教えられないものな。 ならば、生きている剣の導きに、頼るとしよう! (ファフナーは、死ぬ時にごろんと転がり、脇腹を見せていた。ジークフリートは龍の胸から剣を引き抜く。 すると、その時、返り血がジークフリートの手を濡らし、 彼は激しくその手を振り上げる) 火のように熱い血だ! (ジークフリートは我知らず指を口に持って行き、指についた血を吸い取ろうとする。そのまま物思いしながら、目の前をじっと見つめると、彼の注意力は徐々に小鳥の歌へと引き寄せられていく) どうやら、あの鳥たちは、 このぼくに何かを語りかけているようだ! 血をなめたおかげで、そうなったのかな? ねえ・・・きれいな小鳥さんたち、 いったい何を歌っているんだい? <森の小鳥の声> (ジークフリートの頭上の菩提樹のこずえから) わあい!ニーベルングの宝は、ジークフリートのものだ! ああ!洞穴(ほらあな)にある宝を見つけちゃえばいいのになあ! 隠れ頭巾を手に入れれば、 きっと楽しい冒険に役立つよ! でも、指輪まで探り当てちゃったら、 きっと世界を支配できちゃうなあ! <ジークフリート> (穏やかに息を吐いて、うっとりしたような顔で、小鳥の歌声を聴いている) 小鳥さん・・・いい助言をありがとう! 言う通りにしてみるよ! (ジークフリートは後ろを振り返り、洞窟に向かって降りて行くので、すぐに全身が見えなくなる) 第3場 (アルベリヒ、ミーメ、ジークフリート、森の小鳥) (ミーメが臆病そうにきょろきょろ辺りを見回し、ファフナーが死んだかどうか確かめながら、やって来る。それと同時に、アルベリヒが反対側の岩の裂け目から現れる。アルベリヒは、ミーメの姿をじっと目で追っている。視界にジークフリートが見えなくなったミーメが、恐る恐る背後の洞窟の方に向かって歩き始めた時、アルベリヒはミーメに向かって突進し、ミーメの行く道をふさぐ) <アルベリヒ> そんなに慌てて、どこへ行こうってんだ? この悪知恵野郎め。 <ミーメ> くそいまいましい兄貴め!なぜお前が来る! どうして来たんだ? <アルベリヒ> 俺の黄金が欲しいってのか?悪党め。 俺の持ち物を狙おうってのか? <ミーメ> 出てけ!ここはわしのシマだ。 何を探そうってんだ? <アルベリヒ> お前が盗みを働く現場を、 俺が黙って見ていられるものか? <ミーメ> このわしが、さんざん苦労して手に入れたのだ。 誰がみすみす手放すものか。 <アルベリヒ> 指輪に使う黄金をライン河から奪ったのは、お前か? よく効く魔力を指輪に封じ込めたのは、お前か? <ミーメ> それを言うなら、 姿を変える隠れ兜を作ったのは誰だ? 隠れ兜を欲しがった奴は、 それを自分で発明できたか? <アルベリヒ> お前は頭が鈍いから、 そんな鈍い話しか出来ないのか? 魔法の指輪があるからこそ、 お前も、隠れ兜を作れたんじゃないか。 <ミーメ> だったら、その指輪はどこにある? 臆病者のお前が、巨人族に奪われたんじゃないか! お前が失くしてしまったものを、 わしは策略で取り戻すのだ。 <アルベリヒ> あの若造の行為のおこぼれに、 お前のようなしみったれが、あずかるわけか? でもな。指輪はお前のものにはならん。 あの陽気な若造が指輪を持っている限りはな! <ミーメ> あいつを育てたのは、このわしだぞ。 今こそ養育料を払ってもらうのだ・・・ 数々の苦労と重荷が報われる日を、 わしは首を長くして待っていたんだ! <アルベリヒ> けちで卑怯な奴隷のお前が、 子どもを育てた養育料代わりに、 思い上がりも甚だしく、王になろうというわけか? 指輪がお前の手に入るぐらいなら、 病気の犬にくれたほうがまだマシだ。 お前みたいな無礼な奴に、支配者の指輪が手に入るものか! <ミーメ> (頭を掻きながら) そうか、そこまで言うなら、兄貴にやるよ・・・ あのきらめく指輪はな! 王となるのはあくまで兄貴だ。だが、代わりに、わしを王弟にしてくれ! そして、わしの作った愉快なおもちゃ、 あの隠れ兜を、指輪の代わりに、わしにくれ。 二人にとっておいしい話だ。獲物を二人に山分けしよう。 (ミーメは、信頼してくれと言わんばかりに、両手をもみしだく) <アルベリヒ> (ミーメを嘲笑って) 山分けだと? 隠れ兜だと? 何てずるい奴だ! それじゃいつお前の罠にかかるか怖くて、 一睡たりともできねえよ! <ミーメ> (我を失って) 交換すらもしないのか? 山分けもしないのか? 手ぶらで帰れと言うのか? 何一つ見返りなしか? (金切り声で) このわしには、何もよこさないってのか? <アルベリヒ> 何一つやらん! これっぽっちもやるものか! <ミーメ> (怒髪天をつく勢いで) 指輪もやらないぞ!隠れ兜もやらないぞ! 兄貴にゃやらないぞ! 何一つ分け合わないぞ! ジークフリートを呼んできて、 あいつの剣を兄貴に食らわせてやる。 気の短いあの勇者に、 兄貴よ!お前を殺させてやるからな! (舞台後方にジークフリートが現れる) <アルベリヒ> さあ、引き返せ! あいつが洞窟から出てきた! <ミーメ> (後ろを振り返る) 子どものガラクタを選んできたに違いない。 <アルベリヒ> 隠れ兜を持っている! <ミーメ> 指輪もだ! <アルベリヒ> こんちくしょう!・・・指輪もか! <ミーメ> (意地悪く笑いながら) その指輪をくださいと、あいつに頼んでみろよ! わしのものになるのだ・・・もうすぐな。 (ミーメは、最後のセリフを残して、そろそろと森の中へと戻っていく) <アルベリヒ> だが、それでも、あの指輪は、 元の持ち主であるこの俺の手に返るはずだ! (アルベリヒは、岩壁のすき間に姿を消す) (先のセリフの間に、隠れ兜と指輪を持つジークフリートは、ゆっくりと物思いしながら、洞窟を出て前方に進み出る。彼は、思案をめぐらしながら戦利品を眺めまわし、舞台中央の丘の上の樹の傍で、また立ち止まる) <ジークフリート> こんなものが何の役に立つのか、まるで分からないなあ・・・ でも、積み重なった黄金の山の中から、 この2つを選んで来たのは、 さっきの忠告に従ったからさ。 差し当たっては、今日の記念の品と言うところかな。 このおもちゃを持っていれば、 ぼくはファフナーと戦って倒したことを思い出すだろう。 もっとも、今だって「恐怖」が何かは分からずじまいだけど! (ジークフリートは隠れ兜をベルトの間に差し、指輪を指にはめる。静寂。森の生き物のささやき声が大きくなる。ジークフリートは我知らず小鳥の声に耳を傾け、息をひそめて、その歌声を聴いている) <森の小鳥の声> わあい!頭巾も指輪も ジークフリートのものだ。 でもね!ウソつきのミーメを信じちゃダメだよ! あのウソつきの甘い言葉を、ジークフリートが、 しっかり聞き分けられればいいけどなあ! 彼は、ミーメが心に思った通りに、 ミーメの言葉を聴き取れるはず。 龍の血をなめたおかげだよ。 (ジークフリートの表情と態度は、彼が小鳥の歌の意味するところを十分理解したことを物語る。彼は、ミーメが近づいてくるのを見ながら、剣に体をもたせて身じろぎもせず立ち止まり、続く場面が終わる時まで、丘の上で同じ姿勢のままでいる) <ミーメ> (ミーメは、するすると忍ぶようにやって来て、舞台前方からジークフリートを見つめる) あいつ、戦利品の品定めをしているんだな。 きっと、この辺には、あの知恵者のさすらい人もいるはずだ。 あいつが、ここらをうろつき回り、ずる賢いルーネの知恵で、 ジークフリートに何か吹き込んだんじゃないのか? 小びとのわしよ・・・両面に注意をめぐらし、利口に立ち回れ。今こそ、陰謀の罠を張りめぐらし、 優しい素振りで嘘をついて、 あの小癪な若造を騙す時だ。 (ミーメはジークフリートのほうに歩いて行き、媚びるような仕草でジークフリートを歓待する) よくぞ帰ってきた、ジークフリート! 勇者よ!どうだった?恐怖を学ぶことはできたかい? <ジークフリート> 恐怖を教えてくれる者を、ぼくはまだ見つけていない! <ミーメ> だが、龍がいただろう? お前が打ち殺した龍が・・・。 相当すごい奴だったんじゃないのか? <ジークフリート> 怒りっぽい陰険な奴だったけど、 あいつの死を思うと、少し泣けてくるぐらいだ。 あいつより、もっとたちの悪い人殺しが、 殺されもせず、のうのうと生きているんだからな! ぼくがあの龍よりも何倍も嫌いなのは、 龍を殺せとそそのかした奴のほうなんだ! <ミーメ> (きわめて親しげな様子で) まあ、落ち着くんじゃ!もう長くはないぞ・・・ お前がわしの姿を見るのもな。 じきに永遠の眠りへと、 お前の眼を閉じてやるからな! わしにとって必要だった仕事を、 (猫なで声で) お前はもうすっかり成し遂げてしまった。 今となっては、残る仕事は、 お前から獲物を奪い取ることだけ。 きっと、まんまとうまく行くはずじゃ・・・ お前ごときを騙すのは、いとも簡単なのだから! <ジークフリート> つまり、ぼくを殺そうというわけだな? <ミーメ> (いぶかしんで) わしは今何と言った・・・? ジークフリート!せがれや・・・よく聞くのじゃ! お前と、お前の種族を、 わしはずうっと、心から憎んできたのだ・・・ (猫なで声で) わしが厄介者のお前を育てたのは、愛情のゆえではない。 ファフナーが守っている財宝こそ、 あの黄金こそ、わしが苦心して求めてきたものなのだ。 (まるで、素敵なことでも約束するかのように) だから、お前がわしに自ら黄金を差し出さないのなら・・・ (まるでジークフリートのために今にも命を投げ出す決心があるかのように) ジークフリート・・・せがれや・・・ 分かっとるじゃろう・・・ (親しみを込めて楽しげに) お前はわしに命を差し出さねばならんのじゃ! <ジークフリート> お前がぼくのことを嫌いと聞いて、ぼくの方も嬉しいよ・・・ だが、それに加えて、命までも差し出せと言うのか? <ミーメ> (怒って) そんなことを、わしが言ったか? お前は、わしの言うことを、すぐに誤解して取る! (ミーメは瓶を取り出してくる。誰にも分かるほどわざとらしく声音を変えながら) さあ、激しい戦いで疲れているだろう・・・ まだ体がカッカと火照っているだろう。 そんなお前の喉を、冷たい水で癒すのを、 気の利くわしは、忘れていなかったぞ。 お前が剣を熱くたぎらせていた時、 わしはこの汁を温めていた。 お前が、この汁を飲み込めば、 お前の大切な剣が、わしのものになる。 剣だけではない。兜と財宝もじゃ。 (ミーメは、クククッと笑う) <ジークフリート> つまりお前は、ぼくの剣が目当てなんだな? ぼくが手に入れた指輪や財宝を、 お前は奪い取るつもりなんだな? <ミーメ> (激しく) どうして間違った受け止め方をするんだ! 舌がもつれてるのかな?しゃべりすぎてしまうんだろうか? わしは、物凄い苦労をしてるんだぞ・・・ 内心の思いを、偽善の嘘でごまかすためにな。 なのに、バカな小僧のお前と来たら、万事間違った受け止め方をする! 耳の穴をかっぽじって、正確に聞き取れ・・・ ミーメの言葉を、よく聴くのじゃ! (またもきわめて親しげに、見え透いたわざとらしさで) さあ、この飲み物を手に取って、お飲み! これまでも、よく飲ませてあげただろう・・・ お前は無愛想な時も、悪態をついていても、腹を立てていても、わしがあげた物は、いつも受け取っていたじゃないか。 <ジークフリート> (顔色を変えることなく) いい飲み物なら、喜んで飲むよ・・・ でもこの飲み物は、何を煮込んで作ったんだ? <ミーメ> (ミーメは愉快そうにはしゃぐ。まるで、この飲み物には、人を心地よく酔わせる効き目でもあるかのように) さあ!飲んでくれ!わしの腕を信じて! 飲めばたちまちお前の心は、夜と霧とに包まれる・・・ 正気も意識も失って、 手足がまっすぐ硬直する。 そうして、お前が寝てしまえば、 わしはたやすく、 宝を手に入れ、隠してしまう。 とはいえ、お前が目を覚ませば、 いかに指輪を手に入れても、 お前の追及から身を守れる場所はない。 だから、わしは、 お前が作った切れ味鋭い剣で、 (きわめて楽しそうな身振り手振りで) まずは子供の首をちょん切ってしまおうというわけさ。 そしたら、わしは安心できるし、指輪も手に入るからなあ! (ミーメはまたクククッと笑う) <ジークフリート> 寝込みを襲って、ぼくを殺してしまおうというわけだな? <ミーメ> (怒り狂って、苛立たしげに) 何を言う?わしがそんなことを言ったか? (きわめて優しい猫なで声を作ろうと努めながら) わしはただ、その子供の・・・ (きわめて念入りに、はっきりと) 首をちょん切りたいだけなんだ! (心からジークフリートの健康を案ずるかのような身振りで) なぜなら、これほどわしがお前を憎んでおらず、 これまで受けた嘲りや 恥辱にあふれた心労に、 復讐する必要がなかったとしても・・・ (やさしい声で) わしはお前を始末するのを、 待ってはおれん。 わしがお前を殺さねば、アルベリヒも狙っている財宝を、 どうやって、わしのものにすることができようか? (ミーメは、飲み物を杯に注ぎ、押し売りするような身振りでジークフリートに手渡す) さあ、ヴェルズングよ!狼の子よ! 飲め!飲んで死んでしまえ・・・ もう二度と飲むこともなかろうからな!ヒヒヒヒ! (ジークフリートは剣を振り上げる。彼は、激しい嫌悪感に見舞われたかのように、ミーメに閃光のような一撃を加える。ミーメはすぐさま地面にばったりと倒れる。岩壁の隙間から、アルベリヒの嘲笑が聞こえてくる) <ジークフリート> 剣の切れ味を知るがいい!気味の悪いおしゃべりめ! (地に横たわるミーメの姿を見ながら、ジークフリートはゆったりと剣を鞘に収める) ノートゥングは、嫉みに対して仕返しをする。 だからこそ、ぼくはこの剣を鍛えることができたのだ。 (ジークフリートはミーメの遺体を持ち上げて、洞窟の入口近くの小高い丘まで持って行き、そこから遺体を洞窟へと投げ込む)洞窟の宝の上で眠るがいい! お前は、しつこく策略をめぐらして、あの宝を狙っていたんだろ。これからは好きなだけ、素敵な宝を支配していろ! 立派な番人もつけてやろう。 お前を泥棒から守るために。 (ジークフリートは全力で龍の死体を洞窟の入口へと転がしていき、入口は完全に龍の死体でふさがれる) 陰気な龍よ!お前もここに眠るのだ! 獲物を求めて走り回った仇敵と、 きらめく財宝を一緒に守り、 ともに安らかに眠るがいい! (ジークフリートは、しばし物思いにふけりながら洞窟を見下ろしていたが、やがて疲れ切ったようにゆっくりと舞台前方へと振り向く。正午。ジークフリートは額に片手を当てる) きつい仕事をしたら、体が火照ってしまったな! 血が、炎のようにはじけながら、体を駆け巡っている。 頭に当てた手が、まるで燃えているようだ。 お日さまが、もうずいぶん高く昇ったようだ。 明るい青空から、ぼくの頭のてっぺんまで、 お日さまの眼差しが、まっすぐ照りつけてくる。 あの菩提樹の木陰で、ゆったり涼むとするか! (ジークフリートは菩提樹の木陰で体を伸ばすと、再び梢を見上げる) ねえ、可愛い小鳥さん・・・ ずいぶん長い邪魔が入ったけれど、 もう一度、君の歌声を聴いてみたいなあ・・・ 枝に乗って、楽しそうに体を揺する 君の姿が見えるよ。 君の兄弟姉妹が、 楽しく愉快にさえずりながら、 君の周りをぱたぱた飛び回る様子も! だけどぼくは・・・ぼくはこんなに一人ぼっちだ。 兄弟もいなけりゃ、姉妹もいない。 母親は露と消え、父親は斃れた・・・ もう決して、息子のぼくは、親に会うことはない! ぼくの唯一の連れは、けちくさい小びとだったが、 いくらあいつが親切にしてくれても、 (温かい声で) ぼくは愛を感じることはできなかった。 あのずるい奴は、ぼくに罠を仕掛けたので、 ぼくはあいつを殺すほかはなかった! (苦悩に心を揺さぶられるままに、再び梢を見上げる) 親切な小鳥さん・・・君に聞きたいことがあるんだ。 いい仲間を、ぼくに紹介してくれないか? ぼくにふさわしい仲間を、教えてくれないか? ぼくも何度も試してみたけど、うまく行かなかったんだ。 でも、小鳥さん・・・君ならば、うまくできるんじゃないか。 さっきも、いい助言をしてくれた君ならば。 さあ、歌って!耳を澄ましているからね。 <森の小鳥の声> わあい!ジークフリートは悪い小びとを打ち倒しちゃったぞ! ぼくは、彼にもってこいのきれいな女の子を知っているよ。 その子は岩山の上に眠っていて、 その周りを炎が取り巻いている。 だけど、はじける炎をかいくぐり、 花嫁の目を覚ましたら、 ブリュンヒルデは、彼のものになるよ! <ジークフリート> (やにわにその場から勢いよく立ち上がって) ああ、なんて素敵な歌だ!甘い吐息のようだ! 今の言葉は、まるでぼくの胸を焼き焦がすようだ! まるで、ぼくの心に激しい火をともすかのようだ! なんだか急に、胸や心が、ざわざわしてきたぞ? 続きを教えておくれ、かわいい友よ! (ジークフリートは耳を澄ます) <森の小鳥の声> つらい時でも朗らかに、ぼくが歌うは愛の歌・・・ 心をふさぐ嘆きから、ぼくが紡ぐは歓びの歌・・・ ただ憧れる者だけが、歌の心を知るはずさ! <ジークフリート> ならば、ぼくは喜んで、そこへ行こう! この森を出て、その岩山へ! もう一度だけ教えておくれ、優しい小鳥さん。 ぼくに、その炎が越えられるだろうか? 花嫁の目を覚ますことができるだろうか? (ジークフリートはもう一度耳を澄ます) <森の小鳥の声> 花嫁を手に入れる者・・・ ブリュンヒルデを目覚ます者・・・それは臆病者ではあり得ない。それができるのは、恐怖を知らない者だけさ! <ジークフリート> (喜びのあまり大笑いする) 恐怖を知らない、 愚かな若者だって? 小鳥さん・・・まさにぼくだよ、それは! 今日も、ファフナーから恐怖を教わろうとして、 一日を無駄に過ごしてしまったばかり・・・ そして今、ブリュンヒルデのことを知りたいという 熱い思いに燃えている! どうしたら、その岩山への道が分かるんだい? (小鳥は羽ばたいて飛び上がり、ジークフリートの頭上で旋回すると、ややためらった後、ジークフリートを先導するように飛んで行く) <ジークフリート> (喜びの声を上げながら) そうやって道を教えてくれるんだね? どこへでも行くよ!君が飛んで行く所なら! (小鳥は、しばしジークフリートをからかうように、あちらこちらの方向へ連れ回し、その都度ジークフリートはついて行く。しかし、最後には、小鳥は舞台後方に針路を定めて飛び去っていくので、ジークフリートは小鳥の後を追って行く。幕が下りる) ZWEITER AUFZUG Tiefer Wald. Ganz im Hintergrunde die Öffnung einer Höhle. Der Boden hebt sich bis zur Mitte der Bühne, wo er eine kleine Hochebene bildet; von da senkt er sich nach hinten, der Höhle zu, wieder abwärts, so dass von dieser nur der obere Teil der Öffnung dem Zuschauer sichtbar ist. Links gewahrt man durch Waldbäume eine zerklüftete Felsenwand. Finstere Nacht, am dichtesten über dem Hintergrunde, wo anfänglich der Blick des Zuschauers gar nichts zu unterscheiden vermag VORSPIEL UND ERSTE SZENE Alberich, Fafner, Wanderer ALBERICH an der Felsenwand zur Seite gelagert, düster brütend In Wald und Nacht vor Neidhöhl halt ich Wacht es lauscht mein Ohr, mühvoll lugt mein Aug . Banger Tag, bebst du schon auf? Dämmerst du dort durch das Dunkel her? Aus dem Walde von rechts her erhebt sich ein Sturmwind; ein bläulicher Glanz leuchtet von ebendaher Welcher Glanz glitzert dort auf? Näher schimmert ein heller Schein; es rennt wie ein leuchtendes Ross, bricht durch den Wald brausend daher. Naht schon des Wurmes Würger? Ist s schon, der Fafner fällt? Der Sturmwind legt sich wieder; der Glanz verlischt Das Licht erlischt, der Glanz barg sich dem Blick Nacht ist s wieder. Der Wanderer tritt aus dem Wald und hält Alberich gegenüber an Wer naht dort schimmernd im Schatten? DER WANDERER Zur Neidhöhle fuhr ich bei Nacht wen gewahr ich im Dunkel dort? Wie aus einem plötzlich zerreissenden Gewölk bricht Mondschein herein und beleuchtet des Wanderers Gestalt ALBERICH erkennt den Wanderer, fährt erschrocken zurück, bricht aber sogleich in höchste Wut aus Du selbst lässt dich hier sehn? Was willst du hier? Fort, aus dem Weg! Von dannen, schamloser Dieb! WANDERER ruhig Schwarz-Alberich, schweifst du hier? Hütest du Fafners Haus? ALBERICH Jagst du auf neue Neidtat umher? Weile nicht hier, weiche von hinnen! Genug des Truges tränkte die Stätte mit Not. Drum, du Frecher, lass sie jetzt frei! WANDERER Zu schauen kam ich, nicht zu schaffen wer wehrte mir Wand rers Fahrt? ALBERICH lacht tückisch auf Du Rat wütender Ränke! Wär ich dir zulieb doch noch dumm wie damals, als du mich Blöden bandest, wie leicht geriet es, den Ring mir nochmals zu rauben! Hab acht! Deine Kunst kenne ich wohl; doch wo du schwach bist, blieb mir auch nicht verschwiegen. Mit meinen Schätzen zahltest du Schulden; mein Ring lohnte der Riesen Müh , die deine Burg dir gebaut. Was mit den Trotzigen einst du vertragen, des Runen wahrt noch heut deines Speeres herrischer Schaft. Nicht du darfst, was als Zoll du gezahlt, den Riesen wieder entreissen du selbst zerspelltest deines Speeres Schaft; in deiner Hand der herrische Stab, der starke, zerstiebte wie Spreu! WANDERER Durch Vertrages Treuerunen band er dich Bösen mir nicht dich beugt er mir durch seine Kraft; zum Krieg drum wahr ich ihn wohl! ALBERICH Wie stolz du dräust in trotziger Stärke, und wie dir s im Busen doch bangt! Verfallen dem Tod durch meinen Fluch ist des Hortes Hüter wer wird ihn beerben? Wird der neidliche Hort dem Niblungen wieder gehören? Das sehrt dich mit ew ger Sorge! Denn fass ich ihn wieder einst in der Faust, anders als dumme Riesen üb ich des Ringes Kraft dann zittre der Helden heiliger Hüter! Walhalls Höhen stürm ich mit Hellas Heer der Welt walte dann ich! WANDERER ruhig Deinen Sinn kenn ich wohl; doch sorgt er mich nicht. Des Ringes waltet, wer ihn gewinnt. ALBERICH Wie dunkel sprichst du, was ich deutlich doch weiss! An Heldensöhne hält sich dein Trotz, höhnisch die traut deinem Blute entblüht. Pflegtest du wohl eines Knaben, der klug die Frucht dir pflücke, immer heftiger die du nicht brechen darfst? WANDERER Mit mir nicht, hadre mit Mime dein Bruder bringt dir Gefahr; einen Knaben führt er daher, der Fafner ihm fällen soll. Nichts weiss der von mir; der Niblung nützt ihn für sich. Drum sag ich dir, Gesell tue frei, wie dir s frommt! Alberich macht eine Gebärde heftiger Neugierde Höre mich wohl, sei auf der Hut! Nicht kennt der Knabe den Ring; doch Mime kundet ihn aus. ALBERICH heftig Deine Hand hieltest du vom Hort? WANDERER Wen ich liebe, lass ich für sich gewähren; er steh oder fall , sein Herr ist er Helden nur können mir frommen. ALBERICH Mit Mime räng ich allein um den Ring? WANDERER Ausser dir begehrt er einzig das Gold. ALBERICH Und dennoch gewänn ich ihn nicht? WANDERER ruhig nähertretend Ein Helde naht, den Hort zu befrei n; zwei Niblungen geizen das Gold; Fafner fällt, der den Ring bewacht wer ihn rafft, hat ihn gewonnen. Willst du noch mehr? Dort liegt der Wurm er wendet sich nach der Höhle warnst du ihn vor dem Tod, willig wohl liess er den Tand. Ich selber weck ihn dir auf. Er stellt sich auf die Anhöhe vor der Höhle und ruft hinein Fafner! Fafner! Erwache, Wurm! ALBERICH in gespanntem Erstaunen, für sich Was beginnt der Wilde? Gönnt er mir s wirklich? Aus der finstern Tiefe des Hintergrundes hört man Fafners Stimme durch ein starkes Sprachrohr FAFNER Wer stört mir den Schlaf? WANDERER der Höhle zugewandt Gekommen ist einer, Not dir zu künden er lohnt dir s mit dem Leben, lohnst du das Leben ihm mit dem Horte, den du hütest? Er beugt sein Ohr lauschend der Höhle zu FAFNERS STIMME Was will er? ALBERICH ist dem Wanderer zur Seite getreten und ruft in die Höhle Wache, Fafner! Wache, du Wurm! Ein starker Helde naht, dich heil gen will er bestehn. FAFNERS STIMME Mich hungert sein. WANDERER Kühn ist des Kindes Kraft, scharf schneidet sein Schwert. ALBERICH Den goldnen Reif geizt er allein lass mir den Ring zum Lohn, so wend ich den Streit; du wahrest den Hort, und ruhig lebst du lang ! FAFNERS STIMME Ich lieg und besitz , gähnend lasst mich schlafen! WANDERER lacht auf und wendet sich dann wieder zu Alberich Nun, Alberich, das schlug fehl. Doch schilt mich nicht mehr Schelm! Dies eine, rat ich, achte noch wohl vertraulich zum ihm tretend Alles ist nach seiner Art, an ihr wirst du nichts ändern. Ich lass dir die Stätte, stelle dich fest! Versuch s mit Mime, dem Bruder, der Art ja versiehst du dich besser. zum Abgange gewendet Was anders ist, das lerne nun auch! Er verschwindet im Walde. Sturmwind erhebt sich, heller Glanz bricht aus; dann vergeht beides schnell ALBERICH blickt dem davonjagenden Wanderer nach Da reitet er hin, auf lichtem Ross; mich lässt er in Sorg und Spott. Doch lacht nur zu, ihr leichtsinniges, lustgieriges Göttergelichter! Euch seh ich noch alle vergehn! Solang das Gold am Lichte glänzt, hält ein Wissender Wacht. Trügen wird euch sein Trotz! Er schlüpft zur Seite in das Geklüft. Die Bühne bleibt leer. Morgendämmerung ZWEITE SZENE Mime, Siegfried, Fafner, Waldvogel Bei anbrechendem Tage treten Mime und Siegfried auf. Siegfried trägt das Schwert in einem Gehenke von Bastseil. Mime erspäht genau die Stätte; er forscht endlich dem Hintergrunde zu, welcher - während die Anhöhe im mittleren Vordergrunde später immer heller von der Sonne beleuchtet wird - in finstrem Schatten bleibt; dann bedeutet er Siegfried MIME Wir sind zur Stelle! Bleib hier stehn! SIEGFRIED setzt sich unter einer grossen Linde nieder und schaut sich um Hier soll ich das Fürchten lernen? Fern hast du mich geleitet eine volle Nacht im Walde selbander wanderten wir. Nun sollst du, Mime, mich meiden! Lern ich hier nicht, was ich lernen soll, allein zieh ich dann weiter dich endlich werd ich da los! MIME setzt sich ihm gegenüber, so dass er die Höhle immer noch im Auge behält Glaube, Liebster! Lernst du heut und hier das Fürchten nicht, an andrem Ort, zu andrer Zeit schwerlich erfährst du s je. Siehst du dort den dunklen Höhlenschlund? Darin wohnt ein greulich wilder Wurm unmassen grimmig ist er und gross; ein schrecklicher Rachen reisst sich ihm auf; mit Haut und Haar auf einen Happ verschlingt der Schlimme dich wohl. SIEGFRIED immer unter der Linde sitzend Gut ist s, den Schlund ihm zu schliessen drum biet ich mich nicht dem Gebiss. MIME Giftig giesst sich ein Geifer ihm aus wen mit des Speichels Schweiss er bespeit, dem schwinden wohl Fleisch und Gebein. SIEGFRIED Dass des Geifers Gift mich nicht sehre, weich ich zur Seite dem Wurm. MIME Ein Schlangenschweif schlägt sich ihm auf wen er damit umschlingt und fest umschliesst, dem brechen die Glieder wie Glas! SIEGFRIED Vor des Schweifes Schwang mich zu wahren, halt ich den Argen im Aug . Doch heisse mich das hat der Wurm ein Herz? MIME Ein grimmiges, hartes Herz! SIEGFRIED Das sitzt ihm doch, wo es jedem schlägt, trag es Mann oder Tier? MIME Gewiss, Knabe, da führt s auch der Wurm. Jetzt kommt dir das Fürchten wohl an? SIEGFRIED bisher nachlässig ausgestreckt, erhebt sich rasch zum Sitz Notung stoss ich dem Stolzen ins Herz! Soll das etwa Fürchten heissen? He, du Alter! Ist das alles, was deine List mich lehren kann? Fahr deines Wegs dann weiter; das Fürchten lern ich hier nicht. MIME Wart es nur ab! Was ich dir sage, dünke dich tauber Schall ihn selber musst du hören und sehn, die Sinne vergehn dir dann schon! Wenn dein Blick verschwimmt, der Boden dir schwankt, im Busen bang dein Herz erbebt sehr freundlich dann dankst du mir, der dich führte, gedenkst, wie Mime dich liebt. SIEGFRIED Du sollst mich nicht lieben! Sagt ich dir s nicht? Fort aus den Augen mir! Lass mich allein sonst halt ich s hier länger nicht aus, fängst du von Liebe gar an! Das eklige Nicken und Augenzwicken, wann endlich soll ich s nicht mehr sehn, wann werd ich den Albernen los? MIME Ich lass dich schon. Am Quell dort lagr ich mich; steh du nur hier; steigt dann die Sonne zur Höh , merk auf den Wurm aus der Höhle wälzt er sich her, hier vorbei biegt er dann, am Brunnen sich zu tränken. SIEGFRIED lachend Mime, weilst du am Quell, dahin lass ich den Wurm wohl gehn Notung stoss ich ihm erst in die Nieren, wenn er dich selbst dort mit weggesoffen. Darum, hör meinen Rat, raste nicht dort am Quell; kehre dich weg, so weit du kannst, und komm nie mehr zu mir! MIME Nach freislichem Streit dich zu erfrischen, wirst du mir wohl nicht wehren? Siegfried wehrt ihn hastig ab Rufe mich auch, darbst du des Rates, Siegfried wiederholt die Gebärde mit Ungestüm oder wenn dir das Fürchten gefällt. Siegfried erhebt sich und treibt Mime mit wütender Gebärde zum Fortgehen MIME im Abgehen für sich Fafner und Siegfried - Siegfried und Fafner - O brächten beide sich um! Er verschwindet rechts im Wald SIEGFRIED streckt sich behaglich unter der Linde aus und blickt dem davongehenden Mime nach Dass der mein Vater nicht ist, wie fühl ich mich drob so froh! Nun erst gefällt mir der frische Wald; nun erst lacht mir der lustige Tag, da der Garstige von mir schied und ich gar nicht ihn wiederseh ! Er verfällt in schweigendes Sinnen Wie sah mein Vater wohl aus? - Ha, gewiss wie ich selbst! Denn wär wo von Mime ein Sohn, müsst er nicht ganz Mime gleichen? Grade so garstig, griesig und grau, klein und krumm, höckrig und hinkend, mit hängenden Ohren, triefigen Augen - fort mit dem Alp! Ich mag ihn nicht mehr seh n. Er lehnt sich tiefer zurück und blickt durch die Baumwipfel auf. Tiefe Stille Waldweben Aber - wie sah meine Mutter wohl aus? Das kann ich nun gar nicht mir denken! Der Rehhindin gleich glänzten gewiss ihr hell schimmernde Augen, nur noch viel schöner! Da bang sie mich geboren, warum aber starb sie da? Sterben die Menschenmütter an ihren Söhnen alle dahin? Traurig wäre das, traun! Ach, möcht ich Sohn meine Mutter sehen! Meine Mutter - ein Menschenweib! Er seufzt leise und streckt sich tiefer zurück. Grosse Stille. Wachsendes Waldweben. Siegfrieds Aufmerksamkeit wird endlich durch den Gesang der Waldvögel gefesselt. Er lauscht mit wachsender Teilnahme einem Waldvogel in den Zweigen über ihm Du holdes Vöglein! Dich hört ich noch nie bist du im Wald hier daheim? Verstünd ich sein süsses Stammeln! Gewiss sagt es mir was, vielleicht von der lieben Mutter? Ein zankender Zwerg hat mir erzählt, der Vöglein Stammeln gut zu verstehn, dazu könnte man kommen. Wie das wohl möglich wär ? Er sinnt nach. Sein Blick fällt auf ein Rohrgebüsch unweit der Linde Hei! Ich versuch s; sing ihm nach auf dem Rohr tön ich ihm ähnlich! Entrat ich der Worte, achte der Weise, sing ich so seine Sprache, versteh ich wohl auch, was es spricht. Er eilt an den nahen Quell, schneidet mit dem Schwerte ein Rohr ab und schnitzt sich hastig eine Pfeife daraus. Währenddem lauscht er wieder Es schweigt und lauscht so schwatz ich denn los! Er bläst auf dem Rohr. Er setzt ab, schnitzt wieder und bessert. Er bläst wieder. Er schüttelt mit dem Kopfe und bessert wieder. Er wird ärgerlich, drückt das Rohr mit der Hand und versucht wieder. Er setzt lächelnd ganz ab Das tönt nicht recht; auf dem Rohre taugt die wonnige Weise mir nicht. Vöglein, mich dünkt, ich bleibe dumm von dir lernt sich s nicht leicht! Er hört den Vogel wieder und blickt zu ihm auf Nun schäm ich mich gar vor dem schelmischen Lauscher er lugt und kann nichts erlauschen. Heida! So höre nun auf mein Horn. Er schwingt das Rohr und wirft es weit fort Auf dem dummen Rohre gerät mir nichts. Einer Waldweise, wie ich sie kann, der lustigen sollst du nun lauschen. Nach liebem Gesellen lockt ich mit ihr nichts Bessres kam noch als Wolf und Bär. Nun lass mich sehn, wen jetzt sie mir lockt ob das mir ein lieber Gesell? Er nimmt das silberne Hifthorn und bläst darauf. Im Hintergrunde regt es sich. Fafner, in der Gestalt eines ungeheuren eidechsenartigen Schlangenwurmes, hat sich in der Höhle von seinem Lager erhoben; er bricht durch das Gesträuch und wälzt sich aus der Tiefe nach der höheren Stelle vor, so dass er mit dem Vorderleibe bereits auf ihr angelangt ist, als er jetzt einen starken, gähnenden Laut ausstösst SIEGFRIED sieht sich um und heftet den Blick verwundert auf Fafner Haha! Da hätte mein Lied mir was Liebes erblasen! Du wärst mir ein saub rer Gesell! FAFNER hat beim Anblick Siegfrieds auf der Höhe angehalten und verweilt nun daselbst Was ist da? SIEGFRIED Ei, bist du ein Tier, das zum Sprechen taugt, wohl liess sich von dir was lernen? Hier kennt einer das Fürchten nicht kann er s von dir erfahren? FAFNER Hast du Übermut? SIEGFRIED Mut oder Übermut, was weiss ich! Doch dir fahr ich zu Leibe, lehrst du das Fürchten mich nicht! FAFNER stösst einen lachenden Laut aus Trinken wollt ich nun treff ich auch Frass! Er öffnet seinen Rachen und zeigt die Zähne SIEGFRIED Eine zierliche Fresse zeigst du mir da, lachende Zähne im Leckermaul! Gut wär es, den Schlund dir zu schliessen; dein Rachen reckt sich zu weit! FAFNER Zu tauben Reden taugt er schlecht dich zu verschlingen, frommt der Schlund. Er droht mit dem Schweife SIEGFRIED Hoho! Du grausam grimmiger Kerl! Von dir verdaut sein, dünkt mich übel rätlich und fromm doch scheint s, du verrecktest hier ohne Frist. FAFNER brüllend Pruh! Komm, prahlendes Kind! SIEGFRIED Hab acht, Brüller! Der Prahler naht! Er zieht sein Schwert, springt Fafner an und bleibt herausfordernd stehen. Fafner wälzt sich weiter auf die Höhe herauf und sprüht aus den Nüstern auf Siegfried. Dieser weicht dem Geifer aus, springt näher zu und stellt sich zur Seite. Fafner sucht ihn mit dem Schweife zu erreichen. Siegfried, welchen Fafner fast erreicht hat, springt mit einem Satze über diesen hinweg und verwundet ihn an dem Schweife. Fafner brüllt, zieht den Schweif heftig zurück und bäumt den Vorderleib, um mit dessen voller Wucht sich auf Siegfried zu werfen; so bietet er diesem die Brust dar; Siegfried erspäht schnell die Stelle des Herzens und stösst sein Schwert bis an das Heft hinein. Fafner bäumt sich vor Schmerz noch höher und sinkt, als Siegfried das Schwert losgelassen und zur Seite gesprungen ist, auf die Wunde zusammen SIEGFRIED Da lieg , neidischer Kerl! Notung trägst du im Herzen. FAFNER mit schwächerer Stimme Wer bist du, kühner Knabe, der das Herz mir traf? Wer reizte des Kindes Mut zu der mordlichen Tat? Dein Hirn brütete nicht, was du vollbracht. SIEGFRIED Viel weiss ich noch nicht, noch nicht auch, wer ich bin. Mit dir mordlich zu ringen, reiztest du selbst meinen Mut. FAFNER Du helläugiger Knabe, unkund deiner selbst, wen du gemordet meld ich dir. Der Riesen ragend Geschlecht, Fasolt und Fafner, die Brüder - fielen nun beide. Um verfluchtes Gold, von Göttern vergabt, traf ich Fasolt zu Tod. Der nun als Wurm den Hort bewachte, Fafner, den letzten Riesen, fällte ein rosiger Held. Blicke nun hell, blühender Knabe der dich Blinden reizte zur Tat, berät jetzt des Blühenden Tod! ersterbend Merk , wie s endet! Acht auf mich! SIEGFRIED Woher ich stamme, rate mir noch; weise ja scheinst du, Wilder, im Sterben rat es nach meinem Namen Siegfried bin ich genannt. FAFNER Siegfried...! Er seufzt, hebt sich und stirbt SIEGFRIED Zur Kunde taugt kein Toter. So leite mich denn mein lebendes Schwert! Fafner hat sich im Sterben zur Seite gewälzt. Siegfried zieht ihm jetzt das Schwert aus der Brust dabei wird seine Hand vom Blute benetzt er fährt heftig mit der Hand auf Wie Feuer brennt das Blut! Er führt unwillkürlich die Finger zum Munde, um das Blut von ihnen abzusaugen. Wie er sinnend vor sich hinblickt, wird seine Aufmerksamkeit immer mehr von dem Gesange der Waldvögel angezogen Ist mir doch fast, als sprächen die Vöglein zu mir! Nützte mir das des Blutes Genuss? Das seltne Vöglein hier, horch, was singt es nur? STIMME EINES WALDVOGELS aus den Zweigen der Linde über Siegfried Hei! Siegfried gehört nun der Niblungen Hort! O, fänd in der Höhle den Hort er jetzt! Wollt er den Tarnhelm gewinnen, der taugt ihm zu wonniger Tat doch möcht er den Ring sich erraten, der macht ihn zum Walter der Welt! SIEGFRIED hat mit verhaltenem Atem und verzückter Miene gelauscht Dank, liebes Vöglein, für deinen Rat! Gern folg ich dem Ruf! Er wendet sich nach hinten und steigt in die Höhle hinab, wo er alsbald gänzlich verschwindet DRITTE SZENE Alberich, Mime, Siegfried, Waldvogel Mime schleicht heran, scheu umherblickend, um sich von Fafners Tod zu überzeugen. Gleichzeitig kommt von der anderen Seite Alberich aus dem Geklüft; er beobachtet Mime genau. Als dieser Siegfried nicht mehr gewahrt und vorsichtig sich nach hinten der Höhle zuwendet, stürzt Alberich auf ihn zu und vertritt ihm den Weg ALBERICH Wohin schleichst du eilig und schlau, schlimmer Gesell? MIME Verfluchter Bruder, dich braucht ich hier! Was bringt dich her? ALBERICH Geizt es dich, Schelm, nach meinem Gold? Verlangst du mein Gut? MIME Fort von der Stelle! Die Stätte ist mein was stöberst du hier? ALBERICH Stör ich dich wohl im stillen Geschäft, wenn du hier stiehlst? MIME Was ich erschwang mit schwerer Müh , soll mir nicht schwinden. ALBERICH Hast du dem Rhein das Gold zum Ringe geraubt? Erzeugtest du gar den zähen Zauber im Reif? MIME Wer schuf den Tarnhelm, der die Gestalten tauscht? Der seiner bedurfte, erdachtest du ihn wohl? ALBERICH Was hättest du Stümper je wohl zu stampfen verstanden? Der Zauberring zwang mir den Zwerg erst zur Kunst. MIME Wo hast du den Ring? Dir Zagem entrissen ihn Riesen! Was du verlorst, meine List erlangt es für mich. ALBERICH Mit des Knaben Tat will der Knicker nun knausern? Dir gehört sie gar nicht, der Helle ist selbst ihr Herr! MIME Ich zog ihn auf; für die Zucht zahlt er mir nun für Müh und Last erlauert ich lang meinen Lohn! ALBERICH Für des Knaben Zucht will der knickrige schäbige Knecht keck und kühn wohl gar König nun sein? Dem räudigsten Hund wäre der Ring geratner als dir nimmer erringst du Rüpel den Herrscherreif! MIME kratzt sich den Kopf Behalt ihn denn, und hüt ihn wohl, den hellen Reif! Sei du Herr doch mich heisse auch Bruder! Um meines Tarnhelms lustigen Tand tausch ich ihn dir uns beiden taugt s, teilen die Beute wir so. Er reibt sich zutraulich die Hände ALBERICH mit Hohnlachen Teilen mit dir? Und den Tarnhelm gar? Wie schlau du bist! Sicher schlief ich niemals vor deinen Schlingen! MIME ausser sich Selbst nicht tauschen? Auch nicht teilen? Leer soll ich gehn? Ganz ohne Lohn? kreischend Gar nichts willst du mir lassen? ALBERICH Nichts von allem! Nicht einen Nagel sollst du dir nehmen! MIME in höchster Wut Weder Ring noch Tarnhelm soll dir denn taugen! Nicht teil ich nun mehr! Gegen dich doch ruf ich Siegfried zu Rat und des Recken Schwert; der rasche Held, der richte, Brüderchen, dich! Siegfried erscheint im Hintergrund ALBERICH Kehre dich um! Aus der Höhle kommt er daher! MIME sich umblickend Kindischen Tand erkor er gewiss. ALBERICH Den Tarnhelm hält er! MIME Doch auch den Ring! ALBERICH Verflucht! - Den Ring! MIME hämisch lachend Lass ihn den Ring dir doch geben! Ich will ihn mir schon gewinnen. Er schlüpft mit den letzten Worten in den Wald zurück ALBERICH Und doch seinem Herrn soll er allein noch gehören! Er verschwindet im Geklüfte Siegfried ist mit Tarnhelm und Ring während des letzteren langsam und sinnend aus der Höhle vorgeschritten er betrachtet gedankenvoll seine Beute und hält, nahe dem Baume, auf der Höhe des Mittelgrundes wieder an SIEGFRIED Was ihr mir nützt, weiss ich nicht; doch nahm ich euch aus des Horts gehäuftem Gold, weil guter Rat mir es riet. So taug eure Zier als des Tages Zeuge, es mahne der Tand, dass ich kämpfend Fafner erlegt, doch das Fürchten noch nicht gelernt! Er steckt den Tarnhelm sich in den Gürtel und den Reif an den Finger. Stillschweigen. Wachsendes Waldweben. Siegfried achtet unwillkürlich wieder des Vogels und lauscht ihm mit verhaltenem Atem STIMME DES WALDVOGELS Hei! Siegfried gehört nun der Helm und der Ring! O, traute er Mime, dem treulosen, nicht! Hörte Siegfried nur scharf auf des Schelmen Heuchlergered ! Wie sein Herz es meint, kann er Mime verstehn so nützt ihm des Blutes Genuss. Siegfrieds Miene und Gebärde drücken aus, dass er den Sinn des Vogelgesanges wohl vernommen. Er sieht Mime sich nähern und bleibt, ohne sich zu rühren, auf sein Schwert gestützt, beobachtend und in sich geschlossen, in seiner Stellung auf der Anhöhe bis zum Schlusse des folgenden Auftrittes MIME schleicht heran und beobachtet vom Vordergrunde aus Siegfried Er sinnt und erwägt der Beute Wert. Weilte wohl hier ein weiser Wand rer, schweifte umher, beschwatzte das Kind mit list ger Runen Rat? Zwiefach schlau sei nun der Zwerg; die listigste Schlinge leg ich jetzt aus, dass ich mit traulichem Truggerede betöre das trotzige Kind. er tritt näher an Siegfried heran und bewillkommt diesen mit schmeichelnden Gebärden Willkommen, Siegfried! Sag , du Kühner, hast du das Fürchten gelernt? SIEGFRIED Den Lehrer fand ich noch nicht! MIME Doch den Schlangenwurm, du hast ihn erschlagen? Das war doch ein schlimmer Gesell? SIEGFRIED So grimm und tückisch er war, sein Tod grämt mich doch schier, da viel üblere Schächer unerschlagen noch leben! Der mich ihn morden hiess, den hass ich mehr als den Wurm! MIME sehr freundlich Nur sachte! Nicht lange siehst du mich mehr zum ew gen Schlaf schliess ich dir die Augen bald! Wozu ich dich brauchte, zärtlich hast du vollbracht; jetzt will ich nur noch die Beute dir abgewinnen. Mich dünkt, das soll mir gelingen; zu betören bist du ja leicht! SIEGFRIED So sinnst du auf meinen Schaden? MIME verwundert Wie sagt ich denn das? - Siegfried! Hör doch, mein Söhnchen! Dich und deine Art hasst ich immer von Herzen; zärtlich aus Liebe erzog ich dich Lästigen nicht dem Horte in Fafners Hut, dem Golde galt meine Müh . als verspräche er ihm hübsche Sachen Gibst du mir das gutwillig nun nicht, als wäre er bereit, sein Leben für ihn zu lassen Siegfried, mein Sohn, das siehst du wohl selbst, mit freundlichem Scherze dein Leben musst du mir lassen! SIEGFRIED Dass du mich hassest, hör ich gern doch auch mein Leben muss ich dir lassen? MIME ärgerlich Das sagt ich doch nicht? Du verstehst mich ja falsch! Er sucht sein Fläschchen hervor. Er gibt sich die ersichtlichste Mühe zur Verstellung Sieh , du bist müde von harter Müh ; brünstig wohl brennt dir der Leib dich zu erquicken mit queckem Trank säumt ich Sorgender nicht. Als dein Schwert du dir branntest, braut ich den Sud; trinkst du nun den, gewinn ich dein trautes Schwert, und mit ihm Helm und Hort. er kichert dazu SIEGFRIED So willst du mein Schwert und was ich erschwungen, Ring und Beute, mir rauben? MIME heftig Was du doch falsch mich verstehst! Stamml ich, fasl ich wohl gar? Die grösste Mühe geb ich mir doch, mein heimliches Sinnen heuchelnd zu bergen, und du dummer Bube deutest alles doch falsch! Öffne die Ohren, und vernimm genau Höre, was Mime meint! wieder sehr freundlich, mit ersichtlicher Mühe Hier nimm und trinke die Labung! Mein Trank labte dich oft tat st du wohl unwirsch, stelltest dich arg was ich dir bot, erbost auch, nahmst du s doch immer. SIEGFRIED ohne eine Miene zu verziehen Einen guten Trank hätt ich gern wie hast du diesen gebraut? MIME lustig scherzend, als schildere er ihm einen angenehm berauschten Zustand, den ihm der Saft bereiten soll Hei! So trink nur, trau meiner Kunst! In Nacht und Nebel sinken die Sinne dir bald ohne Wach und Wissen stracks streckst du die Glieder. Liegst du nun da, leicht könnt ich die Beute nehmen und bergen doch erwachtest du je, nirgends wär ich sicher vor dir, hätt ich selbst auch den Ring. Drum mit dem Schwert, das so scharf du schufst, mit einer Gebärde ausgelassener Lustigkeit hau ich dem Kind den Kopf erst ab dann hab ich mir Ruh und auch den Ring! Er kichert wieder SIEGFRIED Im Schlafe willst du mich morden? MIME wütend ärgerlich Was möcht ich? Sagt ich denn das? Er bemüht sich, den zärtlichsten Ton anzunehmen Ich will dem Kind mit sorglichster Deutlichkeit nur den Kopf abhau n! mit dem Ausdruck herzlicher Besorgtheit für Siegfrieds Gesundheit Denn hasste ich dich auch nicht so sehr, und hätt ich des Schimpfs und der schändlichen Mühe auch nicht so viel zu rächen sanft aus dem Wege dich zu räumen, darf ich doch nicht rasten wie käm ich sonst anders zur Beute, da Alberich auch nach ihr lugt? Er giesst den Saft in das Trinkhorn und führt dieses Siegfried mit aufdringlicher Gebärde zu Nun, mein Wälsung! Wolfssohn du! Sauf , und würg dich zu Tod Nie tust du mehr nen Schluck! Hihihihi! Siegfried holt mit dem Schwert aus. Er führt, wie in einer Anwandlung heftigen Ekels einen jähen Streich nach Mime; dieser stürzt sogleich tot zu Boden. Man hört Alberichs höhnisches Gelächter aus dem Geklüfte SIEGFRIED Schmeck du mein Schwert, ekliger Schwätzer! Er henkt, auf den am Boden Liegenden blickend, ruhig sein Schwert wieder ein Neides Zoll zahlt Notung dazu durft ich ihn schmieden. Er rafft Mimes Leichnam auf, trägt ihn auf die Anhöhe vor den Eingang der Höhle und wirft ihn dort hinein In der Höhle hier lieg auf dem Hort! Mit zäher List erzieltest du ihn jetzt magst du des wonnigen walten! Einen guten Wächter geb ich dir auch, dass er vor Dieben dich deckt. Er wälzt mit grosser Anstrengung den Leichnam des Wurmes vor den Eingang der Höhle, so dass er diesen ganz damit verstopft Da lieg auch du, dunkler Wurm! Den gleissenden Hort hüte zugleich mit dem beuterührigen Feind so fandet beide ihr nun Ruh ! Er blickt eine Weile sinnend in die Höhle hinab und wendet sich dann langsam, wie ermüdet, in den Vordergrund. Es ist Mittag. Er führt sich die Hand über die Stirn Heiss ward mir von der harten Last! Brausend jagt mein brünst ges Blut; die Hand brennt mir am Haupt. Hoch steht schon die Sonne aus lichtem Blau blickt ihr Aug auf den Scheitel steil mir herab. Linde Kühlung erkies ich unter der Linde! Er streckt sich unter der Linde aus und blickt wieder die Zweige hinauf Noch einmal, liebes Vöglein, da wir so lang lästig gestört, - lauscht ich gerne deinem Sange auf dem Zweige seh ich wohlig dich wiegen; zwitschernd umschwirren dich Brüder und Schwestern, umschweben dich lustig und lieb! Doch ich - bin so allein, hab nicht Brüder noch Schwestern meine Mutter schwand, mein Vater fiel nie sah sie der Sohn! Mein einz ger Gesell war ein garstiger Zwerg; Güte zwang warm uns nie zu Liebe; listige Schlingen warf mir der Schlaue; nun musst ich ihn gar erschlagen! Er blickt schmerzlich bewegt wieder nach den Zweigen auf Freundliches Vöglein, dich frage ich nun gönntest du mir wohl ein gut Gesell? Willst du mir das Rechte raten? Ich lockte so oft, und erlost es mir nie Du, mein Trauter, träfst es wohl besser, so recht ja rietest du schon. Nun sing ! Ich lausche dem Gesang. STIMME DES WALDVOGELS Hei! Siegfried erschlug nun den schlimmen Zwerg! Jetzt wüsst ich ihm noch das herrlichste Weib auf hohem Felsen sie schläft, Feuer umbrennt ihren Saal durchschritt er die Brunst, weckt er die Braut, Brünnhilde wäre dann sein! SIEGFRIED fährt mit jäher Heftigkeit vom Sitze auf O holder Sang! Süssester Hauch! Wie brennt sein Sinn mir sehrend die Brust! Wie zückt er heftig zündend mein Herz! Was jagt mir so jach durch Herz und Sinne? Sag es mir, süsser Freund! Er lauscht STIMME DES WALDVOGELS Lustig im Leid sing ich von Liebe; wonnig aus Weh web ich mein Lied nur Sehnende kennen den Sinn! SIEGFRIED Fort jagt s mich jauchzend von hinnen, fort aus dem Wald auf den Fels! Noch einmal sage mir, holder Sänger werd ich das Feuer durchbrechen? Kann ich erwecken die Braut? Siegfried lauscht noch mal STIMME DES WALDVOGELS Die Braut gewinnt, Brünnhilde erweckt ein Feiger nie nur wer das Fürchten nicht kennt! SIEGFRIED lacht auf vor Entzücken Der dumme Knab , der das Fürchten nicht kennt, mein Vöglein, der bin ja ich! Noch heute gab ich vergebens mir Müh, das Fürchten von Fafner zu lernen nun brenn ich vor Lust, es von Brünnhilde zu wissen! Wie find ich zum Felsen den Weg? Der Vogel flattert auf, kreist über Siegfried und fliegt ihm zögernd voran SIEGFRIED jauchzend So wird mir der Weg gewiesen wohin du flatterst folg ich dem Flug! Er läuft dem Vogel, welcher ihn neckend einige Zeitlang unstet nach verschiedenen Richtungen hinleitet, nach und folgt ihm endlich, als dieser mit einer bestimmten Wendung nach dem Hintergrunde davonfliegt. Der Vorhang fällt この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@wagnerianchan Wagner,Richard/Siegfried/III+
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CHAPTER XXIV UP CHAPTER XXVI CHAPTER XXV Matthew Insists on Puffed Sleeves Matthew was having a bad ten minutes of it. He had come into the kitchen, in the twilight of a cold, gray December evening, and had sat down in the woodbox corner to take off his heavy boots, unconscious of the fact that Anne and a bevy of her schoolmates were having a practice of "The Fairy Queen" in the sitting room. Presently they came trooping through the hall and out into the kitchen, laughing and chattering gaily. They did not see Matthew, who shrank bashfully back into the shadows beyond the woodbox with a boot in one hand and a bootjack in the other, and he watched them shyly for the aforesaid ten minutes as they put on caps and jackets and talked about the dialogue and the concert. Anne stood among them, bright eyed and animated as they; but Matthew suddenly became conscious that there was something about her different from her mates. And what worried Matthew was that the difference impressed him as being something that should not exist. Anne had a brighter face, and bigger, starrier eyes, and more delicate features than the other; even shy, unobservant Matthew had learned to take note of these things; but the difference that disturbed him did not consist in any of these respects. Then in what did it consist? Matthew was haunted by this question long after the girls had gone, arm in arm, down the long, hard-frozen lane and Anne had betaken herself to her books. He could not refer it to Marilla, who, he felt, would be quite sure to sniff scornfully and remark that the only difference she saw between Anne and the other girls was that they sometimes kept their tongues quiet while Anne never did. This, Matthew felt, would be no great help. He had recourse to his pipe that evening to help him study it out, much to Marilla s disgust. After two hours of smoking and hard reflection Matthew arrived at a solution of his problem. Anne was not dressed like the other girls! The more Matthew thought about the matter the more he was convinced that Anne never had been dressed like the other girls--never since she had come to Green Gables. Marilla kept her clothed in plain, dark dresses, all made after the same unvarying pattern. If Matthew knew there was such a thing as fashion in dress it was as much as he did; but he was quite sure that Anne s sleeves did not look at all like the sleeves the other girls wore. He recalled the cluster of little girls he had seen around her that evening--all gay in waists of red and blue and pink and white--and he wondered why Marilla always kept her so plainly and soberly gowned. Of course, it must be all right. Marilla knew best and Marilla was bringing her up. Probably some wise, inscrutable motive was to be served thereby. But surely it would do no harm to let the child have one pretty dress--something like Diana Barry always wore. Matthew decided that he would give her one; that surely could not be objected to as an unwarranted putting in of his oar. Christmas was only a fortnight off. A nice new dress would be the very thing for a present. Matthew, with a sigh of satisfaction, put away his pipe and went to bed, while Marilla opened all the doors and aired the house. The very next evening Matthew betook himself to Carmody to buy the dress, determined to get the worst over and have done with it. It would be, he felt assured, no trifling ordeal. There were some things Matthew could buy and prove himself no mean bargainer; but he knew he would be at the mercy of shopkeepers when it came to buying a girl s dress. After much cogitation Matthew resolved to go to Samuel Lawson s store instead of William Blair s. To be sure, the Cuthberts always had gone to William Blair s; it was almost as much a matter of conscience with them as to attend the Presbyterian church and vote Conservative. But William Blair s two daughters frequently waited on customers there and Matthew held them in absolute dread. He could contrive to deal with them when he knew exactly what he wanted and could point it out; but in such a matter as this, requiring explanation and consultation, Matthew felt that he must be sure of a man behind the counter. So he would go to Lawson s, where Samuel or his son would wait on him. Alas! Matthew did not know that Samuel, in the recent expansion of his business, had set up a lady clerk also; she was a niece of his wife s and a very dashing young person indeed, with a huge, drooping pompadour, big, rolling brown eyes, and a most extensive and bewildering smile. She was dressed with exceeding smartness and wore several bangle bracelets that glittered and rattled and tinkled with every movement of her hands. Matthew was covered with confusion at finding her there at all; and those bangles completely wrecked his wits at one fell swoop. "What can I do for you this evening, Mr. Cuthbert?" Miss Lucilla Harris inquired, briskly and ingratiatingly, tapping the counter with both hands. "Have you any--any--any--well now, say any garden rakes?" stammered Matthew. Miss Harris looked somewhat surprised, as well she might, to hear a man inquiring for garden rakes in the middle of December. "I believe we have one or two left over," she said, "but they re upstairs in the lumber room. I ll go and see." During her absence Matthew collected his scattered senses for another effort. When Miss Harris returned with the rake and cheerfully inquired "Anything else tonight, Mr. Cuthbert?" Matthew took his courage in both hands and replied "Well now, since you suggest it, I might as well--take--that is--look at--buy some--some hayseed." Miss Harris had heard Matthew Cuthbert called odd. She now concluded that he was entirely crazy. "We only keep hayseed in the spring," she explained loftily. "We ve none on hand just now." "Oh, certainly--certainly--just as you say," stammered unhappy Matthew, seizing the rake and making for the door. At the threshold he recollected that he had not paid for it and he turned miserably back. While Miss Harris was counting out his change he rallied his powers for a final desperate attempt. "Well now--if it isn t too much trouble--I might as well--that is--I d like to look at--at--some sugar." "White or brown?" queried Miss Harris patiently. "Oh--well now--brown," said Matthew feebly. "There s a barrel of it over there," said Miss Harris, shaking her bangles at it. "It s the only kind we have." "I ll--I ll take twenty pounds of it," said Matthew, with beads of perspiration standing on his forehead. Matthew had driven halfway home before he was his own man again. It had been a gruesome experience, but it served him right, he thought, for committing the heresy of going to a strange store. When he reached home he hid the rake in the tool house, but the sugar he carried in to Marilla. "Brown sugar!" exclaimed Marilla. "Whatever possessed you to get so much? You know I never use it except for the hired man s porridge or black fruit cake. Jerry s gone and I ve made my cake long ago. It s not good sugar, either--it s coarse and dark--William Blair doesn t usually keep sugar like that." "I--I thought it might come in handy sometime," said Matthew, making good his escape. When Matthew came to think the matter over he decided that a woman was required to cope with the situation. Marilla was out of the question. Matthew felt sure she would throw cold water on his project at once. Remained only Mrs. Lynde; for of no other woman in Avonlea would Matthew have dared to ask advice. To Mrs. Lynde he went accordingly, and that good lady promptly took the matter out of the harassed man s hands. "Pick out a dress for you to give Anne? To be sure I will. I m going to Carmody tomorrow and I ll attend to it. Have you something particular in mind? No? Well, I ll just go by my own judgment then. I believe a nice rich brown would just suit Anne, and William Blair has some new gloria in that s real pretty. Perhaps you d like me to make it up for her, too, seeing that if Marilla was to make it Anne would probably get wind of it before the time and spoil the surprise? Well, I ll do it. No, it isn t a mite of trouble. I like sewing. I ll make it to fit my niece, Jenny Gillis, for she and Anne are as like as two peas as far as figure goes." "Well now, I m much obliged," said Matthew, "and--and--I dunno--but I d like--I think they make the sleeves different nowadays to what they used to be. If it wouldn t be asking too much I--I d like them made in the new way." "Puffs? Of course. You needn t worry a speck more about it, Matthew. I ll make it up in the very latest fashion," said Mrs. Lynde. To herself she added when Matthew had gone "It ll be a real satisfaction to see that poor child wearing something decent for once. The way Marilla dresses her is positively ridiculous, that s what, and I ve ached to tell her so plainly a dozen times. I ve held my tongue though, for I can see Marilla doesn t want advice and she thinks she knows more about bringing children up than I do for all she s an old maid. But that s always the way. Folks that has brought up children know that there s no hard and fast method in the world that ll suit every child. But them as never have think it s all as plain and easy as Rule of Three--just set your three terms down so fashion, and the sum ll work out correct. But flesh and blood don t come under the head of arithmetic and that s where Marilla Cuthbert makes her mistake. I suppose she s trying to cultivate a spirit of humility in Anne by dressing her as she does; but it s more likely to cultivate envy and discontent. I m sure the child must feel the difference between her clothes and the other girls . But to think of Matthew taking notice of it! That man is waking up after being asleep for over sixty years." Marilla knew all the following fortnight that Matthew had something on his mind, but what it was she could not guess, until Christmas Eve, when Mrs. Lynde brought up the new dress. Marilla behaved pretty well on the whole, although it is very likely she distrusted Mrs. Lynde s diplomatic explanation that she had made the dress because Matthew was afraid Anne would find out about it too soon if Marilla made it. "So this is what Matthew has been looking so mysterious over and grinning about to himself for two weeks, is it?" she said a little stiffly but tolerantly. "I knew he was up to some foolishness. Well, I must say I don t think Anne needed any more dresses. I made her three good, warm, serviceable ones this fall, and anything more is sheer extravagance. There s enough material in those sleeves alone to make a waist, I declare there is. You ll just pamper Anne s vanity, Matthew, and she s as vain as a peacock now. Well, I hope she ll be satisfied at last, for I know she s been hankering after those silly sleeves ever since they came in, although she never said a word after the first. The puffs have been getting bigger and more ridiculous right along; they re as big as balloons now. Next year anybody who wears them will have to go through a door sideways." Christmas morning broke on a beautiful white world. It had been a very mild December and people had looked forward to a green Christmas; but just enough snow fell softly in the night to transfigure Avonlea. Anne peeped out from her frosted gable window with delighted eyes. The firs in the Haunted Wood were all feathery and wonderful; the birches and wild cherry trees were outlined in pearl; the plowed fields were stretches of snowy dimples; and there was a crisp tang in the air that was glorious. Anne ran downstairs singing until her voice reechoed through Green Gables. "Merry Christmas, Marilla! Merry Christmas, Matthew! Isn t it a lovely Christmas? I m so glad it s white. Any other kind of Christmas doesn t seem real, does it? I don t like green Christmases. They re not green-- they re just nasty faded browns and grays. What makes people call them green? Why--why--Matthew, is that for me? Oh, Matthew!" Matthew had sheepishly unfolded the dress from its paper swathings and held it out with a deprecatory glance at Marilla, who feigned to be contemptuously filling the teapot, but nevertheless watched the scene out of the corner of her eye with a rather interested air. Anne took the dress and looked at it in reverent silence. Oh, how pretty it was--a lovely soft brown gloria with all the gloss of silk; a skirt with dainty frills and shirrings; a waist elaborately pintucked in the most fashionable way, with a little ruffle of filmy lace at the neck. But the sleeves--they were the crowning glory! Long elbow cuffs, and above them two beautiful puffs divided by rows of shirring and bows of brown-silk ribbon. "That s a Christmas present for you, Anne," said Matthew shyly. "Why--why--Anne, don t you like it? Well now--well now." For Anne s eyes had suddenly filled with tears. "Like it! Oh, Matthew!" Anne laid the dress over a chair and clasped her hands. "Matthew, it s perfectly exquisite. Oh, I can never thank you enough. Look at those sleeves! Oh, it seems to me this must be a happy dream." "Well, well, let us have breakfast," interrupted Marilla. "I must say, Anne, I don t think you needed the dress; but since Matthew has got it for you, see that you take good care of it. There s a hair ribbon Mrs. Lynde left for you. It s brown, to match the dress. Come now, sit in." "I don t see how I m going to eat breakfast," said Anne rapturously. "Breakfast seems so commonplace at such an exciting moment. I d rather feast my eyes on that dress. I m so glad that puffed sleeves are still fashionable. It did seem to me that I d never get over it if they went out before I had a dress with them. I d never have felt quite satisfied, you see. It was lovely of Mrs. Lynde to give me the ribbon too. I feel that I ought to be a very good girl indeed. It s at times like this I m sorry I m not a model little girl; and I always resolve that I will be in future. But somehow it s hard to carry out your resolutions when irresistible temptations come. Still, I really will make an extra effort after this." When the commonplace breakfast was over Diana appeared, crossing the white log bridge in the hollow, a gay little figure in her crimson ulster. Anne flew down the slope to meet her. "Merry Christmas, Diana! And oh, it s a wonderful Christmas. I ve something splendid to show you. Matthew has given me the loveliest dress, with SUCH sleeves. I couldn t even imagine any nicer." "I ve got something more for you," said Diana breathlessly. "Here-- this box. Aunt Josephine sent us out a big box with ever so many things in it--and this is for you. I d have brought it over last night, but it didn t come until after dark, and I never feel very comfortable coming through the Haunted Wood in the dark now." Anne opened the box and peeped in. First a card with "For the Anne-girl and Merry Christmas," written on it; and then, a pair of the daintiest little kid slippers, with beaded toes and satin bows and glistening buckles. "Oh," said Anne, "Diana, this is too much. I must be dreaming." "I call it providential," said Diana. "You won t have to borrow Ruby s slippers now, and that s a blessing, for they re two sizes too big for you, and it would be awful to hear a fairy shuffling. Josie Pye would be delighted. Mind you, Rob Wright went home with Gertie Pye from the practice night before last. Did you ever hear anything equal to that?" All the Avonlea scholars were in a fever of excitement that day, for the hall had to be decorated and a last grand rehearsal held. The concert came off in the evening and was a pronounced success. The little hall was crowded; all the performers did excellently well, but Anne was the bright particular star of the occasion, as even envy, in the shape of Josie Pye, dared not deny. "Oh, hasn t it been a brilliant evening?" sighed Anne, when it was all over and she and Diana were walking home together under a dark, starry sky. "Everything went off very well," said Diana practically. "I guess we must have made as much as ten dollars. Mind you, Mr. Allan is going to send an account of it to the Charlottetown papers." "Oh, Diana, will we really see our names in print? It makes me thrill to think of it. Your solo was perfectly elegant, Diana. I felt prouder than you did when it was encored. I just said to myself, `It is my dear bosom friend who is so honored. " "Well, your recitations just brought down the house, Anne. That sad one was simply splendid." "Oh, I was so nervous, Diana. When Mr. Allan called out my name I really cannot tell how I ever got up on that platform. I felt as if a million eyes were looking at me and through me, and for one dreadful moment I was sure I couldn t begin at all. Then I thought of my lovely puffed sleeves and took courage. I knew that I must live up to those sleeves, Diana. So I started in, and my voice seemed to be coming from ever so far away. I just felt like a parrot. It s providential that I practiced those recitations so often up in the garret, or I d never have been able to get through. Did I groan all right?" "Yes, indeed, you groaned lovely," assured Diana. "I saw old Mrs. Sloane wiping away tears when I sat down. It was splendid to think I had touched somebody s heart. It s so romantic to take part in a concert, isn t it? Oh, it s been a very memorable occasion indeed." "Wasn t the boys dialogue fine?" said Diana. "Gilbert Blythe was just splendid. Anne, I do think it s awful mean the way you treat Gil. Wait till I tell you. When you ran off the platform after the fairy dialogue one of your roses fell out of your hair. I saw Gil pick it up and put it in his breast pocket. There now. You re so romantic that I m sure you ought to be pleased at that." "It s nothing to me what that person does," said Anne loftily. "I simply never waste a thought on him, Diana." That night Marilla and Matthew, who had been out to a concert for the first time in twenty years, sat for a while by the kitchen fire after Anne had gone to bed. "Well now, I guess our Anne did as well as any of them," said Matthew proudly. "Yes, she did," admitted Marilla. "She s a bright child, Matthew. And she looked real nice too. I ve been kind of opposed to this concert scheme, but I suppose there s no real harm in it after all. Anyhow, I was proud of Anne tonight, although I m not going to tell her so." "Well now, I was proud of her and I did tell her so fore she went upstairs," said Matthew. "We must see what we can do for her some of these days, Marilla. I guess she ll need something more than Avonlea school by and by." "There s time enough to think of that," said Marilla. "She s only thirteen in March. Though tonight it struck me she was growing quite a big girl. Mrs. Lynde made that dress a mite too long, and it makes Anne look so tall. She s quick to learn and I guess the best thing we can do for her will be to send her to Queen s after a spell. But nothing need be said about that for a year or two yet." "Well now, it ll do no harm to be thinking it over off and on," said Matthew. "Things like that are all the better for lots of thinking over." CHAPTER XXIV UP CHAPTER XXVI 今日 - | 昨日 - | Total - since 05 June 2007 last update 2007-06-05 01 20 30 (Tue)
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第一幕 物語の舞台 十六世紀のパレルモ。繁華街。前方にダニエリが経営する居酒屋。大騒動。兵士の一群は繁華街やタバコ屋を破壊している。彼らは看板を引きはがし、家具や瓶を壊してまわる。 民衆は彼らに飛びかかり、破壊をやめさせようとして殴り合いになる。 合唱 おい、何のつもりだ! ばかなことはやめないか、権利の侵害だぞ! こてんぱんにやっつけろ。 めちゃくちゃに殴ってやれ! ルツィオ、アンジェロー、アントニオが笑いながら居酒屋から飛び出してくる。 ルツィオ、アントニオ、アンジェロー (笑いながら) ハハハハ! これじゃコメディだ! ルツィオ グラスをひったくられたぜ。 アントニオ おれはやつらを殴ってやった。 アンジェロー こりゃ悪魔の仕業だな。地獄だ! ルツィオ 誰がこんなならず者連中を派遣したんだ? どっちを向いても瓦礫ばかりじゃないか! ブリゲラと数人の兵士たちがダニエリとポンシオ、それにドレーラを居酒屋からしょっぴいてくる。 合唱 おい、見ろ。捕まったようだ! ポンシオ あっち行け、悪党! ダニエリ 放せ! ドレーラ 何の罪を犯したっていうのよ! ルツィオ ちょっと! おかしくて死にそうだよ! ダニエリ 骨という骨をへし折ってやるぞ! ブリゲラ そら、前へ進め。まったくだらしない連中だな。 おまえらのせいで一苦労ってもんだ! ドレーラ 放しなさいよ! あたし、一歩も歩かないわ。 ああ、聖母様、何という恥辱でしょう! ブリゲラ その聖母様とやらも、おれについてこさせるんだ! 合唱 放せ! 彼らが何をした? ドレーラ ああ、ルツィオ、助けて! あたしの味方をして! あんたは永遠の誠を誓ってくれたじゃない? あたし、誰よりもあんたが好きだったわ。 婚約はもう破棄してあげるから、 この図々しい連中から解放してちょうだい。 それから平手打ちも食わしてやって! ルツィオ 何だって! それは助かる! どうも結婚する気になれないしね。 (ブリゲラに) ねえ、きみ。頼むから彼女を放してやってくれよ。 ブリゲラ 冗談じゃない!さあ、歩け、歩け! 素直におれについて来い! ルツィオ きみたちが正しいことをする者なら、放してくれるはずだ! ブリゲラ この生意気小僧を捕まえろ! ルツィオ 無頼漢ども、近づくな! (民衆に) まったく何てありさまだ! 皆団結して、やつらを街に追い払おう! 合唱 図々しいやつらにはたくさんだ! アントニオ いったい誰の命令でここに来た? ルツィオ 何の命令だ? ちゃんと答えろ! ドレーラ、ポンシオ、ダニエリ 何だって我々を逮捕する? 合唱 なぜここで暴れまわるんだ、 いったいどうしてだ? ルツィオ 何の命令だ? はっきり言え! 全員 さっさと答えろ、何の命令でこんなことをする? ブリゲラ (大判の羊皮紙を取り出す) 黙れ! ここに命令がある! (セリフで) いやいや、どうかお許しを。旦那、ほんとにすんませんでしたな。おれとしたことが、先に言っておかなかったとはね! 思い出さしてくれて感謝しますぜ。 (歌う) 鼓手、静粛の合図に太鼓をたたけ。 皆の衆、よく聞きたまえ! 鼓手は四方からドラムを鳴らす。 全員 静かに! 今度は何をやらかす気だ? フリードリヒの新たな愚行を拝聴だ! ブリゲラ (法令を読み上げる) 「我々は、急速に広がりつつある忌まわしき軽薄性と不品行に貶められ、信仰に欠けた堕落した街を復興すべく、もっと清らかな、神の御心にかなった生活習慣を導入する。それとともに浮ついた心根の者を罰し、根絶やしにすることで、これ以上みだらな行いが拡散することを予防する方針。 総督としての権力を行使してここに命じる。カーニヴァルは贅沢かつ下品な祭ゆえ廃止。違反は死罪をもって禁じられる。さらにあらゆる飲食店ならびに繁華街は利用禁止かつ撤廃する。さらに飲酒と恋愛の違反者は死刑に処す。国王の総督としての名のもとに、フリードリヒ。」 全員 (笑って) ハハハハ!こりゃまた愉快な! ルツィオ これが何のことかは知ってるさ! フリードリヒ代理国王、万々歳ってところだな! 全員 善良なキリスト様、栄えあれ! ブリゲラ やれやれ、何たる厚かましさだ! ドレーラ 事件はコメディに早変わりね! ルツィオ 何とおっしゃったっけ、恋もだめ、ワインもだめ、 そしてカーニヴァルも禁止だときた! 全員 (ブリゲラを除く) ドイツの馬鹿者,そら、笑ってやろう。 これ以外答えとして見つかるものがない。 やつをかの雪国の家に追い返せ。 そこで禁欲的な生活をすればいいさ。 ブリゲラ いまに気が狂うぞ。おれはもう我慢ならん! よくもこんな破廉恥なことができるもんだ! この混雑を抜けだしたら、 おれはもう自分自身をなくしちまってるに違いねえ! クラウディオが数人の兵士たちに護送されてくる。 アントニオ 誰が捕まったんだ? おい、見ろ! ルツィオ 何だって? クラウディオじゃないか!捕まったのか! クラウディオ そうさ、捕まった! そんなに悪いことをしたわけじゃないのに。 聞いてくれるなら、きみたちもわかってくれるだろう、 なぜ法に触れてしまったのかをね。 ルツィオ 話してくれ、いったい何があったんだい? クラウディオ ああ、ひどいことに、僕を死刑にするって。 ルツィオ 死刑? 全員 死刑! 何と、人殺しでもしたのか? ルツィオ 反逆でもしたのか? 全員 反逆か? クラウディオ ちがうよ! ただ…恋をしただけだ。 ルツィオ 恋をしただけだって? それで? クラウディオ きみはあのばかなフリードリヒの新しい法律を知らないの? ルツィオ ばかばかしい! あんなのお笑いだよ! クラウディオ 死刑は明日だよ! 笑いたきゃ笑ったらいいさ。 全員 明日! ああ、神様! ただ恋をしただけで! あんまりだ! あまりにばかげている! クラウディオ ドレーラじゃないか。どうして? ここで会うとは! どうしてここにいるんだい? ドレーラ ああ、クラウディオ様、あなたも苦境に陥っておいでですが、 でも、わたくしめも同じように困っております。 あなた様の妹、イザベラ様が、 見習いとして修道院にお入りになってから、 わたくしは妹さんのメイドを退き、 あの居酒屋で働いておりましたが、 今日、わたくしもほかの者たちと一緒に 捕まって連れ去られるところですの。 クラウディオ きみはよく尽くしてくれたのに、ああ、何てことだろう。 きみを助けるよ、僕を助けてくれる者がいればの話だけど。 ルツィオ いったいきみに何の罪があるんだい? あの総督が正気だとは とても信じられない! アントニオ、アンジェロー、合唱 ああ、とにかく自由にしてやりたい! クラウディオ きみたちはフリードリヒの力を知らないんだ! ルツィオ あの間抜けならよく知っているさ。 肉は冷たくて、やつのかたくなな心には 温かい血など一滴たりとも通ってないんだ。 まあ、国王はやつの忠誠をご存じだし、 やつの厳しい、強情な考えもご存じだ。 それで僕たちの上にやつを置かれたんだよ。 クラウディオ 彼は紳士だよ! ルツィオ 馬鹿者さ! やつだって僕たちの情熱には圧倒されるだろうから 思いっきりやつをやり込めてやろうよ。 そうしたらやつは僕らの激情に恐れおののくさ。 クラウディオ 彼は恐れたりしないよ! でも、たった一つだけ 僕が助かる道は残されているー 聞いてくれ、ルツィオ!ー あの静かな場所を知っているだろう、 エリーザベト修道院だよ。 僕の誠実な妹はあそこにいて、 さびしく祈りを捧げているんだ。 僕の友よ、彼女のところに急いで行ってくれ。 彼女に、僕を救うように言ってくれ。 妹の願いにならあの冷酷な男の強固な精神も 和らぐだろう。 彼女に言ってくれ、たとえ罪人だとしても、 僕の犯した罪は良いことでしかない、と。 彼女が僕を赦してくれるように説得してくれ。 そうすれば僕は彼女の勇気にすべてを賭けることができる! 全員 どこからこんな騒ぎが降って湧いたのだろう、 何と腹立たしい! 怒りと絶望で煮えくり返りそうだ! たった一人の馬鹿者の考えが 喜びも自由も奪おうとしている! ルツィオ きみの妹のもとへ、急いで行くよ。 彼女がきみに救いをもたらすように計らおう。 もし、彼女の願いがやつの心に届かなかったとしても、 僕がきみを助けよう。 僕自身できっときみを救う! 友よ、彼女のもとに急ぐよ! クラウディオ 彼女だけが頼みなんだ! 友よ、彼女のもとに急いでくれ。 僕を救うことができるのは彼女だけだ! あの子は賢いし、 忠誠心できっと僕を助けてくれるだろう。 彼女だけが僕を救える! 友よ、急いで行ってくれ。 あの子の忠誠心だけが僕を救いへ導くんだ! ブリゲラ こいつらをどうやって街までしょっぴいていくかな。 この連中はどうも信用ならんからな。 おまえらのらくら者のせいで、こっちは神経がずたずただ! ああ、もうここをとっくに出ていたらよかったんだがなあ! 皆は大騒動の中、次第に散っていく。ブリゲラと兵士たちは群衆の間をかき分けながら囚人たちをしょっぴいて行く。 エリーザベト修道院内部にある中庭。 片側に修道院の庭が、 もう一方には教会が見える。中央には門がある。 修道女たち (舞台の裏から) 憐みの母よ、喜びを! 母よ! イザベラとマリアーナが庭に出てくる。 マリアーナ、イザベラ 神々しい平和、天の静けさが 私たちに授けられ、微笑みかける! 世間の苦しみ、長らく涙したものから 心は逃れ、愛しつつ一つとなる! イザベラ あなたの秘かな心の傷が 早く癒えますように。 苦しみは隠さずに打ち明けてしまったほうが ずっと気持ちが楽になるわよ。 私たちは小さい時から仲がよかったじゃないの。 それにしても、会うのは三年ぶりね。 お互いつらい運命に遭ったんだわ。 私は母も父も亡くしてしまった。 ここに来たのは気を落ち着けるためなのよ。 そうしたら偶然にも悩み苦しむあなたに出会ったの。 でもあなたは黙ったまま。私のことを、 悲しみを分かち合える姉妹だとは思っていないの? マリアーナ そんなこと言わないで。私にとっては あなた自身が慰めであって、愛なんですもの。 それにしても、愛がこれほどの痛みを もたらすなんて。 私が心から愛した不実な男が 人生の喜びをぜんぶ打ち砕いたのよ。 ああ、私たちの愛はすでに司祭によって 静かな契りを結んでいたの。 でもあの人はーシチリアに来たばかりの時は 貧しくて、地位もなかったのだけれど、 王の寵愛を受けて昇進し、 彼は名誉欲にばかり燃えるようになった。 あげくには愛の静かな幸せをばかにするようになって、 そして、妻の私を、やがて捨てて行ったのよ。 イザベラ (かんかんになって) まあ、恥知らずな! その男はいったい誰よ? マリアーナ いま総督をしている男。フリードリヒよ。 イザベラ あの男なら知っているわ。ひどい男よ。 偽善者だわ。ああ、女として恥よ、 私たちがやわな涙だけしか持っていなくて、 あんな男たちに復讐できないなんて! マリアーナ 泣かせてちょうだいな。私の慰めなんですもの。 修道院で新たな居場所を見出したわ。 悪しき友の代わりに姉妹を、 天は与えてくださった。-幸せだわ。 神々しい平和、天の静けさが 私たちに授けられ、微笑みかける! 世間の苦しみ、長らく涙したものから 心は逃れ、愛しつつ一つとなる! イザベラ あんな汚れた世界、喜んで逃げるわよ、 私にはあの世界を破滅させる力はないんですもの。 私たちが忌々しいしがらみに縛られる世界では 誰もあの厚かましい男に逆らえないわ。 あんな悪党に処罰が下らないで、 哀れな女性を苦しめることが許される世界なんて! あの男はあなたの苦しみに無関心なのね。 あなたは泣きはらしているっていうのに! (門の呼び鈴が鳴る) 誰か来たわ。-門番の修道女じゃなさそうね。 あなたは行って。-私が開けるわ。 (マリアーナは離れる。イザベラは彼女を見送るが、もう一度駆け寄り、抱きしめる) あなたほどかわいそうな人はいないわ! (マリアーナは出て行く。イザベラが門を開けると、ルツィオが入ってくる。イザベラはヴェールで顔を隠す。) 男の方だわ。-お待ちになって。私は行かなくては。 門番をよこしますから。 ルツィオ その必要はありません、お嬢さん。 僕はあの、お話ししなくてはならないのですが…いや、 見習い修道女の方とはどうしたらお会いできるでしょうか、 イザベラという若い方なのですが。 イザベラ イザベラをお探しですの? だったら私がそうですわ。あなたはどなたですか? 私に会いにいらしたとおっしゃいますけれど。 ルツィオ ああ、ちょうどよかった!-僕はルツィオです。 あなたのお兄さま、クラウディオの友人です。 イザベラ ルツィオ? 聞いたことがあるわ。 軽はずみでばかなことばかりしているんですってね。 ルツィオ いまはそんな話をしている場合じゃありません。 イザベラ、お兄さまを救ってください! イザベラ 兄を? いったい何があったの? ルツィオ 聞いてください! お兄さまはユーリアを愛して情熱的に… イザベラ まあ、あきれた! 兄は彼女の名誉を傷つけたの? ルツィオ ちがいます! お兄さまは後悔して、この過ちを 結婚で正す意志があるのです。 でも…あなたはフリードリヒの愚かさが生み出した 新しい法律をご存じないのですか? ほんのわずかな過ちを犯しただけで 死刑にされるのですよ。 イザベラ 死刑ですって! ルツィオ そうです。イザベラ、クラウディオは死ぬのですよ。 あなたが自らフリードリヒのもとに急ぎ、 一人の妹として必死に願い、 涙を彼に向かって注がないかぎり! あの鋼のような心をあなたが溶かしてください! イザベラ まあ、あの恥知らず! 極悪人! 神さま、あの男を破滅させる力をお与えください! (彼女は感情的になってヴェールを取る。) ルツィオ ああ、天よ、何と美しい! イザベラ 行きますわ。もう一度世間に足を踏み入れましょう。 ルツィオ なぜ一度だけなのですか? 世間に戻りましょう。 あなたはあまりに美しく、あまりにも心が温かい! イザベラ 何を言うの。修道院は出ないわよ。 ルツィオ もう出ない、ですって?-でも、今は、 今は、とにかくお兄さまを救う目的がある! イザベラ 兄を救う! そうよ! 兄の尊い命は 私にかかっている。 兄を救わなくては。 彼は私を信頼しているんですもの! 偽善者と一戦交えようと、 私は激しく燃えているわ。 あの男を勇敢に打ち負かせるように、 神は正義と力を与えてくださる! ルツィオ 強く心を動かされる! 優しい天の花嫁。 誰だって夢中にならずにはいられない、 彼女の目の奥を見れば! この熱い情熱を どうしたら抑えられるだろう。 僕はこの人に畏敬の念を 抱かずにはいられない。 ああ、イザベラ、急ぎましょう、 そして二度とここには来ないのです! イザベラ 何が言いたいの? ルツィオ ああ、聞いてください。 世間はあなたがいてこそ価値があるのです! あなたは僕の愛を軽蔑し、 僕のまなざしを愚かだと片づけるおつもりですか? イザベラ まあ、向こう見ずね! ルツィオ 世間に帰ってきてください! 僕がそのきっかけに なれたら! 僕の妻になってください! (ひざまずく。) イザベラ ばかね、ちゃんと立ちなさい! 気は確か? よくもこんなところで求婚なんて! 立ちなさいったら! さもなきゃついて行かないわよ! 厚かましいことをしたらだめ! 絶対だめよ、絶対! これ以上何も言わないでちょうだい! ルツィオ ああ、いや、イザベラ! ああ、イザベラ! 僕はあなたにひざを屈します。 恐れるものなどありません。でも、とにかく急がなくては。 神よ、間に合うように! イザベラ 兄を、そうよ、解放しなくては。 手を貸してちょうだい! ルツィオ もちろん! あなたのためなら何でも! イザベラ 兄の尊い命は 私にかかっている。 兄を救わなくては。 彼は私を信頼しているんですもの! 偽善者と一戦交えようと、 私は激しく燃えているわ。 あの男を勇敢に打ち負かせるように、 神は正義と力を与えてくださる! ルツィオ 強く心を動かされる! 優しい天の花嫁。 誰だって夢中にならずにはいられない、 彼女の目の奥を見れば! この熱い情熱を どうしたら抑えられるだろう。 僕はこの人に畏敬の念を 抱かずにはいられない。 (二人は急いで退場。) 傍聴席と回廊のある法廷。ブリゲラは隊長として兵士たちの先頭に立っている。 ブリゲラ ずいぶん遅いな! 正当な理由があるなら納得できるし、 誰だって待てるってもんだが! 昼になるな、暑くなってくるぞ。 じっと待って何の足しになる? なりゃあしねえ! ああ、おれにも裁くことができるならー 裁けたらいいよな!- 何を尋問すりゃいいのかわかっていたら! そう、尋問を進められたら! ちゃんと自分の任務に満足してられたらいいんだが。 満足してだ!ー だが、このままじゃちっとも給料も上がらん。 少しもだ! たしかにおれは善人だが、一度一人きりの時に 悪者をやってみたって悪くはない。 すごい悪者にな! まだ総督はおいでにならないぞ! 何をやってるんだ? やつの代わりに総督になってみたいもんだ。 あいつは一人で総督を気どってる最中なんだろうしな! (兵士たちに) おい、おまえたち、囚人たちを連れて来い! だが、一人はあとにするんだぞ! (彼はもったいぶった態度で腰を下ろす。) おれの最も輝かしい瞬間のはじまりだ! (ポンシオが連れて来られる。) もっと近くに来たまえ! ポンシオ もう十分すぎるほど近くにいます。 本当は遠くに行ってしまいたいのですが! ブリゲラ 名を名乗れ! ポンシオ はい…信じてください、神かけて申し上げます… ポンシオ・ピラートと申します。 ブリゲラ ポンシオ・ピラト? 恐ろしい! キリスト様を死に追いやったやつにここで出くわすとは! ポンシオ とんでもない、人違いですよ! 両親がそう名づけてしまったのです。 どうか名簿には書かないでおいてください。 名前のせいでいつも嫌われるので、 できればこの件は白紙に…。 ブリゲラ 白紙だと? おまえみたいな だらしない酒飲みの仲人をか? おまえには重罪の嫌疑があるのだぞ。 おまえは一夜だけの結婚を取り持った! ポンシオ ああ、それは違いますよ。たった一時間で、 一晩ほど長くはありません。 ブリゲラ たった一時間だと! ポンシオ、おまえ、口が滑ったな。 いずれにせよ、おまえは仲人としての罪がある! おまえからすべての身分を剥奪し、 追放とする! ポンシオ 追放! 身分を剥奪されて! どうか刑を軽くしてください。 なぜそんな不名誉を私に? そんなことをなさってはいけませんよ! ブリゲラ 追放だ! 追放だ! ポンシオ 追放! どうしてもですか? 理解に苦しみますよ! ブリゲラ (番人に) こいつに分からせてやれ! 放り出せ! ポンシオ あの、お聞きを! ブリゲラ 静かにしろ! 一言も言うな! 出て行け! 出て行け! 退場だ! 退場だ! ポンシオ 追放されて身分を剥奪されるなぞ、 とても耐えられません! ポンシオは外に放り出される。 ブリゲラ まったく、いやな職務だ。 だが、フリードリヒに褒められるためには我慢しなきゃならん。 (ドレーラが連れて来られる。) ああ、おまえか! ここへ。 もっとこっちに、もっと近くに来い! ドレーラ 仰せのとおりにまいりましたわ。 ブリゲラ 恋とカーニヴァル、および飲酒は 永遠に禁止されたにもかかわらず… ドレーラ (笑う。) ハハハハ! ブリゲラ おまえは厚かましくも この禁令に背き… ドレーラ (笑う。) ハハハハ! ブリゲラ おまえはあの居酒屋で 男たちに酒を勧めた。 ドレーラ (笑う。) ハハハハ! ハハハハ! ブリゲラ ちくしょう! 何だって笑うんだ? ドレーラ あなた様! ブリゲラ (驚いて跳び退く。) おい、おれをどうしようってんだ! ドレーラ (コケットに) そんなにかっかなさらないで。申し上げますわ。 ブリゲラ この小さないたずらっぽい目を見てると、 完全にいかれちまう。 ここは落ち着かなきゃならん。 自分がどうなってるのか分からねえ! ドレーラ あたしの一瞥だけで、 おばかさんったら、のぼせちゃったみたいね。 ここで肝心なのは、 あたしまでいかれないようにすることよ! ブリゲラ ああ、あの禁令を破っちまいそうだ! 落ち着け、ブリゲラ! さもなきゃ死刑だぞ! ドレーラ ブリゲラさん、どうか続けてくださいな。 固唾を飲んで拝聴しますわ。 ブリゲラ 行儀の悪いお嬢さんだな。言いたまえ、 罪の意識はないのかね? ドレーラ まあ、ひどい言い方ね! ブリゲラ 何より聞きたいのは、 おまえが後悔して規律を守る意志があるかどうかなんだが。 ドレーラ あんた、心の中であたしに いやらしい感情を寄せているんではなくて? あんたって偽善者の馬鹿者よ。おまけに粗野だわ! そんな論調で裁くつもり? ブリゲラ 法廷でのマナーがなっとらん! ドレーラ 何がいけないのよ? ブリゲラ おれは自分がわからなくなってきた! ドレーラ 猿みたいな顔だけど、かわいいわ! すっかり恋しちゃったみたいね。 裁判官は務まらなくなってしまったわ。 彼の中で何かが変わり始めている。 もう裁判のことなんて考えられないみたい! ブリゲラ すっかり恋しちまったぞ。 裁判官としての務めなんぞ彼方へ消えた。 こんないたずらっ子を見りゃあ、 裁判のことなんか考えちゃいられねえ! ブリゲラは優しい態度で彼女に近づく。 負けたよ。 裁判はもうやめにしよう。 ドレーラ 無罪だってことが お分かりになりましたの? ブリゲラ おまえは心のきれいな子だ。 キリストの名にかけて保証するぜ。 ドレーラ 嬉しいですわ! ブリゲラ まったく善良だなあ! ドレーラ それで? ブリゲラ おれには勇気が欠けてるんだよ。 ドレーラ 何の勇気? ブリゲラ おれはまったくばかだ! ドレーラ どうしてそんなことを? ブリゲラ ああ、いや、何としなやかでぽちゃっとしてるんだろう! ドレーラ だから何よ! ブリゲラ もう我慢できない! ドレーラ あっちに行ってよ、厚かましい悪者ね! ブリゲラ ドレーラ! ドレーラ 尋問の続きをなさい! ブリゲラ 聞いておくれよ。 ドレーラ もういや! アントニオ、ポンシオ、アンジェロー、ダニエリ、合唱 (中央の大きな扉の外から。だんだんと激しく、 騒がしくなり) 開けろ、開けろ! 何をぐずぐずしている? 何をやってるのか知らんが、 とにかくこれ以上待たせるな! 永遠に続けるつもりか? さっさと開けろ。さもないと扉をぶち壊すぞ! ドレーラ 面白くなってきたわ! 彼は何をするつもりかしら? あの人の何てばつが悪そうなこと! どうしていいか分からないらしいわ。 一方では罪の意識に苛まれ、 他方ではあたしへの恋心に引きずられそうなのよ! ブリゲラ ぜんぶおしまいだ! おれは何をはじめようってんだろう? 戸惑ったまんまか? いったいどうすりゃいいんだ? こっちでは恋の悩み、あっちでは罪になる! おまけに戸口じゃ、ならず者が騒いでるし! ブリゲラはこの場面で、面白おかしい裁判を繰り広げたが、いまや椅子やテーブルを駆使してドアを塞ごうとしながら兵士たちを持ち場につかせ、自らも素知らぬ顔をしようとする。外からは激しくたたいたり蹴ったりする音が聞こえたあげく扉が押し開けられ、群衆がなだれ込んでくる。 アントニオ、ポンシオ、アンジェロー、ダニエリ、民衆と拘束された人々 何がどうなっている? 本物の裁判官を 連れて来い! ブリゲラ やあ、こりゃうるさい! すごい騒ぎだ! ドレーラ ああ、心配だわ! あの人、変なことしなきゃいいけど! フリードリヒが数人の官吏を連れて登場。 フリードリヒ 規律を守れ! 何とひどい騒ぎだ! ブリゲラ、何があったのだ? ブリゲラ どうかお許しを。あの、旦那の負担を軽くしようと 私が裁判をやろうとしたんですが、皆お気に召さないようで…。 フリードリヒ おまえの任務だけを果たせ。二度とこのようなことを するのではない! 静粛に! 規律を守るのだ! 全員 静かによく気をつけよう。 さもないと悲劇が起こる! フリードリヒ 裁判を始める。誰も邪魔しないように! 若い貴族の一群が進み出て、先頭に立つアントニオがフリードリヒに嘆願書を差し出す。 アントニオ 私は民衆から あなたにこの嘆願書を提出するように頼まれました。 どうかお願いします、 せめてカーニヴァルだけはお許しください。 パレルモは喜びなしには生きていけません! 全員 皆で声を合わせてお願い申し上げます。 どうぞ、ほんの少し楽しむことをお許しください! どうかお願いします、 せめてカーニヴァルだけはお許しください。 パレルモは喜びなしには生きていけません! フリードリヒ (乱暴に嘆願書を引き裂く。) これが私の返事だ! 堕落した者ども! そなたらは 快楽に溺れ、 欲望の塊になっているのだ。 喜びや娯楽ばかりがはびこり、 陶酔や官能が人生だと思い誤っている! 私は国王の寵愛によってここへ連れられてきてから そのような生活には吐き気を覚えるようになった。 私は自分の嫌悪感を国王にお話しし、 あのお方もまったくその通りだと深く共感された。 いま陛下はナポリへと急がれているが、 私に代理を任せられ、 そなたらをより良くするよう、言いつけられたのだ! 私が発布した法律を知っているであろう。 皆があれを心して守るよう、私は厳しく見張っているぞ。 そなたらの情熱を阻止し、 不毛の風がそなたらに送り込んだ 淫らな炎を冷ましてやろうと考えている。 そなたらを清めてから国王に地位をお返ししたいのだ! 全員 何ともったいぶっていることか! 悪魔が取りついているに違いない! フリードリヒ では尋問を始める。囚人を連れてきたまえ! クラウディオが連れて来られる。フリードリヒは厳しいまなざしで彼をじろじろ見る。 フリードリヒ おまえはクラウディオだな。一目でわかったぞ。 淫らで恥知らずにも 質素な生活を嘲笑したやつだ! クラウディオ 青春を少しでもご存じだったら こんなわずかな過ちをお咎めにはならないでしょうに! フリードリヒ おお、何たる堕落か! そのような軽率さこそ 自他ともに軽蔑しているものだ! 法律を曲げるつもりなどない! クラウディオ どうか私の愛にご理解を…。 フリードリヒ 黙れ! おまえとユーリアは死刑だ! 全員 死刑! 神よ、あまりに残酷な運命! ブリゲラ 死刑だとは! あんまりひどすぎらあ! イザベラがルツィオとともに現れ、道をかき分けて前に出る。 イザベラ まず私の話をお聞きください! 私は彼の妹です! ドレーラ、アントニオ、ポンシオ、アンジェロー、ダニエリ、ブリゲラ あの方の妹! どうかお聞きを! ルツィオ ここに妹さんがおいでです! どうかお聞きを! クラウディオ 僕を救えるのはきみだけだよ! ルツィオ 彼女はきみを救う女神だ! イザベラ 忠実な妹としてできるかぎりのことをして、 あなたが助かるようにするわ!ー お願いです、お話ししたいことがあるので、 人払いをお願いします。 フリードリヒ 女の嘆願など役にたつとは思えないが、 まあ、聞こう。だが、皆ここにいるように! イザベラ どうか人払いを。私は一対一で、 あなた様のお心に訴えたいのです! フリードリヒ 断じてならぬ! イザベラ (軽蔑を込めて) 女が怖いとでも? フリードリヒ (かっとなり、あわてて) 皆、退出しろ! 全員 さあ、行こう。二人だけにするのだ。 神が彼女に勝利をお与えになるよう! 全員退場し、フリードリヒとイザベラだけが残る。 フリードリヒ さあ、話すがよい。何を言いたいのだ? イザベラ 両親を亡くし、残された兄の命乞いをする苦しみを お分かりになるでしょうか。 慰めもなくたった一人この世に残される悲嘆をご存じなら、 この願いをはねつけることなどできないはずですわ! どうぞ妹としての愛にお心を開いてくださいまし。 どうか私の苦しみにお慈悲を! フリードリヒ 兄弟愛には敬意を表するぞ。 だが、あの愛に慈悲を与えるわけにはいかぬ! イザベラ 私たちの心に神が与えてくださった 自然の愛を軽蔑なさいますの? 愛と愛の喜びがなくては この世は索漠としたものになりますわ! 自然は女に美しさを、 男には女を守る力を与えてくださいました。 愛を封印しようとするのは 愚か者だけ、偽善者だけですわ! どうかこの世の愛にお心を開いてください。 そして私の苦しみにお慈悲をお与えください! フリードリヒ 何と温かい、表現豊かな話し方だろう! 私は男なのか? あろうことかもう信念がぐらついている! イザベラ ああ、あなた様のお心はいつも閉ざされ、 恋を感じたことがないのですか? あの魔法にかかり、 その喜びや悩みを味わったことはありませんの? かつて女性を愛した記憶がおありなら 冷たいご意志も和らぐはずですわ。 しっかり抱きしめられ、 愛に浸った記憶がおありなら! お願いです、私の願いにお心を開いてください! お慈悲によってこの苦しみを和らげてください! フリードリヒ もう聞きたくない。 思いもしなかった、 私がこんな感情を味わうとは! イザベラ ああ、どうかお赦しを! 兄をお赦しください! フリードリヒ 氷はもう溶けたぞ。 そなたの息吹に私の誇りは砕かれた。 立ちなさい。私にひざまずかせてくれ。 イザベラ いいえ、お慈悲をいただけるまでは立ちません! フリードリヒ おまえの兄は自由にしてやろう。 だが、激しい情熱を教えてくれたそなたは 私の心をどうやって冷ましてくださるかな? イザベラ まあ、何のことでしょう? フリードリヒ そなたは私に 想像したこともない想いを吹き込んだのだ。 そなたが話してくれた恋、 その感情をそなたに抱いてしまったのだ。 そなたの兄は自由の身にする。だが、そなた自身が 私に彼の罪がいかに崇高なものか教えてくれなくては! イザベラ まあ、何てこと! この男の偽善ぶりはとどまるところを知らないわ! 何をお望みですの? はっきりおっしゃってください! フリードリヒ 崇高な愛の贈り物をそなたからいただく代わりに そなたの兄を自由に、そうだ、クラウディオを赦してやるぞ! イザベラ まあ、恥知らず、極悪人! 皆さん、こっちに来て! (彼女は窓や扉に向かって叫ぶ。) 来てちょうだい! みんな欺かれているわ! ドアをぜんぶ開けて! 私の言うことを聞いてちょうだい! 早く来て! 偽善者の中でも最悪の男の仮面を あなたたちの目の前で剥ぎ取ってやるわ! フリードリヒ おい、気でも狂ったのか? イザベラ したいようにするわよ! フリードリヒ 何をするのだ? イザベラ 来てよ、来てよ! パレルモ人たち! 急いで! 皆はびっくりして広間や回廊に飛び込んでくる。 全員 何が起きたのです? その叫び声は何です? イザベラ この男は偽善者よ! フリードリヒ 気をつけろ! 全員 どうしたんです? 何が言いたいのです? イザベラ この偽善者の仮面を剥ぎ取ってあげるわ! フリードリヒ 聞かないか! 全員 どうなっているんです? 何があったんです? イザベラ この極悪人の正体を教えてあげるから いらっしゃい! 全員 何が言いたいんだろう? いったい何だ? 話してください、何が起きたのです? フリードリヒ 気をつけなさい! 聞いてくれ。やめたほうがいい。無駄なことだ! (彼は威圧的に彼女を押しやる。) 私が誰なのか考えたほうがいいぞ。 そなたの名誉にも関わる。 イザベラ 卑怯者! 放してちょうだい! フリードリヒ 聞きたまえ! ばかだね、皆がそなたを信じるとでも思うかね? 今の提案はただそなたの徳を試そうとしただけだと、 ごまかすことができるのだぞ。 そなたが正義の徒であるかどうか探っただけだとな。 イザベラ まあ、破廉恥な! 私がちゃんと嘘を暴いてやるわ! フリードリヒ 私が厳しく、きつい性格だと、 つまり私が残酷だと訴えれば、 皆はたしかに信じるであろうな。 だが、私が恋をしたと話したところで 笑われるだけだぞ。 イザベラ ああ、悔しい! やり込められたわ! フリードリヒ 今は黙ったほうが賢明だ。 そなたが不幸になるだけだということを忘れるな! イザベラは無言のまま地面にくずおれる。合唱と他の人物たちは心配そうに彼女のそばに近づいてくる。 全員 イザベラ、何があったのだ? 我々はきみに呼ばれたとおり来たよ。 (イザベラは無言で近づかないでほしいと頼む。) 何も言わないのか。いったいどうしたんだ? (彼女は悲しげに黙ったまま。) 総督は彼女に何をしたんだろう? 何だか不安だ。 恐ろしいことにちがいない。 フリードリヒ ああ、あの美しい修道女の 苦しみは何と清らかなことか! あの人を見た時から 私の愛は膨らむ一方だ。 ブリゲラ こりゃ冗談事じゃねえぞ。 あいつは彼女に何かやったんだ! イザベラ 怒りと恥辱で頬が燃えるようだわ! 何てみじめで、何て弱いんでしょう! ああ、この男を破滅させてやれたら! 偽善の仮面を剥いでやりたいのに! あの男が自分の法律を 破れば兄は解放される。 これしか道がないのね。 私が犠牲になるほかないのかしら。 ああ、欺かれたマリアーナ! マリアーナ? マリアーナ! (突然ある考えがひらめいて、ぱっと立ち上がる。) そう、マリアーナよ! これぞ神の救いだわ! これは素晴らしい思いつきだわ! 私の代わりに彼の妻を送り込み、 あのばかな考えを捨てさせて、 一度捨てた妻に熱を上げさせるのよ! 万歳! 万歳! あなたは捕まったわ! 女の罠にかけてあげるから待ってなさい! フリードリヒ さあ、イザベラ、 決心はついたか? ぐずぐずしないでくれ! イザベラ 権力には逆らえませんわ。 女は弱いもの。できるかぎりのことはしましょう。 フリードリヒ 譲歩する気になったな。私は希望を持ってもいいのかな? イザベラ そうするより他に手立てはありませんわ。 フリードリヒ 約束してくれるか? イザベラ 約束しますわ! フリードリヒ 何と嬉しい! それで、いつどこでだ? イザベラ 手紙を書きますわ。 フリードリヒ 幸せだ! イザベラ それで、私の兄は? フリードリヒ 兄の特赦状を渡そう。 イザベラ でしたら、あなたのものになりますわ! フリードリヒ 何と魅惑されることか! イザベラ さあ、面白いわよ。この男は完全に捕まった。 もう彼は最高の策略に絡めとられたわ。 あなたの望みをせいぜい冷やしておきなさい、 私が愛に包んであげるまでは。 高慢と偽善を剥ぎ取って、 罠の中でばたつかせてやるわ! 仕返しして、みんなを あなたのばかげた法律から解き放つわ! フリードリヒ ああ、何という喜びだろう、 何より望む幸せを手に入れたぞ。 本来なら神に認められぬこの憧れを 何としても冷ませねばならぬのだが。 このことで私が堕落し、 私のすべてが終わるのなら、 楽しむことを教えてくれた者たちよ、 囚人は皆、解放してやろう! ドレーラ、ルツィオ、クラウディオ、アントニオ、ポンシオ、アンジェロー、ダニエリ、合唱 開いた口が塞がらない。 これは正気の沙汰だろうか。 ここで何かの企みがあったにちがいない。 それをひた隠しに隠しているのだ。 総督、どうぞお心を和らげてください。 しっかりなさって、騒ぎをお収めください。 そして我々を赦し、自由をお与えください! ブリゲラ すごいわめき声だ! すぐに騒ぎを静め… フリードリヒ 私が決める! ブリゲラ あっ、そうですか! フリードリヒ すべてはそのままだ。 法律に背く気はない! 全員 ああ、この残酷さは和らがないのか! ブリゲラ 総督はすべてご存じのはずだ。 クラウディオ ああ、イザベラ、徒労に終わったのかい? ルツィオ イザベラ、何があったのです? クラウディオ ねえ、彼はきみの願いを聞き入れなかったの? ルツィオ あいつの愚かさを思い知らせてやらなかったのですか? イザベラ さあ、陽気になって、楽しんでちょうだい! 皆さんがご覧になったのはただの冗談。 あの方は私のよいお友達なの。 厳しそうなふりをなさっているけど、朗らかな方よ。 ルツィオ 気が狂ってしまった! クラウディオ 苦しみが理性を失わせたのだろうか。 イザベラ 一緒に笑って喜びましょうよ! シチリア女の気質はご存じでしょう? ばかばかしい霧はもうじき消えるわ。 私はあなたたちと思いっきり遊びたいのよ! 全員 どうなっているんだ? 彼女は気が狂ってしまった! フリードリヒ イザベラ、何を始める気だ? 私はどう考えたらよいのだ? 正気かね? イザベラ さあ、分かりませんわ。私はただの女性。 明日の夜が楽しみで仕方ありませんの。 フリードリヒ おお、何という幸せ! 明日の夜か! イザベラ そうですわ。手紙を書いて、 どこでどのようにいらしたらいいか伝えますわ。 あとはただおいでになってくださいな。 フリードリヒ 気持ちが高ぶる! イザベラ さあ、面白いわよ。この男は完全に捕まった。 もう彼は最高の策略に絡めとられたわ。 あなたの望みをせいぜい冷やしておきなさい、 私が愛に包んであげるまでは。 高慢と偽善を剥ぎ取って、 罠の中でばたつかせてやるわ! 仕返しして、みんなを あなたのばかげた法律から解き放つわ! フリードリヒ ああ、何という喜びだろう、 何より望む幸せを手に入れたぞ。 本来なら神に認められぬこの憧れを 何としても冷ませねばならぬのだが。 このことで私が堕落し、 私のすべてが終わるのなら、 楽しむことを教えてくれた者たちよ、 囚人は皆、解放してやろう! 全員 どうなったのだろう、彼女は気が狂ってしまった! 我々まで否応なく 狂気の渦に巻き込まれてしまいそうだ! 何がどうなろうと ばかげた法律からは解放されたいものだ! ERSTER AKT Schauplatz der Handlung Palermo, im 16. Jahrhundert. Vorstadt mit Belustigungsörtern aller Art. Im Vordergrunde das Weinhaus Danielis. Grosser Tumult. Eine Schar von Sbirren sind damit beschäftigt, in den Belustigungsörtern und Tabagien Verwüstungen anzurichten; sie reissen die Aushängeschilder herunter, zerschlagen Möbel und Gefässe, und so weiter. Der Chor des Volkes macht sich über sie her und sucht ihne Einhalt zu tun. Es kommt zu Schlägereien. CHOR Ihr Galgenvögel, haltet ein, ihr Schurken, lasst die Arbeit sein! Schlagt auf sie los mit kräft ger Faust, bei Rock und Haar die Flegel zaust! Luzio, Angelo und Antonio haben sich lachend aus dem Weinhaus herausgeschlagen. LUZIO, ANTONIO, ANGELO lachend Ha, ha, ha, ha! Das nenn ich Spass! LUZIO Man schlug mir aus der Hand das Glas. ANTONIO Ich teilte wacker Prügel aus. ANGELO Zum Teufel das verdammte Haus! LUZIO Wer hat die Schufte hergeschickt? Verwüstet wird, wohin man blickt! Brighella mit mehreren Sbirren bringen Danieli, Pontio und Dorella als Gefangene aus dem Weinhaus. CHOR Seht nur, dort bringt man sie beim Kragen! PONTIO Fort, Kerl! DANIELI Lasst los! DORELLA Was für Betragen! LUZIO Helft mir, ich komm vor Lachen um! DANIELI Ich schlag euch Arm und Beine krumm! BRIGHELLA Nur vorwärts, liederliches Pack, hat man mit euch doch Not und Plack! DORELLA Lasst mich, ich folge keinen Schritt; o heil ge Jungfrau, welche Scham! BRIGHELLA Bringt mir die heil ge Jungfrau mit! CHOR Lasst los, was haben sie getan? DORELLA Ach, Luzio, helft mir, steht mir bei! Ihr schwurt mir ja beständig Treu , und ich zog euch auch allen vor; ich schenk euch gern das Eh versprechen, nur macht mich frei von diesen Frechen, und haut sie tüchtig über s Ohr! LUZIO Potztausend, welch ein grosses Glück! Das Eh versprechen ging zurück! zu Brighella Nun denn, mein Freund, so lasst sie frei! BRIGHELLA Nichts da! Marsch fort! Wollt ihr gleich weichen! LUZIO Lasst los, wenn s euch geraten sei! BRIGHELLA Packt diesen Bengel sondergleichen! LUZIO Zurück, ihr Lümmel, wollt ihr s wagen! zum Volk Ihr Freunde, wacker zugeschlagen! Fasst an, und jagt sie in die Stadt! CHOR Wir sind der Übermüt gen satt! ANTONIO Was für Befehl befolgt ihr hier? LUZIO Was für Befehl? Antworte mir! DORELLA, PONTIO, DANIELI Was führt ihr uns gefangen fort? CHOR Was haust ihr so an diesem Ort, was haust ihr so? LUZIO Was für Befehl? Antworte mir! ALLE Antwortet schnell, was für Befehl? BRIGHELLA er zieht ein grosses Pergament hervor Halt! Hier ist der Befehl! spricht Bitte tausendmal um Entschuldigung, Signor, bitte tausendmal um Entschuldigung, dass ich nicht früher so klug war! Ich danke für die gütige Erinnerung. singt Tambour, so trommle denn zur Ruh, und ihr hört mir gelassen zu! Der Tambour rührt nach allen vier Seiten hin die Trommel. ALLE Seid still! Was mag das wieder sein? Was Neu s von Friedrichs Alberei n! BRIGHELLA liest das Gesetz vor "Wir, tief entwürdigt durch das greuliche Überhandnehmen abscheulicher Liederlichkeiten und Lasterhaftigkeiten in unserer gottlosen und verderbten Stadt, fühlen uns zur Wiederherstellung eines reineren und gottgefälligeren Wandels, sowie zur Verhütung grösserer Ausschweifungen bewogen, mit exemplarischer Strenge den Grund und die Wurzel des Übels zu vertilgen. Wir befehlen kraft der uns verliehenen Gewalt hiermit Der Karneval, dieses üppige und lasterhafte Fest, ist aufgehoben, und bei Todesstrafe jede Gebräuchlichkeit desselben verboten; alle Wirtschaften und Belustigungsörter sollen aufgehoben und geräumt werden, und jedes Vergehen des Trunkes sowie der Liebe werde fortan mit dem Tode bestraft. In namen des Königs sein Statthalter Friedrich." ALLE lachend Ha ha ha ha! Welch neuer Spass! LUZIO Nun weiss man doch, woran man ist! Es lebe Friedrichs Majestät! ALLE Er lebe hoch, der gute Christ! BRIGHELLA Gott, welche Frechheit nehm ich wahr! DORELLA Jetzt wird die Sache spasshaft gar! LUZIO Was, keine Liebe, keinen Wein, und endlich gar kein Karneval! ALLE ausser Brighella Der deutsche Narr, auf, lacht ihn aus, das soll die ganze Antwort sein; schickt ihn in seinen Schnee nach Haus, dort lasst ihn keusch und nüchtern sein. BRIGHELLA Jetzt wird s zu toll, ich halt s nicht aus! Kann man so frech und schamlos sein! Bin ich aus dem Gedräng heraus, dann lass ich nie mich wieder ein! Claudio wird von mehreren Sbirren als Gefangener gebracht. ANTONIO Wen bringt man dort? Seht hin! LUZIO Was ist? s ist Claudio! Was, gefangen! CLAUDIO Gefangen! s ist das Schlimmste nicht, fragt nur noch weiter, und gar bald erfahrt ihr, was mir nicht lieb! LUZIO Sprich doch, was legt man dir zur Last? CLAUDIO So viel nur, mir den Tod zu geben! LUZIO Den Tod? ALLE Den Tod! Ha, wen erschlug er? LUZIO Begingst du Hochverrat? ALLE Hochverrat? CLAUDIO Nicht doch! - Ich liebte nur! LUZIO Du liebtest nur? Und nun? CLAUDIO Kennst du es nicht, des Toren Friedrichs neu Gesetz? LUZIO Ich lache drüber, tu es auch! CLAUDIO Schon morgen! - Lache, wer da kann! ALLE Schon morgen! Gott! Weil er geliebt! Das ist zu viel, das ist zu toll! CLAUDIO Dorella? Wie? So treff ich dich? Wie kamst du hierher, sprich? DORELLA Ach, Claudio, zwar seid ihr selbst in Not, doch seht, auch ich bin wahrlich schlimm daran; als Isabella, eure Schwester, ins Kloster als Novize trat, entliess sie mich aus ihrem Dienst; - in jenem Weinhaus dient ich nun, und heute werde ich mit allen gefangen und davongeführt. CLAUDIO Du warst mir lieb und tust mir leid, ich helf dir gern, wenn mir man hilft! LUZIO Was ist zu tun? Ich glaub doch kaum, dass es ernst dem Statthalter ist! ANTONIO, ANGELO, CHOR Wenn auch, wir wollen ihn befrein! CLAUDIO Ihr kennt nicht Friedrichs Festigkeit! LUZIO Den Narren, ja, ich kenne ihn! Nicht warmes Fleisch, noch warmes Blut schliesst seine steife Seele ein; der König kennt wohl seine Treue, den strengen, unbeugsamen Sinn, und setzt ihn deshalb über uns. CLAUDIO Er ist ein Ehrenmann! LUZIO Ein Narr! Mag er in unsrer heissen Luft vor Frost vergehn, wir bleiben heiss, und fürchten soll er unsre Glut! CLAUDIO Der fürchtet nichts! Nur Eines bleibt, wovon ich Rettung hoffen kann, - hör mich, mein Luzio! - Du kennest jenen stillen Ort, das Kloster der Elisabeth; die treue Schwester weilet dort und weiht sich einsamem Gebet! O eile, Freund, zu ihr dahin, sprich sie um Hilfe für mich an, das Schwesterflehn den harten Sinn erweiche diesem kalten Mann! Sag ihr, wenn auch ein Fehler sei, was ich beging, ich mach ihn gut; bewege sie, dass sie verzeih , dann bau ich ganz auf ihren Mut! ALLE Wo soll das noch mit allem hin, vor Wut und Ärger glühen wir! Wut und Verzweiflung kocht in mir! So eines einz gen Narren Sinn raubt alle Lust und Freiheit hier! LUZIO Zu deiner Schwester eil ich hin, durch sie bereit ich Rettung dir. Erweicht ihr Fleh n nicht seinen Sinn, so kommt die Hilfe dir von mir. Von mir dir Rettung! Ich eile, Freund, zu ihr dahin! CLAUDIO Allein von ihr! O eile, Freund, zu ihr dahin, denn Rettung kommt allein von ihr! Ich kenne ihren klugen Sinn und ihre Treu bringt Hilfe mir! Nur von ihr kommt Rettung! O eile, Freund, zu ihr dahin, nur ihre Treu bringt Hilfe mir! BRIGHELLA Wie bring ich nach der Stadt sie hin, das Volk scheint sehr verdächtig mir! Ihr Droh n verwirrt mir ganz den Sinn, ach, ich wollt , ich wär hinweg von hier! Alles zerstreut sich nach und nach im Tumult. Brighella und die Sbirren brechen sich mit ihren Gefangenen mit grosser mühe Bahn durch das Volk. Klosterhof im Kloster der Elisabethinerinnen. Man sieht auf der einen Seite in den Klostergarten, auf der anderen nach der Kirche. Im Mittelgrunde die Pforte. CHOR DER NONNEN hinter der Szene Salve regina coeli! Salve! Isabella und Mariana kommen aus dem Garten. MARIANA, ISABELLA Göttlicher Frieden, himmlische Ruh ist uns beschieden, lächelt uns zu! Weltliche Schmerzen, lange beweinet, fliehen die Herzen, liebend vereinet! ISABELLA Geheilet, hoff ich, ist die Wunde, die du der Schwester stets verbargst; verlangst du Trost, o so vertrau dem Munde die lang verhüllten Schmerzen an! Wir liebten uns seit früher Jugend, doch seit drei Jahren schon getrennt traf einzeln uns manch herb Geschick; beraubt der Mutter und des Vaters, suche ich Schutz in diesen Mauern; hier treff ich dich in Schmerz und Leid, doch schweigst du stets, nicht wert mich achtend, zu teilen einer Schwester Gram! MARIANA O schweige, du allein nur bist s, von der ich Trost und Liebe hoffe! Welch andre Schmerzen kennt ein Weib, als die der Liebe? Treulosigkeit des Mannes, den ich innig liebte, zerstörte alle Lebenslust! Ach, schon verband des Priesters Hand das stille Bündnis unsrer Liebe, doch er, der arm und unbekannt Sizilien einst betrat, gewann des Königs Gunst und stieg so hoch, dass er, von Ehrgeiz nur entflammt, der Liebe stilles Glück verschmähte und mich, die Gattin, bald verliess! ISABELLA voll Zorn Ha, Schändlichkeit! Wer war der Mann? MARIANA Der jetzt hier herrschet, Friedrich war s! ISABELLA Ich kenne ihn, den falschen Mann, den Heuchler. - Oh, - der Weiberschmach, dass wir nur weiche Tränen haben, nicht Rache solchem Männervolk! MARIANA Lass mir die Träne, meinen Trost, Ergebung lehrt mein neuer Stand; die Schwester für den falschen Freund gab mir der Himmel, - bin ich arm? - Göttlicher Frieden, himmlische Ruh ist uns beschieden, lächelt uns zu; weltliche Schmerzen, lange beweinet, fliehen die Herzen, liebend vereinet! ISABELLA Ich fliehe gern die falsche Welt, da ich sie nicht vernichten kann; wo uns ein Fluch gefesselt hält, und niemand trotzt dem frechen Mann, dass ungestraft ein solcher Wicht die Ärmste kränken zu dürfen meint; er achtet ihrer Schmerzen nicht, um die ihr Leben sie verweint! Es wird an der Pforte geläutet. Man läutet, - keine Pförtnerin? Geh du, - ich öffne selbst! Mariana entfernt sich, Isabella blickt ihr nach, eilt noch einmal auf sie zu und umarmt sie. Du Ärmste! Dann geht Mariana ganz ab. Isabella öffnet. Luzio tritt ein. Isabella sie verhüllt sich. Es ist ein Mann; - verweilt, ich geh , die Pförtnerin zu euch zu senden. LUZIO Nicht doch, du Fromme, sage mir, wie sprech ich wohl, wie sprech ich die Novizenschwester, die junge Isabella? ISABELLA Isabella, sie sucht ihr? Nun, ich bin sie selbst, und wer seid ihr, mich hier zu suchen? LUZIO O günst ger Zufall, - ich bin Luzio, und Claudios, deines Bruders, Freund! ISABELLA Luzio? Ich hörte oft von euch, von eurem leichten, tollen Leben. LUZIO Desto gewicht ger bin ich jetzt. Isabella, rette deinen Bruder! ISABELLA Den Bruder, sprich, was ist? LUZIO Hör mich! Dein Bruder liebte Julia und feuriger - ISABELLA Ha, Schande ihm! Sag, hat er sie entehrt? LUZIO O nicht doch! Er fühlet Reu und will den Fehl gern durch ein ehrend Band verbessern, doch kennst du nicht ein neu Gesetz, das Friedrichs Torheit ausersann, wonach ein so geringer Fehl bestraft wird mit dem Tod. ISABELLA Mit Tod! LUZIO Ja, Isabella, Claudio stirbt, wenn du nicht selbst zu Friedrich eilst und alle Bitten einer Schwester, und alle Tränen auf ihn häufest, dass seine Starrheit du bezwingst! ISABELLA Ha, der Abscheuliche, der Verruchte! Gott gibt mir Kraft, ihn zu vernichten! Sie hat sich in der Leidenschaft enthüllt. LUZIO O Himmel, sie ist schön! ISABELLA Ich folge, noch einmal tret ich in die Welt! LUZIO Warum nur einmal, lass das Kloster, zu schön bist du, zu warm dein Busen! ISABELLA Was soll s! Das Kloster lass ich nie. LUZIO Du lässt es nie? - Doch nur noch jetzt, jetzt, da s des Bruders Rettung gilt! ISABELLA Des Bruders Rettung! Ja! Des teuren Bruders Leben sei meinem Schutz vertraut, ich muss ihm Rettung geben, da fest auf mich er baut! Den Heuchler zu bekriegen, glüh ich in Leidenschaft, ihn mutig zu besiegen, gab Gott mir Recht und Kraft! LUZIO Wie fühl ich mich erbeben, die holde Himmelsbraut, es muss sich ihr ergeben, wer ihr ins Auge schaut ! Wie kann ich sie besiegen, die heisse Leidenschaft; ich muss ihr unterliegen, mir fehlt s an Mut und Kraft! Ach, Isabella, eile fort, und nie betritt mehr diesen Ort! ISABELLA Was ficht euch an? LUZIO O höre mich! Für diese Welt schuf Gott nicht dich! Dies Feuer spottet deiner Wahl, und Torheit nennt sie dieser Blick! ISABELLA Ha, wie verwegen! LUZIO Kehr zurück! Mich biet ich dir! Sei mein Gemahl! Er sinkt aufs Knie. ISABELLA Steh auf, du Tor, sprich, bist du toll? Du wagst s, hier so zu mir zu sprechen! Steh auf; wenn ich dir folgen soll, magst du dich nie mehr so erfrechen! Niemals, nein, nein! Nie mehr! Nicht ein Wort! LUZIO Ach, ach, ach Isabella! Ach, Isabella! Nun denn, du hast mich jetzt besiegt, befürchte nichts, doch eile fort, Gott, wenn dein Bruder unterliegt! ISABELLA Den Bruder, ha, ihn zu befrei n, reich mir die Hand! LUZIO Hier, sie sei dein! ISABELLA Des teuren Bruders Leben sei meinem Schutz vertraut, ich muss ihm Rettung geben, da fest auf mich er baut! Den Heuchler zu bekriegen, glüh ich in Leidenschaft, ihn mutig zu besiegen, gab Gott mir Recht und Kraft! LUZIO Wie fühl ich mich erbeben, die holde Himmelsbraut, - es muss sich ihr ergeben, wer ihr ins Auge schaut ! Wie kann ich sie besiegen, die heisse Leidenschaft; ich muss ihr unterliegen, mir fehlt s an Mut und Kraft! Sie eilen ab. Gerichtssaal, mit Tribünen und Galerien. Brighella mit einer Abteilung von Sbirren, die er am Eingang an ihren Posten stellt BRIGHELLA Wie lang er bleibt! Hat man das Recht, so denkt man auch sie können warten! Das wird ein Tag, ein heisser Tag; und was dafür der Lohn? Gar keiner! Ach, könnt ich nur ein wenig richten, - könnte ich! - Was gäb ich gleich um ein Verhör! Gäbe ich! Wie gern tät ich dann meine Pflichten, sehr gern, - und forderte nie Löhnung mehr, - nie mehr! Zwar bin ich gut, einmal allein möcht ich doch gern barbarisch sein, recht barbarisch! Noch kommt er nicht! Was tut es denn? Für ihn will ich Statthalter sein; Statthaltert er denn nur allein! Zu den Sbirren Heda, ihr Kerls, bringt sie herein! Doch eines nach dem andern! Er setzt sich gravitätisch. Jetzt naht mein schönster Augenblick! Pontio wird gebracht. Nur immer näher her, Gesell! PONTIO Schon bin ich nah, ach wär ich fern! BRIGHELLA Dein Name, Bursche, nenn ihn schnell! PONTIO Recht gern! - Glaubt mir, fürwahr, recht gern Pontio Pilato heisse ich! BRIGHELLA Pontius Pilatus? Fürchterlich! Der Tod am Kreuze treffe dich! PONTIO Signor, - ach, ich verwechselt mich! Wenn mich die Eltern so genannt, darf euch dies nicht inkommodieren; weil dieser Name so verhasst, so sollt ich ihn purifizieren! BRIGHELLA Purifizieren, - durch solchen Wandel, durch schnöden Sauf- und Liebeshandel? Auf dir ruht grässlicher Verdacht, du schlossest Eh n für eine Nacht! PONTIO Ach, glaubt das nicht; für eine Stunde und kaum so lang! BRIGHELLA Nur für ne Stunde! Pontio, du sprichst dich um den Hals; geliefert bist du jedenfalls! Ich sprech dich aller Ehren los, und die Verbannung sei dein Los! PONTIO Verbannung, aller Ehren los! Erlaubt mir, dass ich mich beschwere, Signor, was bin ich ohne Ehre? Das geht nicht an, nein, das geht nicht an! BRIGHELLA Verbanne dich! Verbanne dich! PONTIO Verbannen! Verbannen? Das versteh ich nicht! BRIGHELLA zur Wache Macht s ihm begreiflich, jagt ihn fort! PONTIO Signor, hört mich! BRIGHELLA Still! Nicht ein Wort! Marsch fort! Marsch fort! Hinaus! Hinaus! PONTIO Verbannt und ehrlos, ich halt s nich aus! Pontio wird hinausgeworfen. BRIGHELLA Ein schweres Amt, ich muss gestehn; - doch - doch Friedrichs Freude will ich sehn! Dorella wird gebracht. Aha! Du bist s! Nur näher ran, nur näher, näher komm heran! DORELLA Schon gut, Signor! Es ist getan! BRIGHELLA Da Liebe, Karneval und Wein für immer streng verboten sind, - DORELLA lachend Ha ha ha ha! BRIGHELLA Wie konnt es dir geraten sein, zu trotzen dem Verbote blind? DORELLA lachend Ha ha ha ha! BRIGHELLA Verführtest du in jenem Haus die Männer nicht zu Saus und Braus? DORELLA lachend Ha ha ha ha ha ha ha, ha! BRIGHELLA Zum Teufel, was lachst du mich aus? DORELLA Signor! BRIGHELLA prallt betroffen zurück Verdammt, wie wird mir doch! DORELLA kokett Ha, nur Geduld, ich sag es dir! BRIGHELLA Dieses kleine Schelmenauge macht mich wahrlich ganz verwirrt. jetzt, da ich wohl Fassung brauche, weiss ich nicht recht, wie mir wird! DORELLA Nur ein Blick von meinem Auge macht den Narren ganz verwirrt, dass bei ihm ich wenig brauche, darin hab ich nicht geirrt! BRIGHELLA Ah! - ich vergesse das Verbot! Fassung, Brighella, oder Tod! DORELLA Signor Brighella, fahret fort, ich bin gespannt auf jedes Wort! BRIGHELLA Bekenne, ungeratnes Kind, wieviel Untaten du begingst? DORELLA Was das für freche Worte sind! BRIGHELLA Und jetzt vor allem sag mir an, ob du noch achtest Zucht und Scham? DORELLA Wirst du dich ferner unterstehn, unglimpflich mit mir umzugehn? Du Heuchler, du Narr, du Grobian, fängst du aus diesem Tone an! BRIGHELLA Ist das Benehmen vor Gericht? DORELLA Was soll s? BRIGHELLA Nun weiss ich s selber nicht! DORELLA Du liebes Affenangesicht! Nun ist s ganz um ihn geschehen, wie um seine Richterpflicht; wie s ihm nun auch mag ergehen, er denkt nicht mehr ans Gericht! BRIGHELLA Nun ist s ganz um mich geschehen, dahin ist die Richterpflicht, denn wer diesen Schalk gesehen, der denkt nicht mehr ans Gericht! Brighella nähert sich ihr zärtlich. Du hast mich überwunden, mein Richteramt ist hin. DORELLA Habt ihr nun wohl gefunden, dass ich unschuldig bin? BRIGHELLA Dass du die Schönste bist, beschwöre ich als Christ. DORELLA Das freut mich! BRIGHELLA Ach, wie gut! DORELLA Und nun? BRIGHELLA Mir fehlt der Mut! DORELLA Wozu? BRIGHELLA Ich werde toll! DORELLA Warum? BRIGHELLA Ach, ach, - wie schlank, wie voll! DORELLA Nun, nun! BRIGHELLA Ich halt mich nicht! DORELLA Zurück, du frecher Bösewicht! BRIGHELLA Dorella! DORELLA Fort ans Verhör! BRIGHELLA So höre! DORELLA Kein Wort jetzt mehr! ANTONIO, PONTIO, ANGELO, DANIELI und der CHOR von aussen vor der grossen Mitteltür; heftiger, wachsender Tumult Macht auf, macht auf! Wie lange währts? So tut doch eure Schuldigkeit, lasst uns nicht länger warten hier, währt es denn eine Ewigkeit? Macht auf, sonst sprengen wir die Tür! DORELLA Der Spass ist neu! Was fängt er an? Wie ist er in Verlegenheit, er weiss nicht Rat und Hilfe hier, dorthin reisst ihn die Schuldigkeit, Verliebtheit zieht ihn her zu mir! BRIGHELLA Nun ist s vorbei! Was fang ich an? Gibt es wohl mehr Verlegenheit? Wie schaff ich Rat und Hilfe mir? Hier Liebesnot, dort Schuldigkeit! Und das Gesindel vor der Tür! Brighella füllt diese Szene durch allerhand komische Verteidigungsmassregeln aus, indem er sich mit Stühlen und Tischen eine Schanze errichtet, die Sbirren um sich herumpostiert und dergleichen. Von aussen heftige Schläge und Stösse gegen die grosse Mitteltüre. Die Tür springt, alles strömt durch sie herein. ANTONIO, PONTIO, ANGELO, DANIELI, CHOR des VOLKES und der VERHAFTETEN Nun wird es bald? Herbei mit dem, der das Gericht hier halten soll! BRIGHELLA Ha, welch ein Lärmen, welche Raserei! DORELLA Ha, welche Angst! Er wird noch toll! Friedrich tritt auf in Begleitung mehrerer hohen Staatsbeamten. FRIEDRICH Zur Ordnung! Was muss ich gewahren! Brighella, sprich, was ist geschehen? BRIGHELLA Verzeiht, ich wollt euch Müh ersparen, ich hielt Gericht, fand Widerstand - FRIEDRICH Beachte deine Pflicht, doch weiter sollst du dich niemals wagen! Still! Und ihr gebt Achtung den Gesetzen! ALLE Seid ruhig jetzt und habet acht, denn der hat niemals noch gelacht! FRIEDRICH Jetzt zum Gericht, und niemand störe! Eine Deputation von jungen Edelleuten tritt hervor, Antonio an ihrer Spitze überreicht Friedrich eine Bittschrift. ANTONIO Ich bin beauftragt von dem Volk, euch diese Bittschrift vorzulegen; wir bitten, dass der Karneval, den ihr verboten, sei erlaubt. Palermo lebt nicht ohne Freude! ALLE Wir stimmen in die Bitte ein, lasst uns die Lust bewilligt sein! Wir bitten, dass der Karneval, den ihr verboten, sei erlaubt. Palermo lebt nicht ohne Freude! FRIEDRICH zerreisst das Blatt heftig Das sei die Antwort auf die Bitte! - Verworfnes Volk! Seid ihr denn ganz versunken im Pfuhl der Lüste, im Schlamme der Begierden? Nur nach Vergnügen, Freude steht eu r Trachten, in Rausch und Wollust kennt ihr nur das Leben! - Mich ekelte das sündenvolle Treiben, als mich des Königs Huld hieherberufen; ich gab ihm meinen Abscheu zu erkennen, er fühlte wahrlich ihn so tief wie ich! Und da er jetzt Neapel zugeeilt, liess er als Stellvertreter mich zurück, und trug mir den Versuch auf, euch zu bessern! Ihr kennet das Gesetz, das ich erlassen, und strenge wach ich, dass erfüllt es werde! Ich will ein Damm sein eurer Leidenschaft, die frevelhafte Glut will ich euch kühlen, die wie ein Wind der Wüste euch versengt! Rein will ich euch dem König übergeben! ALLE Mit welcher Salbung spricht der Mann, der Teufel hat s ihm angetan! FRIEDRICH Jetzt zum Verhör! Bringt die Verhafteten! Claudio wird gebracht. Friedrich betrachtet ihn lange mit strengem Blicke. FRIEDRICH Ha, ihr seid Claudio! Ich kenne euch an diesem Blick, der frech und unverschämt verspottet das Band der Sittsamkeit! CLAUDIO Mit solcher Härte könntet ihr betrachten so geringen Fehler, des sich die Jugend kaum bewusst ist! FRIEDRICH O, der Verderbtheit; dieser Leichtsinn ist s, den ich verdamme wie das Laster selbst. Nicht einen Schritt weich ich von dem Gesetz! CLAUDIO O, seid ihr klug, weil ich geliebt? FRIEDRICH Schweig! Dich und Julia trifft der Tod! ALLE Der Tod! O Gott, welch hartes Los! BRIGHELLA Der Tod! Fürwahr, ein schlimmes Los! Isabella tritt mit Luzio auf und bricht sich Bahn. ISABELLA Erst noch mich! - Ich bin die Schwester! DORELLA, ANTONIO, PONTIO, ANGELO, DANIELI, BRIGHELLA Ha, seine Schwester, hört sie an! LUZIO Hier seine Schwester, hört sie an! CLAUDIO Du nur allein kannst mich erretten! LUZIO Sie ist der Gott, der dich befreit! ISABELLA Was ich vermag als treue Schwester, sei deiner Rettung ganz geweight! - Ich bitt euch, Herr, um ein Gehör; doch lasst die Andern sich entfernen! FRIEDRICH Nichts nützen Weibertränen mehr. Doch sei s! - Ihr aber, - bleibet hier! ISABELLA Lasst sie entfernen; zu eurem Herzen, zu eurem Amt nicht will ich sprechen. FRIEDRICH Es geht nicht an! ISABELLA voll Spott Ihr fürchtet euch vor einem Weibe? FRIEDRICH aufbrausend, schnell Entfernet euch! ALLE Entfernet euch, lasst sie allein; Gott möge ihr den Sieg verleihn! Alle gehen ab ausser Friedrich und Isabella. FRIEDRICH Wohlan, so rede! Was hast du zu sagen? ISABELLA Kennst du das Leid der Elternlosen, die um des Bruders Leben fleht, du könntest nie zurück sie stossen, die trostlos dann verlassen steht! O, öffne der Schwesterliebe dein Herz, Löse durch Gnade meinen Schmerz! FRIEDRICH Die Schwesterliebe ehre ich, doch Gnade hab ich nicht für dich! - ISABELLA Du schmähest jene andre Liebe, die Gott gesenkt in unsre Brust; o wie so öde das Leben bliebe, gab er nicht Liebe und Liebeslust! Dem Weib gab Schönheit die Natur, dem Manne Kraft, sie zu geniessen, ein Tor allein, ein Heuchler nur sucht sich der Liebe zu verschliessen! O, öffne der Erdenliebe dein Herz, und löse durch Gnade meinem Schmerz! FRIEDRICH Wie warm ihr Atem, wie beredt ihr Ton; - bin ich ein Mann? Weh mir, ich wanke schon! ISABELLA O, war dein Herz denn stets verschlossen, drang Liebe nie in deine Brust, hat dich ihr Zauber nie umflossen mit ihrem Leid und ihrer Lust? Wenn je es einem Weib gelungen, zu rühren deinen kalten Sinn, hat je ein Arm dich fest umschlungen, gabst je du dich der liebe hin, o, so öffne dem Flehen jetzt dein Herz, löse durch Gnade meinen Schmerz! FRIEDRICH Aus ihrem Munde dies zu hören, es ist zu viel! Mir wallt das Blut, ich bin mir meiner nicht bewusst. ISABELLA O Gnade, Gnade meinem Bruder! FRIEDRICH Dahingeschmolzen ist das Eis, vor ihrem Atem flieht mein Stolz! - Steh auf, lass mich zu deinen Füssen! ISABELLA Nicht eher, bis du Gnade spendest! FRIEDRICH Dein Bruder, er ist frei! Doch du, die tausendfache Glut mir weckte, wie löschest du die Flamme mir? ISABELLA Ha, was soll das? FRIEDRICH Du hast in mich niemals geahnte Glut gehaucht; die Liebe, die du mir verkündet, fass ich mit heisser Glut zu dir! Frei ist dein Bruder, wenn du selbst mich lehrst, wie himmlisch sein Verbrechen! ISABELLA O Gott, was hör ich? Ha, so weit ging dieses Frechen Heuchelei! Was willst du? Nenn es deutlich mir! FRIEDRICH Die höchste Liebesgunst von dir, und frei, frei ist dein Bruder Claudio! ISABELLA Ha, Schändlicher, Abscheulicher! Herbei! Herbei! Sie schreit nach den Fenstern und Türen. Herbei, betrognes Volk, herbei! Sprengt alle Tore, hört mich an! Herbei, herbei! Ich will den Frechsten aller Heuchler vor euren Augen euch entlarven! FRIEDRICH Weib, bist du rasend? ISABELLA Du hältst mich nicht! FRIEDRICH Was willst du? ISABELLA Herbei, herbei, Palermo s Volk, eilt, eilt herbei! Alle stürzen in Verwirrung zum Saale und auf die Galerien herein. ALLE Was ist geschehn, was soll das Schrei n? ISABELLA Ich nenne einen Heuchler euch! FRIEDRICH Bedenke, was du tust! ALLE Wo soll das hin, was ficht sie an? ISABELLA Ich will enthüllen diesen Gleisnerstolz! FRIEDRICH Hör mich! ALLE Wo führt das hin? Was gibt s? ISABELLA Erkennen sollt ihr ihn, den frechen Bösewicht! Herbei! ALLE Was ficht sie an, was ist s? Sprecht, was geschah? FRIEDRICH Bedenke, was du tust! Hör mich! Halt ein! Du sprichst umsonst! Er drückt sie gewaltsam auf die Seite. Bedenke wohl, wer ich bin, und wie du erscheinst! ISABELLA Lass mich, Elender! FRIEDRICH Hör mich an! Du Törin, sprich, wer wird dir glauben? Den Antrag gebe ich sogleich für eine List aus, deine Tugend, ob sie so echt sei, zu erforschen! ISABELLA Ha, wie verrucht! Ich straf dich Lügen! FRIEDRICH Verkündetest du Härte, Strenge, ja, sprächest du von Grausamkeit, so würde man dir eher glauben. Doch sprächest du von Liebe, wird man nur lachen. ISABELLA O Himmel, er besiegt mich! FRIEDRICH Still, sei denn gescheit, und schweige jetzt, zu deinem Unglück sprächst du nur! Isabella sinkt stumm zusammen. Der Chor und die übrigen nähern sich ihr teilnahmsvoll. ALLE Sprich, Isabella, was ist dir? Du riefst nach uns, und wir sind hier! Isabella weist sie mit einer stummen Gebärde zurück. Du schweigst! Wie sollen wir das deuten? Sie schweigt in stummem Schmerz, was hat er ihr vertraut? Verwundrung erfüllt mein Herz, dem s vor der Lösung graut. FRIEDRICH Ha, wie verklärt der Schmerz die schöne Himmelsbraut. Vor Wollust erbebt mein Herz, da ich sie so geschaut! BRIGHELLA Es war gewiss kein Scherz, was er ihr hat vertraut! ISABELLA Vor Wut und Scham glühn meine Wangen, bin ich so elend, bin ich so schwach! O, wie könnt ich ihn wohl vernichten! Enthüllen seine Heuchelei! Wenn ich ihn überführen könnte, und durch sein eignes Gesetz, das frech er höhnet, ihn bestrafen? Doch sollt ich selbst das Opfer sein?! - O du betrogne Mariana! Mariana! Mariana! - Sie springt von einem plötzlichen Gedanken ergriffen, schnell auf. Mariana; - wie, o Götterlicht! Ha, wie begeistert mich die List! Statt meiner send ich ihm sein Weib, ich überführ ihn durch die Tat, und fessle ihn an die Verlassne! Triumph, Triumph! Du bist gefangen, ein Weib lockt dich ins eigne Netz! FRIEDRICH Nun, Isabella, sprich, wozu bist du entschlossen? Säume nicht! ISABELLA Du hast mich mächtig überwältigt, was kann ich tun, ein schwaches Weib! FRIEDRICH Du gehst zurück, ich dürfte hoffen? ISABELLA Kann ich es ändern, muss ich nicht? FRIEDRICH Du versprichst mir? ISABELLA Ich verspreche! FRIEDRICH Entzücken! Sag mir, wie und wo! ISABELLA Das schreib ich euch! FRIEDRICH Ha, welche Wollust! ISABELLA Und dann, mein Bruder? FRIEDRICH Dein Billet sei das Patent, das ihn befrei ! ISABELLA So bin ich dein! FRIEDRICH Wie fass ich mich! ISABELLA Ha,welche Lust, er ist gefangen, gelingen soll die schönste List; - o, du sollst kühlen dein Verlangen, bis du mir satt voll Liebe bist! Du sollst mir zappeln in der Falle für deine Marrheit, deine Heuchelei! Ich räche mich und mache alle aus deinen Narrenketten frei! FRIEDRICH Ha, welche Lust, ich soll s erlangen, was mir die höchste Wollust ist, Ich soll es kühlen, mein Verlangen, geniessen, was kein Gott geniesst! Wenn ich zum tiefsten Abgrund falle, und wenn dies auch mein Ende sei! O, ihr Genuss macht mich für alle die Sünden, die ich kenne, frei! DORELLA, LUZIO, CLAUDIO, ANTONIO, PONTIO, ANGELO, DANIELI, CHOR Es fasset uns Erstaunen alle, ist es wohl Ernst, ist s Raserei? Gewiss scheint uns in jedem Falle, dass hier etwas verborgen sei! So lasst euch endlich doch erweichen, macht Ernst, die Sache auszugleichen! Begnadigt uns und macht uns frei! BRIGHELLA Welch ein Geschrei! Wollt ihr gleich - FRIEDRICH Wie ich s bestimmt - BRIGHELLA Ach so! FRIEDRICH So bleibt es stehn. Ich will nicht vom Gesetze gehn! ALLE O unbeugsame Grausamkeit! BRIGHELLA Ihr wisst nun wohl, woran ihr seid! CLAUDIO O Schwester, welch ein Ungemach! LUZIO Sprecht, Isabella, was geschah? CLAUDIO Sprich, gab er deinem Fleh n nicht nach? LUZIO Kamt ihr nicht seiner Narrheit nah ? ISABELLA O seid nur heiter, aufgeräumt! Das ist ja Spass, was ihr hier seht; der drüben ist mein guter Freund, ein lust ger Mann, der s nicht so meint! LUZIO Jetzt wird sie vollends gar verwirrt! CLAUDIO Wohin hat sich dein Schmerz verirrt! ISABELLA So lacht und jubelt doch mit mir! Ihr kennt die Sizilianerin! Der Narrennebel schwindet bald, ich mach euch frei mit einem spass! ALLE Wo führt das hin? Sie wird verrückt! FRIEDRICH Isabella, sprich, was fängst du an? Was soll ich denken! Bist du toll? ISABELLA Ihr kennt das nicht! Ich bin ein Weib, und freue mich auf morgen nacht! FRIEDRICH O Seligkeit! Schon morgen nacht! ISABELLA So sei s, ich schick euch das Billet, es sag euch sicher, wie und wo? Stellt euch nur ein! FRIEDRICH Wie fass ich mich! ISABELLA Ha, welche Lust, er ist gefangen, gelingen soll die schönste List! O, du sollst kühlen dein Verlangen, bis du mir satt voll Liebe bist! Du sollst mir zappeln in der Falle für deine Narrheit, deine Heuchelei! Ich räche mich, und mache alle aus deinen Narrenketten frei! FRIEDRICH Ha, welche Lust, ich soll s erlangen, was mir die höchste Wollust ist, ich soll es kühlen, mein Verlangen, geniessen, was kein Gott geniesst! Wenn ich zum tiefsten Abgrund falle, und wenn dies auch mein Ende sei, o, ihr Genuss macht mich für alle die Sünden, die ich kenne, frei! ALLE Wo soll das hin, sie wird verrückt! Sie reisst uns wider Willen alle zum Strudel wilder Raserei! Ob einer steh , ob einer falle, macht euch aus Narrenketten frei! All rights reserved © Maria Fujioka Wagner,Richard/Das Liebesverbot/II
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【Tags Bousou-P BousouP E Miku Rin cosMo tA tN A】 Original Music Title 園庭想空の女少 Anti The Fantastic Garden / Nedrag Citsatnaf Eht Itna (Anti The Fantastic Garden / Entei Soukuu no Joshou) Music Lyrics written, Voice edited by cosMo / 暴走P (Bousou-P) Music arranged by cosMo / 暴走P (Bousou-P) Singer 初音ミク (Hatsune Miku), 鏡音リン (Kagamine Rin) Fanmade Promotional Video(s) Click here for the Japanese Lyrics English Lyrics (translated by ArtemisA ): Good job, you ve altered my dress-up doll And claimed her for yourself With her warped shape, surely they can tell she s an imposter That s the lie I tell myself [1] We re always told that it s easiest To live with our minds free of thought Living that pitiful life, unable to talk back Made me want to snap my brush I m tired of seeing the same old face And I m tired of hearing the same old story I thought I heard such a voice So I locked myself up inside my heart Even the dreams that come to us on the air waves [2] Will someday die away When that happens, what will be left for us? Good job, you ve continued the tale in your own way And claimed it for yourself Wrapped up in your fantasies, you wrote one, then another And when they started to accumulate I grew sick of it And ran away Thanks to our technology, with the birth of the cybernetic world Everyone is faceless, everyone is the same Even if I speak up, I sound like an idiot I put down my brush and scream I m tired of reading the same old verses And I m tired hearing the same old sounds Only a hazy voice echoed by Ringing from a megaphone What does it mean to "imitate"? Aren t you just being a teeny bit full of yourself? Does the answer lie in the words you can only repeat? The shadow I cast Was incredibly black We re always told that it s easiest To live with our minds free of thought Living that pitiful life, unable to talk back I snapped my brush Looks like this is the end... I m tired of staring at the same old face And I m tired of hearing the same old story Where and how did it happen That things came to be this way? I chide myself The "flowers" blooming in my garden [3] are like an obsession "Wrapped up in some imaginary original fantasy..." "...the girl who smiled listlessly, tired of searching..." "...has now been swallowed up..." "...by the shadows." [4] [1] There are a few places in the song where the use of the pronoun "jibun" ("myself/yourself/oneself"), or instead no pronoun at all, makes it difficult to tell if the lyrics are referring to the author or the addressees. [2] "Air waves" ("denpa" - "electric/radio wave") could refer to the key phrase of "The Fantastic Garden", "Itsumo yori takai shuuhasuu no takai denpa de otodoke shimasu" ("I m coming to you on a signal with a higher frequency than usual"), which is bitterly parodied in the description for this song ("[That] signal with a higher frequency than usual is ruining me") ...or not. [3] "Flowers" is written "hana" (flower), but read as "niji," which could mean a continuation. Following the Nico interpretation, the "garden" would refer "The Fantastic Garden," as a representation of all of cosMo s works. [4] "Shadows" is pronounced "kage," but written as "entei soukuu," which is the inverted "kuusou teien" ("fantastic garden). This song is vaguely related to "The Fantastic Garden (Shoujo no Kuusou Teien)," a fairly popular song of cosMo s, released about a month and a half before this one. The title of this song is an inversion of that of the former, thus the "Anti." The tones of the two songs are also complete opposites. The Nico hive mind has interpreted this song as an attack on creators who reinterpret cosMo s works in their own way, making the inverted title a reflection of the malformed shape these derivative works take. Romaji lyrics (transliterated by ArtemisA): yoku dekita kisaekae ningyou no saibu ijitte jibun wo shuuchou suru yuganda KATACHI no utsuwa nisemono to shitte KORE shikanai to jibun ni uso wo tsuku nanimo kangaenaide ikiru no ga ichiban raku da to iwaretsuzukete iikaesenai usui ikikata ni fude wo oritaku natta onaji kao wa mou miakita onaji hanashi wa mou kikiakita sonna koe ga kikoeru youna kigashite kokoro no naka tojikomotta denpa no miseru yume mo itsuka wa kareru sono toki watashitachi ni nani ga nokorimasu ka? yoku dekita OHANASHI no tsuzuki no saibu ijitte jibun wo shuuchou suru gensou daki ichimai kaki nimai kaki tsumikasanatte iyakesashi nigedashita dennou sekai hatsu no gijutsu wa daremo ga onaji kaonashi no you de iikaesu no mo baka rashiku natte fude wo oite sakebu onaji uta wa mou miakita onaji oto wa mou kikiakita matohazurena koe dake sudoori shite kakuseiki kara narihibiita rashisa tte nan desu ka? chippokena jikomanzoku no koto desu ka? kurikaesareru kotoba ni kotae wa arimasu ka? jibun no otosu kage ga totemo totemo kuroku mieta nanimo kangaenaide ikiru no ga ichiban raku da to iwaretsuzukete iikaesenai usui ikikata ni fude wo otte kore de oshimai da ne... onaji kao wa mou miakita onaji hanashi wa mou kikiakita doko de dou natte koko made kite shimatta no to jibun wo semeru teien ni saku niji wa kyouhaku kannen no you de "arimoshinai ORIJINARU gensou daki" "motome tsukare chikaranaku warai" "shoujo wa ima" "kage ni nomikomareru" [cosMo, Bousou-P, BousouP]
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【Tags Ienourademanbougashinderu-P VY2 tA tS tT E】 Original Music title エイは育ち、僕はプロポーズに鉄を曲げる English music title Stingray Grows and I Bend Iron At A Proposal Romaji music title Ei wa Sodachi, Boku wa Puropoozu ni Tetsu wo Mageru Music Lyrics written, Voice edited by タカハシヨウ (Takahashi You) / 家の裏でマンボウが死んでるP (Ienourademanbougashinderu-P) Music arranged by タカハシヨウ (Takahashi You) / 家の裏でマンボウが死んでるP (Ienourademanbougashinderu-P) Singer VY2 勇馬 (Yuuma) Click here for the original Japanese Lyrics English Lyrics (translated by vgboy / vgperson): As I wandered by the nearby riverside, I thought about how I would propose I had finally obtained a ring; Shall I put it on your hand tomorrow...? Though I d only stumbled a little, The gleaming ring left my palm, Heading at an extremely precise angle, And bounced off to the other shore There were no bridges to go get it, And no boat, or anything so helpful As I put both feet in to swim across, An old man watching said "This is the Sanzu River!" Who would have thought such a legend Would be casually running through town? Is the other shore the afterlife?! I thought this was just Kanagawa! I tried just swimming a little ways, But the further I got, the more it hurt And when I got even further, I felt better; If I went to the other shore, I d die... Learning this, I went back home, And brought back an old fishing rod Believing the hook could snag the ring, I cast my line with hope... "Hope for a miracle!" I fished up eight stingrays in a row... I didn t mean THAT kind of miracle! Take up residence somewhere else! And where were you when I was swimming?! Casting my line to no avail, The sun went down, and back up... I got blisters, and they broke; Blood flowed, and it dried... And I still hadn t caught it, But that ring... Is so precious to me... I had promised to meet you, so you arrived, And you passed by me on the way You saw me exhausted, you saw me in tears; You ran over, and I told you everything... What an awful proposal... As I went to cast the line again, You grabbed me from behind Then I realized how cold I was, And it made my heart break... The hook had warped over time, And had taken on a circular shape So you put it on your finger, And cried, smiling... "Thank you for the wonderful ring..." Romaji lyrics (transliterated by vgboy / vgperson): Kinjo no kawabe o urotsukinagara Puropoozu no kotoba o kangaeteita Youyaku te ni ireta kono yubiwa ga Ashita kimi no te ni wataru kana Sukoshi tsumazuita dake no hazu datta Tenohira no ue de hikaru yubiwa ga Kore ijou nai tekikaku na kakudo de Mukougishi made tonde itta Tori ni ikou ni mo hashi ga nai Booto nante ki no kiita mono mo nai Oyoide watarou to ryouashi o ireta toki Miteita roujin ga iu "Koko Sanzu no Kawa da zo" Sonna rejendo ga kono kinjo ni Kajuaru ni nagareteru nante Mukougishi wa ano yo nano ka yo Kanagawa-ken dato omotteta wa! Ichiou chikaku made oyoide mita ga Chikadzuku hodo kurushiku natteikushi Sara ni chikadzuku to kimochi yoku naru Mukougishi ni ikeba shinu no da Sore naraba to jitaku ni modori Nemutteita tsurizao o motte kita Fukku-jou no hari ni yubiwa ga kakaru koto o Shinjite sao o furu no da "Kiseki o shinjite!" Hattou renzoku ei ga tsureta Sono te no kiseki wa ima iranee Youshoku nara yoso de yatte yo Sakki oyoida toki doko itanda! Futte mo futte mo kakarazu Hi ga ochite mata nobotta Mame ga deki tsuburete wa Chi ga nagare katamatta Mada kakaranai Demo are wa Taisetsu na yubiwa nanda Kimi ni au yakusoku o shiteta kimi ni au jikan ga kita Bokunchi ni mukau kimi ga toorisugaru Tsukarehateta boku o mite nakisou na boku o mite Kakeyoru kimi ni subete hanashita Sanzan na puropoozu Sao o mada furou to suru boku o Kimi wa ushiro kara dakishimeta Jibun no karada no tsumetasa o Shitte kokoro ga orekaketa toki Achikochi ni hari wa atatte yugami Kidzukeba wakka ni natteita Kimi wa sore o yubi ni hamete Waratta mama naita "Suteki na yubiwa o arigatou" [Ienourademanbougashinderu-P, IenourademanbougashinderuP, Ie no Ura de Manbou ga Shinderu-P, Takahashi You]
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【Tags A Akuno-P tJ tT Kaito】 Original Music title 悪徳のジャッジメント English music title Judgment of Corruption Romaji music title Akutoku no Jajjimento Music Lyrics written, Voice edited by mothy \ 悪ノP(Akuno-P) Music arranged by mothy \ 悪ノP(Akuno-P) Singer KAITO Click here for the original Japanese Lyrics English Lyrics (translated by animeyay): [Once in the Union State of Evillious, there was a man who raked in personal profit from the governmental court. His name was Gallerian Marlon, also called the "collector" by the later generations.] ["Now let the trial begin."] [Chapter One The Corrupt Judge and His Sullied Court] The judiciary system is so tainted here, that a defendant s charges are based solely on the level of his wealth. [laws, justice, litigation, judgment, plaintiff, defendant, innocent, guilty] I, the Master of the Court, seek after not justice or righteousness, but money. [hearing, witnesses, indictment, dismissal, cross-examination, defense, prosecution, summons] Even if it s the most atrocious scoundrel, as long as he pays up, I will gladly spare him. After all, money makes the mare go. I couldn t care less about their looks, age, ethnicity, or gender. [bribing, false evidence, bribery, false indictment, deceit, power, pack of scoundrels, corrupt officials] What s important is whether or not they have enough money. That s all that matters. [money, money, money, money, money, money, money, money] Your life is in my hands. If you wish to be spared, then cough up the coins! That s right, your charges are at my discretion, at the mercy of my judgment of corruption. If you truly wish to be saved from the swamp of false charges, then hand over more of that money! [Chapter Two The Girl of a Miniature Garden and the Vessel of Sin] I need money to cure my daughter s handicapped legs. [accident, mother and daughter, untreatable, hope, magic, "Ma", a friend] Once I have assembled seven vessels of deadly sins, my wish will surely be granted. [contract, devil, collecting, vessels, revival, regeneration, necessary, cost] At today s court, too, where misgivings unfold, the evildoers snicker while the innocent weep. That s right, your charges are at my discretion, at the mercy of my judgment of corruption. In order for my own long cherished wish to come true, I must continue wielding my gavel of injustice. [Chapter Three The Beginning of a Civil War and the End of His Judgment] A vicious general who slaughtered countless innocent people of course should be sentenced to death. However, I was bribed into proclaiming him innocent. The people s outrage brought forth an uprising. That general was killed anyway, and his dead body left in the wilderness to rot. [E.C. Year 983, 8th Month An internal unrest broke out in Leviantha. General Ausdin s brutally murdered body was discovered in his backyard.] The brunt of the rage, however, is directed at me, and the people set my house ablaze. Oh, my beloved "daughter", as long as we re together, there s nothing to fear. In the remains of my burned-down house, you ll probably find the lonely corpses of a parent and his child... [Chapter Four for Death Master of the Hellish Yard and the Final Judgment] When I have come back to my senses, I find myself alone at the gate to the netherworld. Am I going to Heaven or Hell? The one deciding that will be the Master of the Hellish Yard. Even if it s the most atrocious scoundrel, as long as he pays up, he will be spared. After all, money makes the mare go, even in Hell. Smiling, I whisper into the Master s ear "I ll never hand over my money to the likes of you." Immediately, my body is plunged through the gate, and falls towards the bottom of the abyss. That s right, your charges are at my discretion, at the mercy of my judgment of corruption. Therefore, I will not allow anyone to judge my sins; I will not approve any judgment against me. That s right, some time in the future, I will once again gather the fragments of the deadly sins into my hands. By that time, Hell will probably have become a Utopia for my daughter and me... Romaji lyrics (transliterated by animeyay): [rengou kokka USE ni oite seifu chokka no saibansho o shihai shi, shibutsuka suru otoko ga ita. kare no na wa GARERIAN MAARON. nochi no yo ni oite "collector" to mo yobareta jinbutsu de aru.] ["saa kaitei no jikan da"] [Daiichiwa akutoku saibankan to yogosareta houtei] yogosareta shihou hikoku no hinpu de kimaru zaijou [houritsu seigi soshou saiban genkoku hikoku muzai yuuzai] houtei no nushi taru watashi ga nozomu no wa seigi yori kane [bouchou shounin kokuhatsu kyakka jinmon bengo kiso shoukan] gokuakunin de mo kane sae haraeba sukutte yaru sa jigoku no sata mo kane shidai youshi ya nenrei jinshu ya seibetsu subete kankei nai [wairo gishou baishuu enzai giman kenryoku yuchaku oshoku] taisetsu na koto wa kane ga haraeru ka tada sore dake da [kane kane kane kane kane kane kane kane] omae no jinsei wa watashi shidai sukui ga hoshikerya kane o dase sou tsumi wa watashi no sajikagen hitotsu akutoku no JAJJIMENTO enzai no numa kara SUKUwaretai naraba motto o-kane o watashinasai [Dainiwa hakoniwa on musume to daizai no utsuwa] ashi no fujiyuu na musume no tame ni mo kane ga hitsuyou [jiko oyako chiryou fuka kibou majutsu "Ma" yuujin] daizai no utsuwa nanatsu ga soroeba negai wa kanau [keiyaku akuma shuushuu utsuwa fukkatsu saisei hitsuyou keihi] kyou mo kurihirogerareru giwaku no houtei akunin ga warai zennin ga naku sou tsumi wa watashi no sajikagen hitotsu akutoku no JAJJIMENTO mizukara no higan o kanaeru tame naraba hidou no tsuchi o furuitsuzukeru [Daisanwa naisen no hajimaru to owaru saiban] minshuu-goroshi no akuratsu shougun shizai wa touzen watasareta wairo watashi wa hikoku ni muzai o tsugeta makiokoru ikari hajimatta naisen korosareta shougun muzan na shitai no ni sarasu [E.C.983-nen 8-gatsu REVIANTA nairan ga hassei. OOSUDIN shougun no zansatsu shitai ga jitaku no niwa de hakken sareru.] ikari no hokosaki watashi e to mukai moesakaru ie itoshii "musume" yo futari issho nara kyoufu nado nai yakeochita yashiki kara mitsukaru darou kodoku na "oyako" no nakigara ga... [Daishiwa meikai no nushi to saigo no shinpan] me ga sameta toki ni hitori ita basho wa meikai no mon tengoku ka jigoku ka sore o kimeru no wa meikai no nushi gokuaku nin de mo kane sae haraeba sukutte yaru sa jigoku no sata mo kane shidai watashi wa hohoemi meikai no nushi ni sotto mimiuchi "watashi no zaisan kisama nanzo ni wa kesshite watasanai" tobira ni tobikonda kono karada jigoku no soko e ochite yuku sou tsumi wa watashi no sajikagen hitotsu akutoku no JAJJIMENTO tatoe dare darou to watashi no tsumimade sabaku koto wa mitomenai sou itsuka kono te ni atsumeyou daizai no FURAGUMENTO sono toki ni jigoku wa watashi to musume no YUUTOPIA e to kawaru darou... [mothy, Akuno-P, AkunoP]
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ありがとう [ TAG Apache BookPeople English L-A Miku Romaji Text Title あ] Music Apache Lyric Apache Arrange Apache Vocal Hatsune Miku Videos PVs ■ Show/Hide Video http //www.nicovideo.jp/watch/sm1496966 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1496966 ■ Show/Hide PV http //www.nicovideo.jp/watch/sm1986944 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1986944 Translations ■ Show/Hide Romaji anata to de atta natsu no owari goro te wo hika re te arui ta chuuoo doori kanade ta piano ni awase koe wo dashi ta hajimete no shunkan wa ima mo kinoo no yoo ni oboe te iru anata no omoi todoke tai minna ni kanashii egao ureshii namida utagoe ni nose te kotoba ni oto ni kagayaki wo kure ta takusan no uta tachi ni tsutae tai arigatoo kyoo mo anata wa oto ni kokoro kome te watashi no yume no jikan wo tsukuriageru saundo[sound] wo tsumugu sono yubisaki ni te wo soe rare ta nara watashi no te no nukumori mo todoku kashira? watashi no kimochi todoke tai anata ni deai no egao wakare no namida utagoe ni nose te kiboo wo yume wo watashi ni kure ta takusan no hito tachi ni tsutae tai arigatoo watashi no omoi tsutae tai minna ni oto ni kasane ta omoide mo subete utagoe ni nose te subete no watashi ni kagayaki wo kure ta takusan no hito tachi ni todoku yoo ni arigatoo 2011-04-04 Checked by BookPeople 2011-04-04 20 14 Generated automatically [部分編集] ■ Show/Hide Translation ARIGATO 2011-04-04 First Entry 2011-04-22 23 21 08 (Fri) Last update Translated by BookPeople Title A R I G A T O (Thank you) Lyric One day in the end of summer when I met you The main street where you led me by the hand in a walk I uttered a voice to the piano you played The first moment, I still remember like yesterday I want to bring your emotion to everyone Let my singing voice carry both sad smile and happy tears Gave a brightness to words and sounds For a lot of song, I want to say Arigato You sew love into every piece of sound, And make my dream scenes again today If I touch your fingers touching keys softly, Does a warmth of my hand come into you? I want to bring my heart to you Let my singing voice carry both smile of hello and tears of goodbye Gave me hopes and dreams To a lot of person, I want to say Arigato I want to bring my emotion to everyone Let my singing voice carry all the memories harmonized with sound Gave a brightness to each scene in my life To a lot of person, please reach into Arigato Comment If you have any advise or opinion for this post please write here.この投稿に対して助言、ご意見などありましたらこちらに書き込んで下さい。 Name Comment すべてのコメントを見る Last modified 2011-04-22 23 21 08 (Fri) Original Lyric, Nicosound MP3, etc http //www5.atwiki.jp/hmiku/pages/1377.html http //nicosound.anyap.info/sound/sm1496966 http //www.nicomimi.com/play/sm1496966 Sub video, PV, other fan made video in YouTube [Add] http //www.youtube.com/watch/xxxxxxxxx ADD LINK すべてのコメントを見る (Information in this page is based on HatsuneMiku@Wiki) _
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【Tags Len Master Inari Rin Tokoro-P tI I】 Original Music title INARING☆マーチ English music title INARING☆March Romaji music title INARING☆Maachi Lyrics written by マスター・いなり (Master Inari) Music written by 所P (Tokoro-P) Music arranged by 所P (Tokoro-P) Singer(s) 鏡音リン (Kagamine Rin), 鏡音レン (Kagamine Len) Fanmade Promotional Video(s) Click here for the original Japanese Lyrics English Lyrics (translated by motokokusanagi2009): This is my Mr. INARI Layee-odl-layee-odl-layee-o He is cute and yellowish Layee-odl-layee-odl-layee-o Even if sesame is in Mr. INARI Even if hijiki, a brown sea vegetable, is in Mr. INARI We love INARI (Blab Blab Blab) Now everybody! Let s make INARI Now everybody! Let s eat a lot of INARI THE☆ FIGHT☆ ER has love and hopes Go for it! Our I☆ NA☆ RI! (I m starving, I m starving #$%&☆♪) Is this golden INARI yours? Or is this metallic glittering silver INARI yours? Nope, mine is a very precious treasure and only two in the world exists! (Paooon!) INARI is our POW☆ ER INARI is our LIFE☆ THE☆TREASURE that protects our family Go for it! Our I☆ NA☆ RI! To those who are watching this INARI will help you earn more money Everybody s earth is in danger Layee-odl-layee-odl-layee-o We are the last INARI Layee-odl-layee-odl-layee-o The shining INARI and INARI ball Combine them into ☆INARING☆ Now everybody! Let s dance with I☆ NA☆ RI Now everybody! Let s enclose the world in I NA RI The bridge to the future! Go for it! Our I☆ NA☆ RI! Lalala… LOVE LOVE I☆ NA☆ RI Lalala… LOVE LOVE I☆ NA☆ RI THE☆VAL☆IANT goes to outer space! Go for it! Our I☆ NA☆ RI! Romaji lyrics (transliterated by motokokusanagi2009): kore wa boku no oinari san desu yōro yōro yororeihi kitsune iro no kawaī yatsu sa yōro yōro yororeihi goma o mabushi temo hijiki o ire temo bokura wa inari ga daisuki sa (Blab Blab Blab) sā min na de inari o ni-gi-ro sā min na de inari o hō-ba-ro ai to kibō yadoru SE☆ N☆ SHI! sore yuke! bokura no I☆ NA☆ RI! (hara hetta hara hetta #$%&☆♪) anata ga otoshita nowa ki no inari desu ka? sore tomo metarikku ni kagayaku gin no inari desu ka? īe boku nowa sekai de futatsu no tottemo taisetsu na takaramono! (Paooon!) inari wa bokura no CHI☆ KA☆ RA inari wa bokura no I☆ NO☆ CHI kazoku o mamoru hō ☆ seki sore yuke! bokura no I☆ NA☆ RI! kore o goran ni natta mina san wa inari no gokago ni yori kinun ga agaru deshō min na no chikyū ga abunai yōro yōro yororeihi bokura ga saigo no inari da yōro yōro yororeihi kagayaku inari to manmaru inari o futatsu awase reba☆INARING☆ sā min na de inari to O☆ DO☆ RO sā inari de sekai o tsu-tsu-mō mirai o tsunagu kake hashi sore yuke! bokura no I☆ NA☆ RI! Lalala… LOVE LOVE I☆ NA☆ RI Lalala… LOVE LOVE I☆ NA☆ RI uchū e tobi dasu YU☆ U☆ SHA! sore yuke! bokura no I☆ NA☆ RI! [Master Inari, Tokoro-P, TokoroP]
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Major Telecommunications Companies of the World Graham & Whiteside Ltd? D. Butler? Bradley J? J. Murphy? S James? C. Tapster? D. Shave? Graham&WhitesideLtd? D.Butler? BradleyJ? J.Murphy? SJames? C.Tapster? D.Shave? ユーズドブック(洋書)-Engineering Substores-UnknownASINs-40? Subjects-Engineering-Telecommunications-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Telecommunications-General? Subjects-Reference-Almanacs&Yearbooks? The Australian TV Book Allen & Unwin? Graeme Turner? Stuart Cunningham? Allen&Unwin? GraemeTurner? StuartCunningham? ユーズドブック(洋書)-Engineering Subjects-Engineering-Telecommunications-General? Subjects-Engineering-Telecommunications-Television&Video? Subjects-Entertainment-Movies-Video-Technical? Subjects-Entertainment-Television-General? Subjects-History-Australia&Oceania-Australia? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Telecommunications-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Telecommunications-Television&Video? Ueber meine Flugversuche 1889 - 1896. Ausgewaehlte Schriften VDI, Ddf.? Otto Lilienthal? Klaus. Kopfermann? VDI,Ddf.? OttoLilienthal? Klaus.Kopfermann? ユーズドブック(洋書)-Engineering Subjects-Engineering-General? Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-German? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Low-Level Measurements of Man-Made Radionuclides in the Environment Proceedings World Scientific Pub Co Inc? M. G. Leon? WorldScientificPubCoInc? M.G.Leon? ユーズドブック(洋書)-Engineering Substores-UnknownASINs-56? Subjects-Engineering-Civil-Environmental-General Subjects-Engineering-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Environmental-General Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Science-Physics-NuclearPhysics-Atomic&NuclearPhysics? Subjects-Science-Physics-NuclearPhysics-General? Biotechnology, Weapons and Humanity (British Medical Association) Harwood Academic Pub? British Medical Association? HarwoodAcademicPub? BritishMedicalAssociation? ユーズドブック(洋書)-Engineering ユーズドブック(洋書)-Medicine? Subjects-Engineering-Bioengineering-Biotechnology? Subjects-Medicine-SpecialTopics-Biotechnology? Subjects-Nonfiction-Politics-General? Subjects-Nonfiction-Politics-International-Relations? Subjects-Nonfiction-Crime&Criminals-ForensicScience? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Bioengineering-Biotechnology? Subjects-Professional&Technical-Medical-BasicSciences-Biotechnology? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-BiologicalSciences-Biotechnology? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-BiologicalSciences-Genetics? Subjects-Science-Evolution-Genetics? Subjects-Science-General Subjects-Science-BiologicalSciences-Biotechnology? Subjects-Science-Medicine-SpecialTopics-Biotechnology? Heat Transfer Atlas VDI Verlag? Ernst U. Schlunder? VDIVerlag? ErnstU.Schlunder? ユーズドブック(洋書)-Engineering Substores-UnknownASINs-44? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-Mechanical-General? 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A.Galgano? ユーズドブック(洋書)-Business&Investing? ユーズドブック(洋書)-Engineering Subjects-Business&Investing-Management&Leadership-Production&Operations? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-Circuits? Subjects-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-Production,Operation&Management? Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-Spanish? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-Circuits? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-Production,Operation&Management? Subjects-Professional&Technical-BusinessManagement-Management&Leadership-Production&Operations? Filtration of Polymer Melts VDI Verlag? VDIVerlag? ユーズドブック(洋書)-Engineering Substores-UnknownASINs-44? Subjects-Engineering-Chemical-PolymerChemistry? Subjects-Engineering-MaterialsScience-PolymerScience? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Chemical-PolymerChemistry? Subjects-Professional&Technical-Engineering-MaterialsScience-PolymerScience? 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GSchoffel? ユーズドブック(洋書)-Engineering Subjects-Engineering-Civil-Surveying&Photogrammetry? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Surveying&Photogrammetry? Subjects-Science-Chemistry? Creative Use of Plastics in Cars VDI Verlag? VDIVerlag? ユーズドブック(洋書)-Engineering Subjects-Engineering-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Roadside Design Guide Amer Assn of State Hwy? AmerAssnofStateHwy? ユーズドブック(洋書)-Engineering Subjects-Engineering-Civil-Transportation&Highway? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Transportation&Highway? Subjects-Reference-General? Committee on Fisheries Sub-Committee on Fish Trade Report (7th Session 22-25 March 2000) Food & Agriculture Org? Food and Agriculture Organization of the United Nations? Food&AgricultureOrg? FoodandAgricultureOrganizationoftheUnitedNations? ユーズドブック(洋書)-Engineering ユーズドブック(洋書)-Outdoors&Nature Subjects-Engineering-Reference? Subjects-Outdoors&Nature-NaturalResources-Fisheries&Aquaculture? 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Eine technikhistorische Fotodokumentation Motorbuch Verlag? Peter Kirchberg? MotorbuchVerlag? PeterKirchberg? ユーズドブック(洋書)-Engineering Subjects-Engineering-General? Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-German? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Waffe und Waffengebrauch im Zeitalter der Landsknechte Bernard U. Graefe Verlag? Georg Ortenburg? BernardU.GraefeVerlag? GeorgOrtenburg? ユーズドブック(洋書)-Engineering ユーズドブック(洋書)-History? Subjects-Engineering-SpecialTopics-MilitaryEngineering? Subjects-History-MilitaryScience? Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-German? Subjects-Professional&Technical-Engineering-SpecialTopics-MilitaryEngineering? Energie. Von der Staumauer zum Kernkraftwerk Baulino Verlag GmbH? Peter Mueller? BaulinoVerlagGmbH? PeterMueller? ユーズドブック(洋書)-Engineering Subjects-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-German? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-General? Proceedings of the Mrs International Meeting on Advanced Materials Biosensors Materials Research Society? Masao Doyama? Shigeyuki Somiya? Robert P. H. Chang? MaterialsResearchSociety? MasaoDoyama? ShigeyukiSomiya? RobertP.H.Chang? ユーズドブック(洋書)-Engineering Subjects-Engineering-Bioengineering-BiomedicalEngineering? Subjects-Engineering-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Bioengineering-BiomedicalEngineering? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Science-General Advanced Composites A Profile of the International Advanced Composites Industry Elsevier Science Ltd? A. Fletcher? ElsevierScienceLtd? A.Fletcher? ユーズドブック(洋書)-Computers&Internet? ユーズドブック(洋書)-Engineering Substores-UnknownASINs-39? Subjects-Business&Investing-Biographies&Primers-PopularEconomics? Subjects-Business&Investing-Industries&Professions-High-Tech? Subjects-Business&Investing-Marketing&Sales-Marketing-Research? Subjects-Computers&Internet-Business&Culture-ComputerIndustry? 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BernardU.GraefeVerlag? RolfBesser? ユーズドブック(洋書)-Engineering Subjects-Engineering-General? Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-German? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Diseno Con Luz En Espacios P Mcgraw-Hill Spanish? Janet Turner? Mcgraw-HillSpanish? JanetTurner? ユーズドブック(洋書)-Engineering ユーズドブック(洋書)-Home&Garden? Subjects-Arts&Photography-Architecture-General? Subjects-Arts&Photography-Architecture-InteriorDesign-General? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-ElectricityPrinciples? Subjects-Home&Garden-InteriorDesign-General? Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-Spanish? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-ElectricityPrinciples? Subjects-Professional&Technical-Architecture-General? Subjects-Professional&Technical-Architecture-InteriorDesign-General? Calatrava Bridges Birkhauser (Architectural)? Kenneth Frampton? Anthony C. Webster? Anthony Tischhauser? Birkhauser(Architectural)? KennethFrampton? AnthonyC.Webster? 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Deutsch- Englisch/ Englisch- Deutsch Bauverlag BV GmbH? Herbert Bucksch? BauverlagBVGmbH? HerbertBucksch? ユーズドブック(洋書)-Engineering Subjects-Engineering-Civil-General? Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-German? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-General? Workshop Drawing (Workshop Practice S) Special Interest Model Books? Tubal Cain? SpecialInterestModelBooks? TubalCain? ユーズドブック(洋書)-Engineering ユーズドブック(洋書)-Home&Garden? Substores-UnknownASINs-38? Subjects-Engineering-Reference? Subjects-Home&Garden-Crafts&Hobbies-Models? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Reference? Hydraulic Maintenance Technology Parker Hannifin Corp? Parker Hannifin Corporation? ParkerHannifinCorp? ParkerHannifinCorporation? ユーズドブック(洋書)-Engineering Substores-UnknownASINs-35 Subjects-Engineering-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Science-General Radiation Heat Transfer (Htd, Vol 49) Amer Society of Mechanical? B.J. Armaly? AmerSocietyofMechanical? B.J.Armaly? ユーズドブック(洋書)-Engineering Subjects-Engineering-Aerospace-HeatTransfer? Subjects-Engineering-Energy-HeatEngineering&Transfer? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Aerospace-HeatTransfer? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Energy-HeatEngineering&Transfer? Duftatlas IV. Lexikon Duftbausteine R. Gloess, Hmb.? Lothar F. Kuemper? Karl-Heinz. Schmid? R.Gloess,Hmb.? LotharF.Kuemper? Karl-Heinz.Schmid? ユーズドブック(洋書)-Engineering Subjects-Engineering-Chemical-General? Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-German? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Chemical-General? Subjects-Science-Chemistry-ChemicalEngineering? Guia Practica de Electricidad y Electronica Cultural? Cultural? ユーズドブック(洋書)-Engineering Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-ElectricityPrinciples? Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-Spanish? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-ElectricityPrinciples? Design of Electrohydraulic Systems for Industrial Motion Control Parker Hannifin Corp? ParkerHannifinCorp? ユーズドブック(洋書)-Engineering Substores-UnknownASINs-35 Subjects-Engineering-Civil-Hydrology? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Hydrology? Introduction to Quality Engineering Designing Quality into Products and Processes Quality Resources? Genichi Taguchi? QualityResources? GenichiTaguchi? ユーズドブック(洋書)-Engineering Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-QualityControl? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-QualityControl? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Science-General ByPublisher-McGraw-Hill-McGraw-HillEngineeringStore-QualityEngineering-Manufacturing? Feuer schwarz. Eine Deutsche Feuerwehrgeschichte am Beispiel Heidelbergs Wunderhorn? Martin Langner? Wunderhorn? MartinLangner? ユーズドブック(洋書)-Engineering ユーズドブック(洋書)-History? Subjects-Engineering-Civil-Construction-BuildingConstruction? Subjects-History-Europe-Germany-General? Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-German? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Construction-BuildingConstruction? David Brown Tractors, 1965-88 (Nostalgia Road Farm Classics) Trans-Pennine Publishing Ltd? Anthony J. Heath? Trans-PenninePublishingLtd? AnthonyJ.Heath? ユーズドブック(洋書)-Engineering Subjects-Engineering-SpecialTopics-AgriculturalEngineering? Subjects-Engineering-Automotive? Subjects-Nonfiction-Automotive-General? Subjects-Nonfiction-Automotive-ClassicCars? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Automotive? Subjects-Professional&Technical-Engineering-SpecialTopics-AgriculturalEngineering? Atlas of Ecology and Environment in the Three Gorges Area of the Ghanjiang River Science Pr? Sun (FWD) Honglie? Yao Suihan? Han Apping? Peng Shengchao? SciencePr? Sun(FWD)Honglie? YaoSuihan? HanApping? 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Proceedings of the Symposium on Contamination Control and Defect Reduction in Semiconductor Manufacturing III (Proceedings (Electrochemical Society), V. 94-9.) Electrochemical Society? Symposium on Contamination Control and Defect Reduction in semiconduct? Dennis N. Schmidt? Electrochemical Society Electronics Division? ElectrochemicalSociety? SymposiumonContaminationControlandDefectReductioninsemiconduct? DennisN.Schmidt? ElectrochemicalSocietyElectronicsDivision? ユーズドブック(洋書)-Engineering Subjects-Engineering? Subjects-Professional&Technical-Engineering? Subjects-Reference-General? Processing of Synthetic Aperture Radar Images (Digital Signal and Image Processing) Hermes Science Pubns? Henri Maitre? HermesSciencePubns? HenriMaitre? ユーズドブック(洋書)-Computers&Internet? ユーズドブック(洋書)-Engineering Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-Circuitry-Communication&SignalProcessing? Subjects-Engineering-ComputerTechnology-ImagingSystems? Subjects-Literature&Fiction-Books&Reading-OnlineBooks? 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